森田璃空による「お祈りっく!」にファン歓喜、ポジティブオーラ全開の『Lienel New Year Party 〜あけおめ2026〜 』ライブレポート
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(撮影/米山三郎)
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東京・大阪で全4公演が行われた『Lienel New Year Party 〜あけおめ2026〜 』。同公演は、Lienel初となる新年早々のライブで、2026年の始まりに相応しく、とにかく“めでたい”空気感が充満していた。
1⽉10⽇(土)に行なわれたZepp HanedaでのライブはLienelにとってもLien(Lienelのファンネーム)にとっても、2026年良いスタートを切った公演となった。その2部の模様を詳細にレポートする。
幸先の良いスタートで、会場を盛り上げる

和風のBGMの中、袴姿のメンバーが順々に映し出されたオープニング映像からスタートした同公演。
その映像にLienが釘付けになっているうちに、ステージ上にはLienelの6人がスタンバイしていた。バッグライトの効果で逆光に照らされた6人のシルエットがぱっと見えると、会場からは割れんばかりの歓声があがる。
そして、ステージは一気に明転。金色の着物風の衣装に身を包んだ6人は思い思いにファンにアピールをし、ライブが開幕した。高岡ミロが元気よく「あけましておめでとうございまーす!」と叫びスタートしたのは、常時ハッピーオーラを醸し出しているLienelにぴったりな『親指☆Evolution!』。YouTubeに投稿されているファンコール動画の公開、もしくは、これまでに何度も披露されてきたこともあってか、Lienによるコールは完璧。また、5人で作った大きなハートの真ん中から“キミ”という歌詞に合わせて、武田創世が観客を指差しするというチャーミングな一幕もあり。新年から幸先の良いスタートを切った。
2曲目に披露されたのは『純情シンドローム』。曲始め、芳賀柊斗は「もっと声出せますか?」と会場を煽る。そして、スタートしたのはメンバー1人ひとりの名前を呼ぶお馴染みのコール。それぞれ、名前が呼ばれたタイミングでカメラにアピール。愛嬌たっぷりの姿にファンの盛り上がりも一層高まった。しかし、盛り上げ役の芳賀は満足しない様子。曲中にも「まだまだ声、出せるよね?」と会場をさらに沸かせ、武田の落ちサビパートへと繋いだ。



2曲を披露したところで、メンバー1人ひとりが自己紹介。最年少、高桑真之は、いつもと変わらないテンションで「健康?」と会場に呼びかけると、Lienは「第一!」と大きな声。近藤駿太も「未体験?」と聞き「イケメン!」と大きな声で応えてもらうというお馴染みのやりとりで会場のボルテージを上げた。
そんな中、いつものやりとりをバージョンアップさせたのが高岡。「ミロに?」と聞き、「メロメロ!」と返された後で「今日もいっぱいメロつかせちゃうぞ!」とキュートにカメラにアピール。これには他のメンバーから「そんなのあったけ?」とツッコまれ、高岡は「新年だから言ってみたんや」と少々照れながら答えていた。
自己紹介タイムを経て、3曲目に披露したのは『恋のFIRE!FIRE!!FIRE!!!』。どこか平成っぽさを感じる楽曲で、メンバーは自分のメンバーカラーの扇子を大きく振る。こんなの盛り上がらないわけがない、会場もメンバーの動きに合わせて大きくペンライトを振り、テンションをさらに高くしていた。


そして、高桑と森田が和傘を持ってきてダンスパフォーマンス。しばらく経つと、4人も傘を持って登場した後で披露したのは、美しい風景やそれを楽しむ風流な心を表すタイトルが印象的な『花鳥風月』。先ほどまでの楽しい雰囲気とは打って変わって、切ない表情で決める姿はさすがと思いきや、曲終わりには近藤がおかめのお面をつけてLienを笑わせる。曲の持つ味によって、大人っぽくも幼くもなれるLienelの魅力がぎゅっと詰め込まれていた1曲だった。



