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映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』で描かれる、“ロックの英雄”を支えた友情のドラマ

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『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』 (C)2025 20th Century Studios

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映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が公開されている。本作はブルース・スプリングスティーンが主人公の作品だが、鑑賞すると彼と“親友”のドラマに心を打たれるはずだ。

本作は、シンガーソングライターのブルース・スプリングスティーンの若き日を描いた作品だが、いわゆる“伝記映画”ではない。描かれるのは彼の人生の数年で、彼があえてスポットライトから距離を置き、ひとりで自身の過去に向き合い、楽曲を完成させようと苦闘する姿が描かれる。

当時のブルースは疾走感のあるロックで一躍人気を集め、アルバムは大ヒット。ツアーも大規模化していたが、ブルースは自身の表現を追求し続け、1982年にアルバム『ネブラスカ (Nebraska)』を発表する。現在は多くのファンに愛され、名盤と呼ばれるアルバムだが、それまでの彼の楽曲とはまったく異なる内容だった。

売れ行きだけを考えるレコード会社は当然、前と同じようなアルバムを欲しがっている。大スターになり、彼にかかる期待/プレッシャーは大きかったが、彼には最強にして最高の味方がいた。

ジョン・ランダウを演じたのはジェレミー・ストロング(右)

「この映画の核心にあるのは、50年にわたって男同士が築いた愛の物語です」と本作を手がけたスコット・クーパー監督は語る。ブルースと長年にわたって行動してきた家族以上のパートナーが、マネージャーのジョン・ランダウだ。

ブルースの才能に衝撃を受けたランダウは以降、ブルースの楽曲とステージを守り、映像制作を主導し(友人の映画監督ブライアン・デ・パルマにブルースの映像を撮らせたのもランダウの功績だ)、現在にいたるまでブルースの活動をサポートしている。

クーパー監督は「ジョンはブルースの人生において、マネージャー、相談相手、セラピスト、親友、父親代わりのような様々な役割を担ってきました。だからこそ、ふたりの絆は男同士が築き得る最も深い友情なのです」と語る。

本作で観客は、世界的スターのドラマを観に映画館に来て、予想もしていなかった“最高の友情ドラマ”を目撃することになる。

<作品情報>
『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』

公開中

公式サイト:
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/springsteen

(C)2025 20th Century Studios

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