『ブラックフォン 2』イーサン・ホーク演じる連続殺人鬼グラバーの登場シーン公開
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『ブラックフォン 2』 (C)2025 Universal Studios. All Rights Reserved. (C)Jasmine Archie (C)Universal Pictures and Blumhouse
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すべて見る11月21日(金)に公開される映画『ブラックフォン 2』より、イーサン・ホーク扮する連続殺人鬼グラバーが登場する本編映像が公開された。
本作は、『M3GAN/ミーガン』や『ハッピー・デス・デイ』で知られるブラムハウスと、『ドクター・ストレンジ』や『エミリー・ローズ』などを手がけたスコット・デリクソン監督がタッグを組んだホラー映画『ブラック・フォン』の続編。最新作では、地獄に葬ったはずのグラバーが死者となり無敵の悪として、再び主人公フィニー(メイソン・テムズ)とその妹グウェン(マデリーン・マックグロウ)の前に姿を現す。
公開されたのは、おぞましい形相の凍てついたマスクをつけ、斧を構えた連続殺人鬼グラバーが厨房でグウェンに詰め寄る、彼女の夢の世界にグラバーが初めて現れるシーン。むき出しの悪意を込めて斧を振り下ろし、執拗にグウェンへ襲い掛かるグラバー。
グウェンが必死に抵抗するなか、共にウィンターキャンプを訪れた友人アーネスト(ミゲル・モラ)たちが飛び込んでくる。しかし彼らの目に映るのは、首を絞められているかのような呻き声をあげながら、ひとり床に転がるグウェンと、何もないところで揺れる照明。異様な光景に固まるアーネストたちにグラバーが気づくと、グウェンを壁に向けて激しく投げつけるのだった。

脚本・製作のC・ロバート・カーギルは、「現世では人が死ぬと、その人間を形づくっていた“余計な部分”が消えていく。残るのは、もっとも強い核だ」と語り、「地下室の少年たちにとってそれは“恐怖”だった。フィニーの友人ロビンにとっては“道徳心”だった。だがグラバーの場合、それは“純粋な怒り”だ。彼は最後に自分の弟を殺したが、その罪を受け入れずフィニーのせいにした。その憎悪こそが彼を死後の世界へと導いた」と、グラバーが再び兄妹の前に舞い戻った理由を掘り下げた。
そして、グラバーの姿を“怒りと残虐性そのもの”と言い、「彼が求めているのは復讐だけではない。フィニーの愛する家族、妹グウェンを苦しめ、彼自身にも地獄を味わわせたい。その思いが“グラバー”という怪物を構成していたすべての要素を、さらに増幅させている」と、続編で深化する邪悪さの正体を説明した。

スコット・デリクソン監督もまた、ホークが続編で演じたグラバーについて「復讐に囚われた怨霊を演じている。ジャンルとしては定番だが、復讐霊が“語る”姿が描かれることはほとんどない」と語り、「私は彼の動機や過去を探りたかった。なぜ彼は現れたのか? 第1作で描かれなかった何を知ることができるのか? そこに興味があった」と、本作で描きたかったことを語った。
『ブラックフォン 2』本編映像(”無敵の悪”と化したグラバー)
<作品情報>
『ブラックフォン 2』
11月21日(金)公開
公式サイト:
https://www.universalpictures.jp/micro/blackphone2
(C)2025 Universal Studios. All Rights Reserved.
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