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7年ぶりのコラボレーション! マームとジプシー×川上未映子『ウィステリアと三人の女たち』

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マームとジプシー×川上未映子『ウィステリアと三人の女たち』

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マームとジプシー×川上未映子『ウィステリアと三人の女たち』が12月26日(金)〜28日(日)に東京・新宿のLUMINE0で上演される。

ジャンルを飛び越え、さまざまなクリエイターとともに作品づくりを行ってきたマームとジプシー。中でも小説家・詩人の川上未映子との縁は深い。2013年に初めてコラボレーションを行って以来、2014年には『まえのひ』で7都市ツアー、2018年には『みえるわ』10都市ツアーと、多くの公演を重ねてきた。今回は実に7年ぶりの共同作業となる。その間に川上は『ヘヴン』が国際ブッカー賞最終候補、『すべて真夜中の恋人たち』が全米批評家協会賞最終ノミネート作品となり、『黄色い家』で読売文学賞を受賞した。マームとジプシー主宰で今作の上演台本と演出を手がける藤田貴大も、劇団の新たなあり方を模索したり、舞台『ねじまき鳥クロニクル』の脚本など外部の活動も広げてきた。互いが変化を遂げ、今作で再び集う。

『まえのひ』2016年公演より (C)三田村亮
『みえるわ』2018年ツアーより

老女がひとり住んでいた近所の屋敷の解体工事で、大きな藤の木が倒されるのを見た「わたし」。廃屋に侵入するのが趣味という若い女と出会ったことをきっかけに、ある日の深夜、屋敷の中に忍び込む。そして闇の中で「ウィステリア」と呼ばれた老女の生涯を幻視するーーという物語。言葉の力で運命に抗う女性たちの姿を描く。出演は青柳いづみ。

これまでは川上の詩をもとに共同作業を行っていた二組。今回は初めて短編小説を題材とする。川上の小説が舞台化されるのは、他の団体も含めて初めてのこと。マームとジプシーはどのように川上の小説世界を立ち上げるのか。

LUMINE0での公演のあとは、2026年1月17日(土)・18日(日)に象の鼻テラス(神奈川県横浜市)、2月19日(木)・20日(金)にWWW(東京都渋谷区)で上演される本作。これまでのツアーでも、キャバレーや元小学校、バーなどで上演を重ねてきた彼ら。今回も、フラットなイベント空間であるLUMINE0、ガラス張りで海を臨むアートスペースの象の鼻テラス、ライブハウスWWWと、多様な空間で上演される。それぞれの場所にあわせた上演の変化も楽しみだ。

<公演情報>
マームとジプシー×川上未映子『ウィステリアと三人の女たち』

原作:川上未映子
上演台本・演出:藤田貴大
出演:青柳いづみ

【東京(新宿)公演】
2025年12月26日(金)~28日(日)
会場:LUMINE0

【神奈川公演】
2026年1月17日(土)・18日(日)
会場:象の鼻テラス

【東京(渋谷)公演】
2026年2月19日(木)・20日(金)
会場:WWW

関連リンク

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2532676

公式サイト:
http://mum-gypsy.com/wp-mum/archives/news/wisteria2025

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