『妄想劇場』では、正月らしい一幕も。まずは武田と高桑がエアで羽子板を楽しむ。そして、近藤はお手玉、芳賀と高岡がししまいに入り、メンバーに噛みつき。森田は、会場中の視線を一気に集める中でけん玉にチャレンジした。しかし、この挑戦は残念ながら失敗。メンバーも森田も残念そうに、大胆に転んでみせた。
実は、このけん玉チャレンジ、ゲネプロでは成功したそう。メンバーからリベンジを提案された森田はMCで「これ決めたらかっこいいやんな?」と言い、もう1度チャレンジ。結果は残念ながら失敗に終わってしまったが、どこかの場面で成功させてくれるであろうことを期待したい。
借り物競走で登場した予想外の“借り物”にファンはどよめき

2回目のMCでは「Lienel 借り物競走」と題し、「リエネルあけおめ」の頭文字8個にまつわるアイテムを会場中から物色。
着々とモノを収集する中で、近藤は頭文字“え”のモノを探しに2階へ。すると、そこにはまさかの見学しに来たというONE N' ONLYのEIKUが座っていた。これを見て、すかさず近藤は「あ! 頭文字“え”!」と言い、EIKUの手を引く。これには、ファンもメンバーも驚きを隠せずどよめいていた。

近藤、高岡、武田によるチーム白と、芳賀、森田、高桑によるチーム赤は、それぞれすべての頭文字を集め切るという接戦ぶり。アイテムを1つひとつ紹介する中で白チームが持ってきた“え”の話題になると、EIKUは「やばいって、やってること……」と戸惑いながらも「あけましておめでとうございます」と挨拶。ライブを見に来た経緯を「はじめて、ミロに誘ってもらって、もともと今日休みだったので行こうと思って。そしたら、ステージに呼ばれて……」と再び戸惑い。Lienからも大きな拍手が送られた。
そして、結果はEIKUの効果もありチーム白が勝利。負けたチーム赤は、自分がすごいと思うところを1人30秒ずつアピールするという罰ゲームをすることに。トップバッターを務めた森田は「美しいフェイス!」と初っ端から飛ばす、そして途中は“りっくま”ポーズを取るなどかわいらしい一面も見せた。

続いて、高桑は「欠点がなさすぎるところ!」とビッグマウスな発言。途中「勉強は、まあ……」と言うも、聞いていた白チームから「それもいいところ!」と励まされるというハートフルな1シーンが見られた。
一方の芳賀は終始あたふた。罰ゲームを終えた後で「こういうのパッと言えるようにならないとダメだね……」と反省モードに入ると、高岡が「俺、はがしゅーの良いところなんて1時間しゃべり通せるけどね」とフォロー。続いて武田が「俺、2時間!」、近藤が「俺、3分!」とそれぞれフォローしてみせ、会場からは大きな歓声が上がった。

超特急、M!LKらの楽曲も全力でパフォーマンス

金色の着物風のアウターを脱ぎ、白を基調としたジャケットに赤の刺繍とインナーが印象的な衣装にチェンジした6人。
ここで流れたイントロにファンは、再びどよめく。なんと、EBiDANの先輩である原因は自分にある。の『嗜好に関する世論調査』だったのだ。疾走感あふれるAメロのリレー歌唱を経て、この楽曲の見せ場である“2択 2択 2択”という印象的な歌詞も完璧に歌い上げる6人。

これに釘付けになっていると、続けざまに流れたのはM!LKの『テレパシー』。近藤のソロパートの後では、両脇でスタンバイしていた森田と高岡が近藤の頬にキスをするという1シーンも。これにはファンから特大の歓声が上がっていた。



かわいらしい楽曲の後で流れたのは、超特急の『No.1』。ライトが目まぐるしく右往左往する中で、ここまでの2曲とはまた違った雰囲気で全力のパフォーマンスで魅せる6人。歌、ダンス、どちらをとっても確実にスキルをアップさせていることを改めて感じさせられた瞬間だった。
先輩メドレーの後は未配信楽曲『Mirror』で魅せる。サビの序盤は芳賀がセンターを務め、そこからスムーズにフォーメーションを変えた後での武田をセンターに置いたパフォーマンスを見て、改めて6人の内、誰がセンターになってもしっくりと来るグループであると言うことを実感する。そして最新楽曲『Daisy』へ。こちらも表情、そしてフォーメーションの移り変わりが美しい楽曲だ。

