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GENERATIONS 挑戦の2025年を経て得たもの「これからも知らない僕たちに出会いたい」

音楽

インタビュー

ぴあ

(撮影/堺優史)

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2011年に結成され、2012年にメジャーデビューをしたGENERATIONSは、2024年より新体制となった。

順風満帆にキャリアを築いてきたかと思いきや、コロナ禍によるツアー中止や、メンバーの脱退などと激動の時期を過ごしたことでも知られている彼らに迫ったドキュメンタリー映画『GENERATIONS:The Documentary』が劇場公開を迎えた。

この映画の話を中心に、最新アルバム『6IX PIECE』や、2025年を振り返っての話など、最新の状況についてメンバー全員に聞いた。

『GENERATIONS:The Documentary』は「これからのための作品になる」

――みなさんに密着した様子が、ドキュメンタリーが映画として映画館で上映されると聞いたとき、どう思いましたか?

片寄涼太(以下、片寄) もともと映画化が決まっていたというよりは、松永(大司)監督自身、密着して撮影していく中で「これは映画にした方がいいよね」と思ってくれたようなんです。監督の力をお借りして、映画にしていただいたので、とても貴重な機会をいただけたのもすごくありがたかったですし、これからのための作品になるのかなと感じました。僕たちのリアルな部分を押さえてくださったからこそ、映画館で流せる映画のクオリティになったな、とも。

小森隼(以下、小森) 正直、僕らは(ドキュメンタリー映画は)作らないのかなと思っていたので、フィルムとしてのドキュメンタリーになるというのは、個人的には感慨深かったです。

――「12年の活動を経て、初めて語られる真実。」ともありましたが、メンバー間でも初めて知ったことはありましたか?

小森 12年間知らなかったことっていうのは、そこまで無かったんですけど、メンバーの脱退会見から2024年のライブまでの半年間に関しては、みんなで一丸となって突き進んでいた感覚があったからこそ、メンバー1人1人が「こんなこと思っていたんだ」とは思いました。一致団結していて、自ずと全員一緒の気持ちなんだろうなと思っていた部分もあったので、1人1人がそれぞれの考えを持っていて「こんなことを思って過ごしていたんだ」というのは同じメンバーとしても気づきがありましたね。たとえば今後どうしていくか一緒に会話していても実際それをどう捉えているかまでは分からない部分もあったりするので、そういう気づきは、すごくありました。

メンバー爆笑!映画の感想を聞いているとハプニングが

左から小森隼・片寄涼太

――もうすでに皆さん観られたと言うことで、感想をお伺いさせてください。

佐野玲於(以下、佐野) 松永監督の良さが出ているなと思いました。切り取り方にも、こういうところを切り取るんだという発見がありましたし、映画としてとても良いなと。

片寄 僕は、楽しいだけではない映画だなと思いました。思った以上にリアルが詰まっている……。

小森 僕は、楽しいだけではない映画だなと思いました。思った以上にリアルが……。

片寄 それは、僕がいま言ったことと一緒だな?

小森 (笑)。僕らにとっては日常だった1年間の出来事を、映画作品にすることで鋭利に見えたり、リアルがゆえにおぞましく見えたり、ドキッとするような瞬間がたくさんあったなと思いました。でも、僕たちが嘘偽りなく生きていた瞬間ではあるので、皆さんが思うままにキャッチしてもらえれば嬉しいです。

白濱亜嵐(以下、白濱) 本当に飾ることなく描いてくれた映画だなと感じました。本来だったら、隠すべきことかもしれないようなことも流れているので、ここまで描かれているのは単純にすごいことだなとも思いますし、ボーイズグループの裏側を描いたドキュメンタリーの1つとして、残っていけばいいなと思っています。

中務裕太(以下、中務) 内容的には、シリアルというか……。

一同 シリアル!?(笑)

小森 おい、それ、健康食品やないか! シリアルは牛乳入れる健康食品やないか!

中務 朝からオートミールを食べてるんで、頭の中がシリアルになっちゃって(笑)。普通に間違えた。

小森 めちゃくちゃ、おもろいやんけ!

片寄 奇跡で、ここまで笑い作れるのすごい。

中務 えっと……シリアスで、ファンの方が見ると胸が痛いようなシーンも多い映画かもしれないなと思いました。でも、それは僕たちからしたら、ネガティブなわけではなくて、もう前を向いて進んでいるっていう意味でもあるので、GENERATIONSの光と影が描かれているなと思いましたね。

数原龍友(以下、数原) いや〜そうですね、次の日の朝にシリアルを食べたくなるようなアメリカの子供向けの映画で……。

中務 違うって(笑)。

数原 もう時間が流れているので、だいぶ前向きな気持ちではあるんですけど、ああやって乗り越えたなということを思い返しました。それと同時にあの時の選択だとか、あの形でやっていこうというものが正解だったかどうかについて考え直させられる作品になったなとも思いました。

期待大のアルバム&ツアー

左から佐野玲於・中務裕太

――12月17日にはNEW ALBUM『6IX PIECE』をリリースする皆さん。今回のアルバムは、どのような1枚になっていますか?

