映画『ブラックフォン 2』主人公を4年ぶりに演じるメイソン・テムズが“生き残る重み”を語る特別映像公開
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『ブラックフォン 2』より (C)2025 Universal Studios. All Rights Reserved.
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ブラムハウス製作の映画『ブラックフォン 2』が11月21日(金)より公開される。この度、フィニー役のメイソン・テムズが“生き残る重み”を語る特別映像が到着した。
2022年に公開された前作『ブラック・フォン』は、断線した黒電話に届く「死者からのメッセージ」を頼りに、監禁された少年フィニーが連続殺人鬼からの脱出を試みるという斬新な設定で注目を集めた。その続編となる本作は、トラウマの連鎖とその克服を軸にし、17歳になったフィニーと妹グウェン(マデリーン・マックグロウ)の新たな物語を描く。


公開された映像は、連続殺人鬼グラバー(イーサン・ホーク)の不気味な声とともに、4年前の13歳だったフィニーと、怒りをこらえる表情の17歳になったフィニーが交互に映し出される。テムズが「監禁された体験で心を閉ざしている」と語るように、フィニーは前作での監禁事件がトラウマとなり、苦悩の中で生きていた。内気だった少年時代は姿を消し、「グラバーを殺った? 本当か証明しろ」と絡んで来る周囲に対して、「黙らせてやる」と語るフィニー。前作で彼を鼓舞した親友ロビン(ミゲル・モラ)から学んだ「そんな輩には流血は多い方が効果的」という教えに従っている。
そんな日々も黒電話への着信で一変する。テムズが「ひとりになりたいのに、あの世からグラバーの電話が掛かってきた」と語るように、「死は終わりでない」と囁きながら、前作でフィニーとの死闘によって地獄へ葬られたグラバーが闇から登場。“死者”となり地獄の淵から発信するグラバーに、成長したフィニーはどのように立ち向かうのか……。

脚本・製作のC・ロバート・カーギルは「フィニーは、かつて父がそうしたように、過去の痛みを麻痺させて生きている。僕らは“トラウマは家族の中でどう連鎖するのか?”、“その循環は断ち切れるのか?”を描きたかった」と語り、前作で妻を失った悲しみをアルコールで麻痺させて子どもたちを恐怖で支配していた父の姿が、本作の思春期を迎えたフィニーに影響を与えていることを明かす。
テムズは「今回のフィニーは、もう前作のときの彼とは違う。怒りをずっと心の中に溜め込んでいて、少年期の“内気な子”じゃない。前の映画でも十分に複雑なキャラだったけど、今回はさらに深い」と、キャラクターの変化について説明。「PTSDの症状が出そうになると、すぐに周囲をシャットアウトする。そんな精神状態の中この映画は“もう一度グラバーと対峙できるのか、それとも逃げ続けるのか”という話になっていく。スコットともたくさん話して、映画の始まりでどんな状態なのか、何を隠しているのか、どこで殻を破るのかを一緒に探っていったよ。すごくチャレンジングだった」と、役作りの苦労を語った。
スコット・デリクソン監督も「メイソンは本当に特別な俳優」と、テムズの演技を絶賛。前作では内気な少年として描かれたフィニーが、「グラバーの記憶」で刻まれたトラウマの中で葛藤する高校生へと成長する姿を、子役だったテムズが実年齢と同じく4年の経過でより深みを増した演技で表現している。
映画『ブラックフォン 2』特別映像
<作品情報>
『ブラックフォン 2』
11月21日(金)公開
公式サイト:
https://www.universalpictures.jp/micro/blackphone2
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