新鮮な組み合わせでキュートなコメディを。ゴジゲン『きみがすきな日と』11月26日より
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『きみが好きな日と』稽古より
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すべて見るゴジゲンの新作本公演『きみがすきな日と』が2025年11月26日(水)より12月7日(日)まで、東京・下北沢 ザ・スズナリにて上演される。2006年の旗揚げから17年を重ねてきた劇団の、今回で第20回となる節目の公演だ。
舞台は寂れた商店街。近くに大型ショッピングモールの建設計画がある。商店街の存続自体が危うい中、この先続けられるかわからない地元のお祭りで、人形劇を上演する団体の人間模様を描く。
主宰で作・演出を担当する松居大悟は「ここ数年、おそらく次が最後になるのでは、と挑んできました。それでも楽しみに待っている方々や自分たちのために劇団に縋りついてきて。そんな泥船のなか、東迎(劇団員の東迎昂史郎)が改名したいと言って SNS の荒波をかけずり回り、9月30日、東迎と善雄(善雄)の誕生日に改名を果たしました。アイツの手には大きなオールがある」とコメント。
人間の不器用さを愛おしむ眼差しで描き出し、テンポの良いやり取りが笑いを生むシチュエーションコメディを紡いできたゴジゲン。2011年から3年間の活動休止を経て、以降は1〜2年に1作ペースでコンスタントに活動を続けている。しかしどうやら、当人たちは常に最後を意識しながら上演を続けてきたらしい。今回の物語は、そんな自分たちとどこか重なる部分を持つのかもしれない。けれど、東迎も「うぇるとん東」になり、新たな気持ちで今作に取り組むことだろう。

2014年の再始動以降、基本的には劇団員6人と、客演に男性の俳優を1,2名加える体制で作品を作ってきた彼ら。しかし今回は女性ふたりが客演として参加。今年4月にゴジゲンと万能グローブ ガラパゴスダイナモスが劇団同士でタッグを組んで『見上げんな!』を上演した際にも出演していた多田香織(ひなた旅行舎)と、松居が監督を務める映画の大半に出演している常連俳優の大関れいか。大関は今作が初舞台となるそう。新鮮な組み合わせで描かれる“キュートなコメディ”に期待が高まる。
<公演情報>
ゴジゲン第20回公演『きみがすきな日と』
作・演出:松居大悟
出演:うぇるとん東 松居大悟 本折最強さとし 善雄善雄 多田香織 大関れいか
2025年11月26日(水)~12月7日(日)
会場:東京・ザ・スズナリ
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/gojigen/
公式サイト:
http://5-jigen.com/
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