中務 GENERATIONSの音楽性って幅広いなということを改めて気付かされる内容になっています。ROCKもJ-POPもR&Bもいろんなジャンルができるグループだなと。そんな強みが表現されているので「どんな色にでも染めますよ。染まりますよ」っていうのを表現したのが、新曲『PAINT』なのかなとも感じています。今のGENERATIONSの集大成となる1枚ができたなと思っています。

――新曲『PAINT』についても、教えてください。

白濱 ライブの中で見どころとなるような楽曲、めちゃくちゃダンサブルで、激しめな曲、デビュー3〜4年目くらいの時期に得意としていたような楽曲があった方がいいんじゃないかな、というのをみんなで話しあって生まれた楽曲です。ツアーで披露するとファンの皆さんが盛り上がってくれているので、今後もいろんなところで披露するだろうなと。なんか激しい=若いと思われがちなんですけど、どちらかというと風格のある激しさというか、オーラを感じるような曲なので、今だからこそ表現できる楽曲になっています。

――すでにツアーでも披露しているんですね。ツアー全体の手応えはどのように感じていますか?

白濱 ありがたいことに評判が良いんです。ファンの皆さんの盛り上がり的にも、関係者の方からのコメント的にも。昨年は“2.0”を掲げて、新体制1発目、とにかくやるぞっていうキックオフツアーみたいな部分もあったんですけど、今回は1つの挑戦みたいなものが詰まったツアーになっています。今までの自分たちのライブの作り方とは少し違う部分もあるので、エンタテインメントが持つ可能性を感じながら、僕たち自身楽しませていただいてますね。凝縮された6人の魅力を感じてもらうのにふさわしい内容になっています。

2025年を漢字1文字で表すと?

左から数原龍友・白濱亜嵐

――2025年もいよいよ残り1ヶ月。今年1年を一言でお願いします!

小森 一言で表せと言われると難しいんですけど、漢字1文字だったら“動”です。

片寄 え? 一言じゃなくて、一文字? そっちの方が難しくない?

――理由も教えてください。

小森 物理的に、ものすごく活動したなと。6ヶ月連続リリース「PRODUCE 6IX COLORS」も、表面的に見ると、1ヶ月に1回ですけど、準備段階とかイベント施策とかプロモーションだったりとかと合わせると、2週間に1回は新曲を作っているような感覚だったので。プロモーションもたくさんあったり、テレビに出たりして、たくさんの方に知ってもらうきっかけになったという意味では、グループの立ち位置も動いたと思うので、そんな1年だなって思います。

――そういう意味では6人でいた時間も多そうですね。

片寄 たしかに、新体制になってから、とにかく新しい曲が増えた1年でもあるので、2〜3年分ぐらいをぎゅっと1年に詰め込んだようなスピード感ではありました。

――他の皆さんはどうでしょう?

小森 “6IX PIECE”ということですから、漢字一欠片、一文字でお願いします!

片寄 えー? そうですね……。過ぎるの“過”で! もうあっという間に過ぎた1年でありましたし、自分でリミッターを外してやり過ぎた1年でした。

数原 “立”! とにかくステージに立ったなと。僕個人としては、ソロでもライブで全国を回っていたので、なんかもうずっと歌ってたなって、そんな印象ですね。

中務 えー“滾”る(たぎる)。人数が減ったグループって思われたくないからこそ、燃え滾っていたので!

白濱 “塗”れる(まみれる)! 音に塗れていました、いや〜まみったな……と。

片寄 まみったって言わないよ?

佐野 僕は漢字は一緒になっちゃうんですけど“塗”る(ぬる)です。「PRODUCE 6IX COLORS」だし、「PAINT」だし、それぞれのカラーに塗った1年だなと思っています。

――ありがとうございます!最後に2026年以降、どんな自分たちでありたいか、どなたか代表してお願いします。

中務 正直、13年やってたら、あらゆることをやり尽くした感じがするんです。でも、まだまだありますよ!自分たちの知らない自分たちに出会いに行きたいですね。“塗”れたいです!

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GENERATIONS  公式HP
https://m.tribe-m.jp/artist/index/37


撮影/堺優史、取材・文/於ありさ

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