【サッカー日本代表】ブラジル戦での躍動にも、DF鈴木淳之介「まだ1試合いいプレーをしただけ」
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鈴木淳之介 (C)スエイシナオヨシ
11月12日・JFA夢フィールドにて『キリンチャレンジカップ2025』に向けて準備を進めるサッカー日本代表。トレーニング後、DF鈴木淳之介がメディア対応を行い、出色のパフォーマンスを見せたブラジル戦を振り返った。
「ああいうチームは一瞬の隙を突いてくる。いい経験と言うか、もっと集中して取り組まないといけない。ボールを持ったところは通用したと思うし、1対1のところはもっともっと厳しくいかないといけない」
鈴木は10月の代表シリーズ後もFCコペンハーゲン(デンマーク)の一員として、『UEFAチャンピオンズリーグ』でボルシア・ドルトムント(ドイツ)、トッテナム(イングランド)と対戦するなど経験を積んでいる。
「自分の中でひとつ基準ができたので、通用するところ、通用しないところがあったけど、チームに貢献できているのかなと思う。スピードが違ったし、フィジカル的なところは上には上がいる。(スピードやフィジカルは)急に変わるものではないけど、早く追いつきたい」
次の相手はフィジカルに秀でたガーナ代表である。
「フィジカル的なチームだと思うので、そういうチームとやるのも楽しみだし、しっかり負けないようにやりたい。前を向かせずにディフェンスするのが大事」
岐阜県出身であり、幼少期に名古屋グランパスファンであった鈴木にとって、豊田スタジアムでのゲームは特別な意味を持つ。
「本当に豊田スタジアムでやるのは楽しみ。Jリーグ時代に一度もピッチに立てなかったけど、代表として帰って来れるというのは、(小さい時に)グランパスを応援していた身としては本当にうれしいし、楽しみにしている。
湘南(ベルマーレ)の人たちに見せるのは代表の舞台しかないので、しっかり成長しているところを見せたい」
ボランチからCBにコンバートがスムーズにいった理由、右SBも難なくこなせる理由を本人はこう分析する。
「SBと3バックのCBではだいぶ違うけど、どちらでも持ち味は出ると思う。変わらずできているとも思う。
前向きでボールを持った時に持ち味が出るタイプ。そういった面でCBの方が前向きでボールを持てるし、ボランチは広大なスペースを守らないといけない。後ろは対人が多くなってくるので、後ろに下がって自分の持ち味が生きているのかなと思う」
今後代表に定着するために鈴木は一貫したパフォーマンスの重要性を説いた。
「まだ1試合いいプレーをしただけ。ひとつ自分の中でいいキッカケになったので、(『W杯』メンバー発表までの)あと4試合、しっかり継続してやっていきたい」
『キリンチャレンジカップ2025』日本代表×ガーナ代表は11月14日(金)・豊田スタジアム、ボリビア代表戦は18日(火)・国立競技場にてキックオフ。ガーナ戦のチケットは予定枚数終了、ボリビア戦のチケットは発売中。2試合ともTBS系列にて全国生中継。
チケットJFA
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