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松倉海斗が「新感覚エンターテインメント!」と太鼓判!『Travis Japan Concert Tour 2026 's travelers』の初日公演ライブレポート

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(取材・文/於ありさ)

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ライブやコンサートは日常から非日常空間へと連れ出してくれる。

1月4日(日)、神奈川・横浜アリーナにて開幕した『Travis Japan Concert Tour 2026 's travelers』は、まさにそんなコンサートの持つ魔法を体現したかのような公演だった。

昨年は、同じく横浜アリーナで活動休止をしていた川島如恵留以外の6人でスタートしたTravis Japanのツアー。しかし、今年は満を持して7人で返り咲き。ライブに先駆けて行われた会見では七五三掛龍也が嬉しそうに「7人だと倍楽しい!」と笑顔を見せた姿が印象的だった。

会見の模様、そして『Travis Japan Concert Tour 2026 's travelers』の初日公演の模様を詳細にレポートする。

プロデューサー・松倉「新感覚エンターテインメントです!」

Travis Japanの2026年を予期するかのような、晴れ間がのぞく横浜アリーナで迎えたツアー初日。その公演の前に行われた会見では、まずリーダーの宮近海斗が「本日は足元の悪い中、お集まりいただき……」とギャグを交えて挨拶。メンバーに一通りツッコまれた後で、気を取り直して「お足元が悪くない中、お集まりいただきありがとうございます!」と7人で挨拶。宮近は続けて「昨年は会見も6人だったので、7人揃って開幕を迎えることができて本当に嬉しいです」と話し、笑顔を見せた。

毎年、コンサートのプロデュースをメンバーの誰かが代表して務めているTravis Japanの同ツアーでの担当は、松倉海斗。見どころを問われると松倉は「アルバム『's travelers』がコンセプチュアルなアルバムなので、その世界観たっぷりに、そしてなおかつテーマパークとかアトラクションに乗っているような感覚になれる、新感覚エンターテインメントをお届けしたいなと思っております」と発言。“新感覚エンターテインメント”との発言に反応した吉澤閑也が「見出し、フー!」と盛り上げていた。

ちなみにアルバム『's travelers』のテーマは、いちごのタイムマシーン。いろんな時代のいろんなジャンルの音楽をTravis Japanのメンバーが表現する内容で、それを視覚的に表現したのが今回のステージなのだそうだ。

ちなみに、いちごのタイムマシーンの名前は“ストラベラーズファルコン1028”とのこと。「1028は僕たちのデビュー日です!」と松倉は誇らし気に解説して見せた。

七五三掛「7人だと倍楽しい!」

ちなみに昨年のツアーは最終日のみ参加した川島。昨年のツアーについて「みんな頑張ってるのもすごく嬉しかったんですけど、やっぱどこかちょっとね、寂しいというか思いもあったので……」と本音を吐露。

これを聞いた七五三掛は「7人だと、楽しさもやっぱ倍になるというか。6人でのリハーサルの感じと7人でのリハーサルの感じで、全然違うんですよ。7人の方が圧倒的に楽しいです!」と嬉しそうな表情になった。

しかし、7人で立つ横アリでのリハーサル景色について問われると「最高……ん? どういう意味ですか?」と天然な一面も。気を取り直して「もともとキラキラしてるんですけど、さらにキラキラしたステージに見えました!」と話して見せた。

ちなみに、年明けということもあり、2026年の意気込みを問われると「新年からファンのみんなと会えてライブができるので、とにかく楽しみながら、風邪をひかない!いっぱい寝る、いっぱい食べる、いっぱいファンの子と会う時間を増やす。いっぱい寝る!」と松田元太。

続く中村海人は「僕たちの音楽をいろんな人に届けたいなというのもありますし、何よりもTravis Japanがいろんな人に知ってもらえる1年になったらいいなと思うので、健康に気をつけながらいっぱい寝たいと思います!」と松田に続けて、ボケて見せた。

また、吉澤は「皆さんに会える機会をたくさん増やしたいので、フェスとかにも出たいなって思っています。あとは、テレビ番組にも、たくさん出て、認知を上げて行けたら嬉しいです!」と意気込んでみせた。

いちごのタイムマシーンで堂々の登場

全体的にコズミックな雰囲気が漂う会場。そこでは、開演前からテーマパークさながらのナレーションが流れている。

さらに、画面にはアテンド役のAIと副操縦士のロボットが映し出される。そして、会場に向かって「TJとはなんの略?」「盛り上がっちゃってもいいですか?」などの質問をし、会場に集まったファンたちの大きな歓声を集めた。

すると、ステージがいきなり暗転。会場は星が散りばめられたかのようなライティングで幻想的な世界へと包まれる。

うっとりと見惚れていたいところだが、驚くのはまだ早い。なんと、メインステージのLEDスクリーンが開くと、天井に吊るされたいちご型のタイムマシーン“ストラベラーズファルコン1028”に乗った7人が登場する。その大きさ、幅4m、奥行4.5m、背面には大きくTJとデザインがあしらわれていること、さらにそこに乗っている7人がシルバーのギラギラのコートを着ていることも含めて、新春にふさわしく景気が良いと感じさせた。

