THE RAMPAGE・ RIKUの2025年を支えた存在「普通に推し活しています(笑)」
音楽
インタビュー
(撮影/米玉利朋子)
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音楽活動だけでなく映画やドラマ、そして舞台、プロレスやユニット活動……と、グループとしての活動だけでなく、個人活動にも精力的なTHE RAMPAGE 。
グループを支える3ボーカルのひとりであるRIKUは2025年、ミュージカルと朗読劇3作品に出演。それに加えて、THE RAMPAGE OFFICIAL FAN CLUB EVENT 2025『RIKUのMUSIC TIMES vol.1』を開催するなど個人としても多忙な1年を過ごしていた。
そんなRIKUが今抱えている決意を楽曲に乗せた新曲『This is me 〜約束の詩〜』を11月21日にデジタルにて、11月25日にミュージックカードにてリリースした。さらにソロで初のBillboard Liveでの公演も開催中。それぞれへの思いや、2025年を振り返って、今思うことをたっぷりと語ってもらった。
音楽に乗せたい思いを、手紙に書くように作り上げていった

――11月21日にリリースされた楽曲『This is me 〜約束の詩〜』は、バラードソングでありながら、力強さを感じる歌詞が印象的だなと感じました。
応援してくださる皆さまへの決意表明、自分自身に対する「一人のアーティストとしても、しっかり形にしていくぞ」という約束を込めています。具体的には、日々生きていく中で、良いことも悪いこともあるけれど、実は一歩離れてみるとどれも自分を彩る大切な1つのピースだから、それも踏まえて生きていくのがいいんじゃないかってことをメッセージに込めました。
――どのように楽曲制作を進めたのでしょうか?
自分が今、一番歌いたい内容やジャンルを優先しようと思い、『Can't Say Goodbye』をはじめTHE RAMPAGEとしても長い期間お世話になっている和田昌哉さんに相談させていただきました。まず、自分が音楽に乗せたい思いを手紙のように書いて和田さんに送って、歌詞に落とし込んでいただきました。曲調も僕がリファレンスとして送ったものからイメージを組み取っていただいて、今回の形になりました。
――すごく贅沢な作り方ですね。
贅沢させていただきました。僕の音楽的な好みやパーソナリティを理解してくださっている信頼関係のある和田さんだからこそ、このスピード感で、この楽曲制作を実現できたと思っています。

“This is me”であり“This is LIKIYA”なひととき

――“This is me”というタイトルにかけて、これぞ自分だなと思う瞬間を教えてください。
今年は全国ツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025 “PRIMAL SPIDER”』で各地での公演後、サウナに行っていたときが、“This is me”だなと思っていましたね。
――そんなに巡ったんですか!?
ごはんよりもサウナを優先させていました。その土地の聖地と言われるサウナに行きたくて、サウナ好きのマネージャーを誘って、大抵2人で(笑)。ただ、現地でかなりの確立でLIKIYAさんに遭遇していたので、これは“This is me”であり“This is LIKIYA”だなとも思いますね(笑)。打ち合わせなしで遭遇しますから。
――それはすごいですね(笑)。楽曲資料に人間らしさを描いた楽曲と説明されていたのも気になりました。RIKUさんが自分に対して“人間らしいな”と感じる瞬間は?
わりといつも思っています。決して偉そうな意味ではなく、僕らの職業って特殊に見られがちではあるんですけど、それ以前に一人の人間なので……。差し入れで届いたジャンクフードとか、牛丼チェーン店のチーズ牛丼「めっちゃおいしい!」と思うし。
――そうなんですか!? 良い意味でイメージとギャップがありました。
基本的に自由人なので。たまに大人の方々に注意されるぐらいに……。あ、でも、大人の方々から注意される時も、内心「あー今、人間してるな」って思います。注意を受けながら「そんなに迷惑かけていないのにな」って思っちゃう部分も含めて(笑)。

――内心では「そんなに迷惑かけていないのにな」って思いながらもストレスとして溜め込むのではなく、正直に言ってしまうのがRIKUさんの良さだなと感じました。ストレスの発散はどのように行なっていますか?
格闘技をしに行ってサンドバッグを殴って蹴っ飛ばしたり、あとは先ほどと重なっちゃいますけどサウナですね。サウナはデジタルデトックスにもなるし、その時間は何も考えないって決めているので。生まれたままの姿で、ただただ星空を見上げる時間は小まめに作るようにしています。あとはやっぱり食です。食べることは生きることだと思っているので、体づくりをしながらも、本当にどうしても食べたい時にはお菓子もアイスクリームも食べちゃいますね。「今日これだけ食ったから、明日は制限して取り返せたらいいや」って上手く切り替えるようにしています。

