スタジオジブリ『もののけ姫』がスーパー歌舞伎に! アシタカ役は市川團子、サン役は中村壱太郎
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すべて見るスタジオジブリの宮﨑駿が原作・脚本・監督を手がけた映画『もののけ姫』が、歌舞伎の伝統と現代的なスペクタクルを融合させたダイナミックな演出で魅了するスーパー歌舞伎として、2026年7月から8月に東京・新橋演舞場で上演される。
原作となる映画『もののけ姫』は、壮大な自然と人間の物語を描いた作品。当時の日本映画の歴史を塗り替えるヒットを記録し、アニメーション作品として初めて日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞するなど、国内外から高い評価を受けた。2025年10月から開始された4Kデジタルリマスター上映も大きな評判を呼んでいる。アシタカとサン、タタラ場に生きる人々と森に棲む神々、それぞれの運命が絡み合い、人間と自然の壮絶な衝突と共生への願いを描き出す『もののけ姫』が、スーパー歌舞伎として新たな歴史を刻む。
スーパー歌舞伎では、呪いをかけられた少年・アシタカを市川團子、山犬に育てられた少女・サンを中村壱太郎がそれぞれ演じる。團子は「祖父が亡くなった連絡を受け聴いた曲が『もののけ姫』の「アシタカせっ記」でした。悲しみの中で“希望”を貰ったことを今でも鮮明に覚えています。まだこのお話をいただく前のことで、何か運命的なものを感じてなりません」とコメント。さらに「スーパー歌舞伎は、祖父が歌舞伎の未来を見据え、今に生きる瑞々しくエネルギーに満ちた歌舞伎を目指し創られたものです。その観点からも『もののけ姫』をスーパー歌舞伎で上演することは、とても意義があることだと感じています」と意気込みを寄せた。
一方、壱太郎は「『もののけ姫』は私が小学校の時に公開された作品、そのときは何となくの記憶ではありましたが、あらためて大人になってから作品を観て、何故かとても歌舞伎的な決め台詞の印象の残り方があると感じた思い出があります」と振り返っている。また「とても素敵な久石譲さんの音楽。この壮大で、誰もが知る作品を“スーパー歌舞伎でやってよかった!”と思える、未来につながる作品の幕開けにしたいと思います!」と熱い想いを明かした。
■アシタカ役:市川團子 コメント全文
祖父が亡くなった連絡を受け聴いた曲が『もののけ姫』の「アシタカせっ記」でした。
悲しみの中で「希望」を貰ったことを今でも鮮明に覚えています。
まだこのお話をいただく前のことで、何か運命的なものを感じてなりません。
スーパー歌舞伎は、祖父が歌舞伎の未来を見据え、今に生きる瑞々しくエネルギーに満ちた歌舞伎を目指し創られたものです。
その観点からも『もののけ姫』をスーパー歌舞伎で上演することは、とても意義があることだと感じています。
歌舞伎ファンの方には勿論、ジブリファンの方にも納得していただき、何よりも皆様に楽しんでもらえる作品になるよう、私も曇りなき眼で『もののけ姫』に挑みたいと思います。
■サン役:中村壱太郎 コメント全文
スーパー歌舞伎『もののけ姫』が来年上演されること、今からとても緊張と興奮を強く感じております。
『もののけ姫』は私が小学校の時に公開された作品、そのときは何となくの記憶ではありましたが、あらためて大人になってから作品を観て、何故かとても歌舞伎的な決め台詞の印象の残り方があると感じた思い出があります。
そしてとても素敵な久石譲さんの音楽。この壮大で、誰もが知る作品を「スーパー歌舞伎でやってよかった!」と思える、未来につながる作品の幕開けにしたいと思います!
<公演情報>
スーパー歌舞伎『もののけ姫』
原作:宮﨑駿
オリジナル音楽:久石譲
脚本:丹羽圭子 戸部和久
演出:横内謙介
【キャスト】
アシタカ:市川團子
サン:中村壱太郎
2026年7月~8月
会場:東京・新橋演舞場
公式サイト:
https://mononoke-kabuki.jp/
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