そんな“ストラベラーズファルコン1028”はゆっくりとメインステージから花道を通って、センターステージへ。その間メンバーは『GRAVITY』で、伸びやかな歌声を披露した。

『Disco Baby』では、シルバーのコートを脱ぎ捨て、シルバースーツで魅せる。途中、7人で六角形の星のような形を作るようなチャーミングな振り付けを見せたかと思えば、大サビでセンターステージが大胆に回転する一幕も。

続く『Crazy Crazy』では、松田による元気な「あけおめ!」そして、川島の「謹賀新年!」最後に宮近の「会いたかったよー!」の叫びからスタート。曲中バックステージからアリーナの外周へと散らばり、目まぐるしく360度全方位にいるファンとの交流を楽しんでいた。そして、外周の位置のまま始まったのはメンバー紹介曲としてお馴染みの『Unique Tiger』。曲中、仲睦まじいメンバー同士の交流や、愛嬌たっぷりの表情が見られて大忙し。『LEVEL UP』へと繋ぎ、曲中に宮近が「We are Travis Japan!」と熱く叫び、最後にはステージの奥へと落ちていった。

トラジャだからできる!50年代のブロードウェイを彷彿とさせるステージ

幕間映像では、タキシード姿で踊り、パーティーのような雰囲気を楽しむメンバーたちの姿が。そして、映像終わりにLEDスクリーンに映し出された赤いカーテンが開くと流れ出したのは『Welcome To Our Show Toneight』。ブロードウェイを彷彿とさせる大階段を使って、煌びやかなダンスを披露する7人。その姿を見ていると、まさに非日常へと誘われたかのような気分になった。

続く『Till The Dawn』ではスタンドマイクで魅せ、『Swing My Way』ではタップダンスバージョンでステージに花を添える。吉澤、松倉らによるウィスパーボイスで歌う姿が印象的だった。

2025年1月クールとして放送された松倉主演ドラマ『トーキョーカモフラージュアワー』の主題歌だった「Tokyo Crazy Night」では、タキシードの上着を脱いだシャツ姿でパフォーマンス。煌びやかな東京の夜を歌い上げた。

そして、続くは吉澤と松田のユニット曲『「幸せ」と「ありがとう」』。まず、メインステージからセンターステージまでゆっくりと歩いていく2人。そして、センターステージでは対角線沿いに2人がそれぞれ外周を見てしっとりと歌唱。最後には、向かい合って2人だからこそ出せるハーモニーでしっかりと歌を聞かせる。ダンスだけではない、確実な歌唱力を証明した瞬間だった。

80年代のアーケードゲームのような映像の中に、タイトルが映し出され始まったのは“トリプルカイト”こと、宮近、松倉、中村の3人によるユニット曲『ポジティブカイト』。ビビッドな衣装を着て、上手、下手に広がる外周、そしてセンターの花道を勢いよく走り出し、とにかく元気に歌い上げる。最後は「K!A!I!TO!」の“カイト”コールで会場が一体となった。

『Precious』では、その場で歌唱メンバーたちが手渡しで撮影しているセルフィーの映像がスクリーンに映し出される。近距離かつ、セルフィーだからこそのキュートな表情にファンは何度も湧いていた。

『Say I do』を終え、一列に歩き出しセンターステージに移動して披露したのは『DRAIVIN’ ME CRAZY』。そして、センターステージに到着した後で中村海人が振り付けを担当したという『O-Shan-Tee』へ。同楽曲では、パラパラっぽさのある振り付けが印象的。会見中、中村が「会場のみんなと盛り上がれる感じにした」と話していた理由を理解した。

「TとJで分かれましょ!」では、仲の良さも観測

ここまで15曲披露したところで、この日、初めてのMCへ。まず「みなさーん、楽しいですか? 楽しんでますか? 本当に楽しんでますか? いっぱい声出してますか? 喉からせますか?」と中村が絶叫。ファンも一生懸命大きな声で応えようとする姿にTravis Japanとの絆を感じた。

また、MCでは松倉がアルバムの制作を2025年の3月から始め、ライブについては9月から動き出したとプロデューサーとして、長い期間、このツアーと向き合ってきたことなどを語る。

また、宮近が「みんなにお知らせできることがあるので……」と言うと、スクリーンに映し出されたのは、Travis Japanにとって2枚目のCDシングル『陰ニモ日向ニモ』が4月15日にリリースされるとのおしらせ。黒のジャケットに緑のアイテムが印象的な差し色となるクールなアーティスト写真とともに紹介された。

また、MCタイムでは着替えに行くメンバーとステージ上でMCをして繋ぐメンバーで別れるために「グーとパーで分かれましょ!」ならぬ「TとJで分かれましょ!」を繰り広げられる場面も。しかし、仲が良すぎてなかなか決まらず5回以上チャレンジすることに。結果として最初にステージに残ったのは松倉、七五三掛、川島の3人。プロデューサー松倉から、実はオープニングの演出には壮大な伏線回収が仕組まれていることが明かされる。