Billboard Liveでの公演に「THE RAMPAGEのRIKUは1mmもいない」

――Billboard Liveでの公演を開催中ですが、どのようなテーマのステージですか?
『This is me 〜約束の詩〜』の楽曲につながるようなテーマの公演になっています。セットリストを組んだ後で、“生きる”こと“This is me”が表現されているなと思ったので、後付けなんですけどね。ただ、おそらくTHE RAMPAGEのRIKUは1mmもいなくて、一人の男の青山陸が存在しているようなライブになるかなと思っています。もしかしたら、見に来る方々はRIKUの姿形をしているものの「こんな人だった?」「誰?」って思うかもしれません。
――THE RAMPAGEのRIKUと青山陸の違い、気になります。
THE RAMPAGEのときのRIKUは、かっこつけていると思っています(笑)。あくまでもTHE RAMPAGEの楽曲の世界観を表現するためにも、行動規範としてTHE RAMPAGEがあるので。ただ、今回のBillboard Liveでは、そういったところを一切抜きにして、顔ぐっちゃぐちゃにして歌ってやろうと思っています。とにかくソウルで表現していくことで、きっとより人間くさいライブになると思うし、それがこのライブのあるべき姿だとすら僕は思っていますね。

――もしかしたら、ファンの方にとっても初めて見るRIKUさんになりそうですね。
そうですね。今回はただただ歌を届けるということに全集中したいと思っています。
――ちなみにセットリストは、どのような内容になっているのでしょうか?
Billboard Liveってドレスコードがあったり、お食事ができたり、お酒も飲めたりする環境ですし、今回はファンの方だけでなくBillboard会員の方々も来てくださるライブなので、中には僕のことを知らない方もいらっしゃると思うんです。そういう人たちが飲むのを忘れるくらいの歌を歌いたいと思って準備したので、2025年誰もが聴いたであろう曲や、僕よりもお兄さんお姉さんの方でも、逆に若い方でも絶対知ってる曲も入れています。それから、LDHの先輩へのリスペクトを込めての選曲も。とにかく盛りだくさんです!
2025年は音楽充、ランペ充な1年。メンバーを推し活も

――2025年も残り1ヶ月ほど。今年はRIKUさんにとって、どんな1年でしたか?
特にここ2〜3年はミュージカルや舞台での仕事のオファーもいただけるようになっているので、頂けるものは可能な限りやっていきたいと思っています。今年は舞台を3作品やらせていただいたんですけど、自分で「やる」って言ってみたものの、THE RAMPAGEとしてのライブと並行することもあって、そういうときは大変でしたね。肉体的にタフネスな期間もありました。
――たしかに体力的にも精神的にも大変そうですね。
そうは言いつつも、マネージャーさんに「この期間だけ、僕に時間をください」って言って、オフの期間や充電期間をいただくこともあったんですけどね。こういう時間を作りたいと自分から言ったのは、実は今年が初めてだった気がします。今までは「いただいたお仕事は、なんでも受ける!」くらいの気持ちでいたのですが、今年はあくまでもTHE RAMPAGE、そしてRIKUにとってプラスになるかどうかを基準にお仕事をさせていただきました。THE RAMPAGEとしてもホールとアリーナで演出の異なるツアーを回らせていただけましたし、リア充ならぬ音楽充、ランぺ充していた年だったなと思います。

――良いバランスで活動ができ、かつランぺ充。素敵ですね!
まあ、僕だけが大変だとは言っていられませんからね。メンバーそれぞれTHE RAMPAGEの活動と並行して映画やドラマの撮影をしていたり、イベントをしていたり、MA55IVE THE RAMPAGEなんてめちゃくちゃ活動していましたから!そういうのを見ていたからこそ、自分もバタバタさせていただきましたが「大変、大変」って言ってられないなとは思っていましたね。
――メンバーの皆さんの活動って、刺激になるものでしょうか?
刺激になります! 特にメンバーの武知海青がプロレスラーとして活動しているので、会場に行ってタオルを掲げて、めっちゃ声を出して応援しています。普通に推し活しています(笑)。それから、MA55IVE THE RAMPAGEのツアーももちろん見に行きましたし、メンバーのドラマ、映画、興行はできる限りチェックするようにしていますね。それこそTHE RAMPAGEを背負って、それぞれの戦場で戦っている姿を肉眼で見て、直接聞いて、肌で感じると「頑張ろう!」って思えるんです。



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https://www.ldh.co.jp/management/riku/
撮影/米玉利朋子、取材・文/於ありさ
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