荒木飛羽、初主演映画『炎かがよへ』2026年公開決定 キャスト発表&コメント到着
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『炎かがよへ』 (C)2026「炎かがよへ」製作委員会
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すべて見る安土桃山時代の大名・蘆名盛隆の生涯を描いた映画『炎かがよへ』(読み:ほむら かがよえ)が、2026年春に公開されることが決定した。
人質の身から当主に這い上がり、織田信長からも一目置かれた男・蘆名盛隆。福島県会津地方を中心に、鎌倉時代から400年続いた蘆名家の第18代当主として辣腕を振るい、“会津の雪豹”との異名で知られた稀代の戦国大名は、なぜ24年という短い生涯を閉じざるを得なかったのか? 奥州一統実現を目前に、小姓の嫉妬の刃に倒れたその人生を松田圭太監督が愛の側面から描く。
本作の主人公・蘆名盛隆役を演じるのは、大河ドラマ『西郷どん』(2018)では徳川家茂の幼少期役、連続テレビ小説『半分、青い。』(2018)では修次郎役として出演した荒木飛羽。共演には、盛隆と同盟を超えた関係を育むことになる十八代佐竹家当主・佐竹義重役に、俳優、インフルエンサーなど多彩な顔を持つ元之介。後に盛隆の妻となる彦姫役に、乃木坂46の元メンバー樋口日奈。蘆名家小姓で、盛隆の寵愛を受ける大庭三左衛門役に、Netflix『今際の国のアリス〈シーズン3〉』に出演したゆうたろう。

そのほか、蘆名四天の一家・佐瀬種常役に吉田メタル、盛隆に謀反を起こす松本行輔役に松大航也、蘆名家第17代当主・蘆名盛興役に杉江大志、謀反の際は行輔と共に行動した栗村盛胤役に翔、彦姫の侍女・桔梗役に加藤小夏、蘆名家第16代当主・蘆名盛氏役に佳久創が出演。
さらに、蘆名四天の一家で松本行輔の父・松本氏輔役を京本政樹、蘆名四天の一人・富田氏実役を中村梅雀がそれぞれ務めている。
併せて、荒木飛羽演じる蘆名盛隆が、松大航也演じる松本行輔と翔が演じる栗村盛胤によって決起された謀反に動じることなく立ち向かうスペシャルカットが公開された。
<コメント>
■荒木飛羽(蘆名盛隆役)
蘆名盛隆役を演じさせていただきました、荒木飛羽です。今回は武将役はもちろん、殺陣や舞踊など初めて挑戦する事が多く、新しい経験ができ、主演映画で皆さんに観ていただけることが楽しみです。壮大な物語の中で、さまざまなことに遭遇していく盛隆の運命を、ぜひ皆さんに注目していただきたいです。劇場でお待ちしてます。
■松田圭太(監督)
無双の美少年と呼ばれ、幼くして伊達家と東北地方の覇権を二分していた蘆名家の人質となり、のちに当主として蘆名盛隆を名乗った男。圧倒的な才気を備えながら、わずか24歳で小姓に討たれ、“愚将”として語られてきた稀有な武将の生涯は、映画の題材として強い魅力を感じさせるものでした。残された資料は少なかったものの、彼の人生の断片を読み込み、会津の地に何度も足を運んで、盛隆が見たであろう風景や心の揺らぎを想像した時間は、私にとってかけがえのない創作の旅でした。会津を中心とした福島の風土のなかで撮影できたことにより、盛隆の魂を呼び起こすことができたと感じています。全面的に支えてくださったフィルムコミッションの皆様、撮影にご協力いただいた方々には深く感謝申し上げます。時代劇が好きな方はもちろん、これまで親しみがなかった方にも届く作品となっています。ぜひ劇場で、知られざる蘆名盛隆の生涯を辿ってください。
■堀江圭馬(原作・製作総指揮)
初めて蘆名盛隆という武将を知ったのは、“恋にうつつを抜かし400年続く名家を断絶に導いた”「戦国三大愚将のひとり」としての紹介でした。しかし私には盛隆が“運命に翻弄されながらも愛に生き儚く散った美しい武将”として映り、映画化の構想を温めてきました。今回、福島の美しい風景と次世代を担う若い才能が結集して、戦国時代を美しく生きた男たちの儚い生き様を描いたドラマに仕上がりました。ぜひ映画館の大スクリーンで戦国時代に思いをはせ、美しい男たちの勇姿に酔いしれる至福の2時間を過ごしていただけたらと思います。
<作品情報>
『炎かがよへ』
2026年春公開
公式サイト:
http://homurakagayoe.jp
(C)2026「炎かがよへ」製作委員会
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