ポジティブなナンバーで2026年を幕開け

しっかりと今のLienelの強みを見せたかと思いきや、コンサートも中盤にして自己紹介ラップが特長の『We are Lienel!!!!!!』を披露。これもまたLienの掛け声が揃っており、幸せな気分へと誘ってくれた。
そこからポジティブな歌詞が印象的な『Awesome day』、バチバチに決める『Rock Your Body』へ。表情を変え続ける曲に心を奪われていると、突然「お腹空いたくない?」と高岡。その振りで、ほぼ1コーラスのみ『Curry on love』へと繋ぎ、会場の笑いを誘った。その短さに驚いているとAメロとBメロではしっかりと聞かせ、サビではしゃかりきに踊る『Party Now!』へ。
その流れのままダンスブレイクを挟むと人気楽曲『Neo ROMANTIC』を披露。メンバー1人ひとりによる<未体験…>の部分では、この日1番とも言える掛け声が。ライブも終盤なのにも関わらず、LienelもLienもすごいパワーだ。
森田のコールアンドレスポンスから披露されたのは『Hop Step JUMP!』。途中、高岡の背中に武田が乗ると言う微笑ましいひとときもあったかと思えば、近藤が「暑すぎる! ここどこ!? ハワイ!?」と少し怒った表情を見せ『超絶SUMMERでバカになれ』へ。


最後の曲に行く前には、再びMCタイム。メンバー1人ひとりからの会場に集まったLienへ、思い思いの言葉が放たれた。
トップバッターの高岡は「こんな新年早々に僕たちLienelでワンマンライブができるということ、この機会にLienに会うのが初めてなんですけれども、すごい嬉しくて。また来年もやりたいなと思いました。今年もどうぞよろしくお願いします」と笑顔。
続く近藤は「会場の熱気と、僕たちが踊っていることもあって、本当にここはハワイなのかなと本気で思いました。でも、皆さんの冷たい視線で“あ、羽田”と思えて……」と言い、笑いを誘った。
そんな挨拶を受けて、武田は「まじでコイツの後、嫌なんだよな……」と近藤に対してクレーム。しかし、しっかりと持ち直して「2026年の始まりの時間を、僕たちのライブに時間を割いてくださって、本当にありがとうございます」と感謝を伝える。

森田「2026年何事も“ウマ”くいきますように。お祈りっく!」

森田は「2026年早々に皆さんに会えたことも嬉しいです。2026年もたくさんステージに立って、みんなのことを笑顔にしていきます」と宣言。続けて「そして、ここにいる皆さんにおまじないをかけたいと思います。ここにいるみんなが2026年何事も“ウマ”くいきますように。お祈りっく!」とオリジナリティーあふれる仕掛けも。会場に集まったLienからは「かわいい!」の声が上がっていた。
続く高桑は「やりづらいね〜」とコメント。しかし、すぐに「新年早々ハマったものありました」と立て直し。「借り物競走、プライベートでもやろうかなと思います。まじでおもしろかったくない?」と興奮気味に話す。
ラストを務めた芳賀は「Lienの皆さんで今日がライブはじめだよと言う方?」と質問を投げかけ。多くの人が手を挙げたのを見て「しゃー! はじめとってやったぜ」と笑顔を見せる。さらに、森田に対抗するように会場に「シュー」と言いながら「これ、持ってるのホース、ウマだけに!」と午年ネタを披露。会場からは「おー!」と感心する声が上がり、芳賀も嬉しそうにしていた。
6人それぞれの個性豊かな挨拶の後、ラストナンバーに選ばれたのはLienel、そしてLienへの応援ソング『AMZING WORLD』。前向きな歌詞と、途中の<フレーフレー!>とエールを送るシーンは、まさに新年にふさわしい。その思いを届けるかのように全力で踊る姿もまた魅力的だった。
また、アンコールではLienelとLienの絆を歌った楽曲『Connected』。メンバー6人がステージの上手と下手に大きく広がり、ファンに届けるかのようにできるだけ遠くまで目線を配って歌う姿、手を振る姿が見受けられた。
とにもかくにも最初から最後までポジティブなエネルギーで溢れていたLienel初のお正月ライブ。果たして、2026年はどんな楽曲で私たちを沸かせてくれるのか。期待が高まった。
撮影/米山三郎、取材・文/於ありさ
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