森田望智が死ぬ気で取り組んだ格闘技のシーンも　映画『ナイトフラワー』メイキング映像公開

北川景子が主演を務める映画『ナイトフラワー』が、11月28日(金)に公開される。この度、主人公・永島夏希（北川）のボディーガードとなる格闘家・芳井多摩恵役を演じた森田望智のメイキング映像が到着した。

『ナイトフラワー』は、『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた内田英治監督が原案・脚本・監督を手がけた最新作。内田監督自ら『ミッドナイトスワン』に続く“真夜中シリーズ”と銘打つ本作は、借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親が、ふたりの子どもの夢を叶えるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていくヒューマンサスペンスだ。

公開されたメイキング映像では、暖かな日差しが降り注ぐ公園で、夏希と多摩恵、そして夏希の娘の小春と息子の小太郎が、本物の家族のように過ごすシーンの撮影風景が収められている。借金取りに追われながら東京へ逃げてきた夏希とその子どもたち、そして夏希のボディーガードとしてシスターフッドを繰り広げる多摩恵の、束の間の幸せな休日の一コマで、「だるまさんがころんだ」の撮影に全力で取り組む4人の楽しそうな様子がうかがえる。

エキストラを300人投入し、最も大規模かつハードなファイトシーンとなったクライマックスの“ウォーリアーズ戦”の映像も収められている。森田は本作のために半年以上格闘技の特訓を積み、徹底的な食事管理で筋肉を増量。丁寧に格闘シーンの手順を確認する姿や、撮影前の挨拶でいつもの優しい声で「頑張りますのでよろしくお願いします」と言うも、いざ本番のゴングが鳴ると別人のように相手に挑みかかり、獣のように戦う多摩恵を熱演する様子が映し出されている。そんな森田をねぎらうように、北川もリングに上がり、そっと寄り添う姿も印象的だ。

さらに、オールアップとなり、大きな拍手で紹介された森田が監督から花束を渡され、思わず涙ぐむ様子も収録。森田は「格闘技（選手を演じて）で戦う気持ちが全然分からなかったのですが、死ぬ気でやっていると“生きてる感じ”がして、多摩恵はこれが味わいたくてやっていたのかなあ、としみじみ思いました」と、自身が演じた不幸な生い立ちの多摩恵に想いを馳せた。

映画『ナイトフラワー』メイキング映像（森田望智編）

＜作品情報＞
映画『ナイトフラワー』

11月28日(金)公開

公式サイト：
https://movies.shochiku.co.jp/nightflower

(C)2025「ナイトフラワー」製作委員会

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