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ムロツヨシ×佐藤二朗×福田雄一監督が本音を明かす 映画『新解釈・幕末伝』トーク映像「ボクらの喜劇」公開

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(C)2025 映画「新解釈・幕末伝」製作委員会

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映画『新解釈・幕末伝』が12月19日(金)より公開される。この度、ダブル主演を務めるムロツヨシと佐藤二朗、そして福田雄一監督によるトーク映像「ボクらの喜劇」が到着した。

「ペリー来航」「尊王攘夷」「新撰組」「薩長同盟」など、誰もが一度は目や耳にしたことはあるが、全体像を説明するのは難しい幕末という時代を、福田監督が“新たな解釈”で実写映画化した本作。革命の志士・坂本龍馬役をムロ、幕末の英雄・西郷隆盛役を佐藤が演じる。

公開された映像では、数々の作品を共にしてきた彼らがこれまでを振り返りながら、普段あまり語ることのない喜劇役者としての熱い思いを、時に真剣に、時に笑いを交えながら明かしている。親交は深いものの、「プライベートでの交流は一切ない」と口を揃える3人。「会うときは何か意味があるとき」(ムロ)、「僕もムロくんを誘うときは重大なお願いがあるときだし。二朗さんとは1回だけ寿司屋でご飯食べましたけど、その時は“舞台をやってくれないですか?”ってお願いしに行ったときだし」(福田)、「福田と知り合って10年以上になりますけど、福田とサシでご飯食べに行ったのはその1回だけ」(佐藤)と明かすなど、プライベートでは稀な交流ながらも、節目の瞬間で深く関わり合ってきた3人の関係性が垣間見える。

本作のテーマである“新解釈・幕末伝”については、「福田が解釈して福田が信じて疑わない“坂本龍馬ってこんな人だったんだ”っていうのが、ほとんどイコールムロツヨシだったんだよね」(佐藤)、「それがまずおかしいんですけどね。“まあまあまあ”って言う人? セリフにもなっていますけど、“まあまあまあ”はどっちにも使いますからね。険悪なときも“まあまあまあ”、いいときも“まあまあまあ、このままいきましょう! このまま!”って(笑)。“まあまあまあ”をよく言ってるみたいです、私が」(ムロ)、「僕の解釈では坂本龍馬ってコミュ力だけで生きていた人間だと思っているので」(福田)と語るなど、“新解釈”で描かれる本作ならではの役柄について言及した。

喜劇に対しての想いを聞かれると、「ずっとこのふたりと一緒にいて思うのは、アホみたいに笑いを真剣にやってるなということ。僕もそうですけどね。当たり前ですけど人を笑わすのってものすごく難しいから、それこそ鉄をも溶かすような熱量がなきゃできないことなんです。その熱量がこの作品にはちゃんと出ているなと思いました」(佐藤)、「その熱量を隠すことが一番かっこいいとは思うんですが、今回は隠しきれなかったシーンがたくさんありますね。それこそ汗ですね(笑)」(ムロ)、「今回は初めてそこを隠さずに言っていこうという覚悟でやりました。今までは絶対言わなかった! “だいぶ適当にやってま~す”っていうのが僕のカラーでしたから。“この笑いってこんなにこだわられてやられてるんだ~”は何も必要がないんです。でも今回はいわゆる僕がずっとやってきたギャグコメディでは全くない。一生懸命何かを頑張ってるやつが結果的に一番面白いし、結果的に笑えるといういわゆる“喜劇”だから、“ちゃんと汗をかいてがんばりました”は絶対に言っていきたいなと思っています」(福田)と、これまで明かすことのなかった作品の裏側にある熱量、喜劇に対する真摯な姿勢、そして深い覚悟について力強く語った。

また、喜劇役者たちの“本気”を捉えた場面カットも公開。龍馬と西郷が日本の夜明けを目指して語り合う真剣な眼差しから、龍馬と西郷、そして桂小五郎(山田孝之)の3人による「薩長同盟」のシーンなど、緊張感の伝わるものとなっている。

映画『新解釈・幕末伝』トーク映像「ボクらの喜劇」

<作品情報>
『新解釈・幕末伝』

12月19日(金)公開

『新解釈・幕末伝』メインカット

公式サイト:
https://new-bakumatsu.jp/

(C)2025 映画「新解釈・幕末伝」製作委員会