続く、宮近、吉澤、中村、松田の4人はほのぼのと「干支で一番強いのって誰か」という話題に花を咲かせていた。そんな後半組のマイペースなトークをよそに、着替えから帰ってきた松倉の手には、なんとギターが。

ここで披露されたのが、ワールドツアーで披露した『Okie Dokie!』のアコースティックバージョン。メンバーが大好きだというこの曲を、松倉の弾き語りで歌い、メンバーの手を横に振る振り付けに合わせてペンライトが右へ左へと揺れる様子が美しかった。

川島&七五三掛のセクシーなユニット曲に黄色い歓声が

次にメンバーが訪れたのは、90年代のロマンスムービーがテーマの世界線。まずは、川島が振り付けたコンテンポラリーダンスで魅せる『Forever Blue』を披露。青く染まったメインステージでしっとりと歌唱する姿、そして、縦一列で美しくフォーメーションダンスを決める姿はまさにTravis Japanの真骨頂。

ピンクのライトでメインステージの階段部分で踊るは『Maybe』。椅子を使ったダンスは、まるでそこに片思いの相手が座っているかのように見立てているようにも見え、大人の魅力を醸し出していた。

そんな切ない雰囲気からいっぺん、ステージ中央で川島が七五三掛の目にレースのリボンのようなものを巻くというセクシーな演出から始まったのは『ねぇ、キスして』。これだけでは止まることなく、曲中、今度は七五三掛が川島の首にレースを巻きつけたり、白の布を使って妖艶に見せたりと刺激的な時間に。2人が囁く「ねぇ、キスして」のセリフも込みで、会場からは抑えきれない黄色い歓声が何度も上がっていた。

メンバー全員のユニット曲が終わると、客席に向かってエラー映像が流れる。どうやらタイムパラドックスが起きてしまった模様。それを救うにはファンのペンライトを使ったミッションが要求された。

どうにか危機を乗り越えるとセンターステージには近未来的なファッションのメンバーが。まずは松田がTravis Japanらしさを意識して振り付けしたという『My Bestie』で緑色のレーザーの中、がっつりと踊る。続くは吉澤振り付けの『Backup Plan』。中村による低音の歌い出しからスタートし、映像演出もかなりこだわっているように見えるこの曲は、吉澤曰く「シルエットを意識した、難易度高めの楽曲なのだそうだ」。

Travis Japanらしいフィナーレへ

「難易度高めにしている」と七五三掛が太鼓判を押す『Be Your Shadow』では、会場広報のステージから外周に移動し、メンバーそれぞれが四方八方に広がってパフォーマンス。その中には、大胆に寝転ぶような振り付けもあり、ファンたちの視線を釘付けにしていた。

そこからメインステージに移動して踊ったのは『Go Dummy』。目まぐるしく変わっていくフォーメーションを見て、つくづく感じたのは、やはり誰がセンターで踊ってもクオリティとスキルの高いダンスが楽しめるのがTravis Japanの魅力であるということ。特にサビでの揃い具合は、安定感があり「さすが!」としか言いようがない。宮近が振り付けをしたという『Diamond』では力強く炎が吹き上がり、会場のボルテージは最高潮に。

松倉が振り付けをし、花道やセンターステージでのパフォーマンスで会場を盛り上げる『踊らなきゃ損』、そしてポジティブな歌詞が印象的な『Teenage Dream』を披露。再び、タイムマシンに乗って、Travis Japanはステージを後に。ライブ本編は幕を閉じた。

本編の最後のライブ準備中のオフショット映像が流れた直後、すぐに会場からはアンコールが。これに応えるように登場したメンバーは、今回のツアーの物販でも売られているTシャツで登場した。

ちなみに、アンコールの1曲目は撮影可能な日替わりセットリストで披露されるとのこと。ツアー初日を飾ったのは、本編でも披露された『Disco Baby』。しかし、衣装やフォーメーションが変われば、その印象も大きく異なるものだなとつくづく感じた。

アンコール2曲目『Would You Like One?』以降の5曲は、スタンドトロッコに乗ったり、アリーナの外周をゆっくりと回るメンバーがファンからのファンサービスのリクエストにできるだけ応えようと奮闘する。

最後は、メンバー、そして会場が一体となり、円陣を組んで「賛成!」という大きな声。勢いよく銀テープが会場に飛び散り、ツアー初日は無事幕を閉じた。

非日常感あふれる演出、スキルフルなパフォーマンス、そしてファンとの交流……そのどれをとってもTravis Japanらしさが溢れるライブだった今回のツアー。ここから約5ヶ月間、初めて降り立つ福井なども込みで、いったいどんな風にファンを楽しませるのか。彼らの2026年に期待が高まる。

取材・文/於ありさ

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