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パフォーマンスユニットTWT vol.14「It’s My LIFE~強烈!花と嵐のミヤコパレス~」近藤駿太×永瀬千裕×安藤里紗インタビュー

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(左から)安藤里紗、近藤駿太、永瀬千裕

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2017年、22年と上演を重ねてきた、木村孔三が主宰する演劇パフォーマンスユニットTWTの「It’s My LIFE」シリーズ3作目「It's my LIFE 2026 -強烈!花と嵐のミヤコパレス-」が、新宿シアタートップスで1月21日より上演される。オンボロアパートの個性豊かな住民たちが巻き起こすハートフルコメディ、果たして今作の結末は!?

TWT初参戦にして主人公・小道ツナグを演じる近藤駿太、前回に続き飯倉七を演じる永瀬千裕、日替わりのスイッチキャストで女子大生・二階堂三葉と猫のシロタエを演じる安藤里紗、が本作の魅力について稽古場で語り合ってくれた。

破格の家賃に惹かれてミヤコパレスに住むことになった小道。物語は春夏秋冬と季節ごとに展開していく。この日の稽古は序盤の春、小道がミヤコパレスに住むことを決めるも、個性的過ぎる住人たちに耐え切れずに部屋を飛び出そうとしたところで、遅れて到着した管理人さん(稽古写真:小澤麗那/ダブルキャスト豊田萌絵)と初めて顔を合わせ、ひと目惚れするというシーン。

狭い部屋に肩を寄せ合いながら陣取る住人たちと小道の丁々発止のやりとりに続いて、管理人さんが姿を見せると場の空気が一変! 恋と笑い、青春という本作のエッセンスが詰め込まれた印象的なシーンとなっている。

夏、秋、冬のシーンでも、どこか懐かしい漫画のようなドタバタコメディと甘酸っぱい恋がアクセル全開で展開! お調子者の小道、やや天然気味の管理人さんをはじめ、変人ぶりも楽しい住人たちと各話にドラマ(トラブル?)を持ち込む来訪者、その全員が一筋縄ではいかない個性を持っているのが本作の魅力だ。

――近藤さんはTWT初出演であり、舞台初主演ですね。

近藤 出番もセリフも多いので、最初は「セリフを覚えられるのか?」とか「途中でトイレに行きたくなったらどうしよう?」とか不安でした…。

安藤 そこなんだ(笑)?

近藤 でも、小道という役は、明るくてバカな感じで、“バカ”という部分以外は自分と似ているなと思っていて、普段の自分をちょっとバカにすれば演じられるかなと思います。

安藤 なんかツッコミづらい(苦笑)!

――安藤さんはTWT作品には何度も出演されていますが「It’s My LIFE」シリーズは初めてですね?

安藤 私は前回の公演を客席で見ていたんです。コロナ禍で「演劇やりたいけどちょっと……」という時期でしたが、「この状況でもこんなことができるんだ!」と刺激を受けた作品でした。しかも客席で見ていてシロタエが一番「演じてみたい!」と思った役でしたから嬉しいです。
あの時、自分が受けた刺激をお客さまにお届けしたいです。なかなか現実にはいないような個性的なキャラクターがいっぱいですけど、なぜか謎に親しみがわくんですよね。「このアパートに住んでみたい!」と思えるような心が温かくなる作品です。

――永瀬さんは前作に続いて住人の飯倉七役です。

永瀬 当時、コロナ禍の真っ只中で演劇業界も厳しくて、私は役者をやめようかと悩んで、木村(孔三)さんとも話していたんです。でも木村さんが「あて書きするからこの作品だけは出てよ」と言ってくださって。作品にも役にもすごく思い入れがあるので、4年を経てまた演じられるのが嬉しいです。
前回はクラスターが発生して集まって稽古ができず、オンラインでカメラ越しに稽古をしたんです。その時はできる限りのことをやりましたが「もうちょっと稽古ができていたら」という悔いもあったので、新たなメンバーでゼロから作れるのが幸せです。

――稽古初日から、本読みなしでいきなり立ち稽古から始めるのがTWTの特徴とのことですが、参加されていかがですか?

近藤 ビックリしましたけど、流れの中で動きと一緒にセリフを覚えることができて、やりやすいです。アパートの住人になって、本当にみんなで生活しているような感覚で、みなさんのことも本当に(役柄そのままの)そういう人だと思って接しています。

永瀬 それはかなり誤解があるから(苦笑)! ただ、今回はわりといつもTWTに出ている人が多い中で、近藤くんをはじめ「はじめまして」の人が加わっていて、その関係性のバランスが良いなと思います。そこはキャスティングの妙ですね。

目で、耳で、そして鼻でも楽しめる!?

――3度目の上演となる「It's my LIFE」シリーズ、魅力はどんなところにあると感じますか?

安藤 ドタバタ劇の部分ですね。圧倒的に動きが多くて、走り回ったりもするんですけど、見ていても演じていても楽しいです。

永瀬 小道くんという主人公はいますけど、群像劇としてもそれぞれのキャラクターの個性や関係性が魅力的だと思います。特に前回はコロナ禍だったことも理由かもしれませんが、狭い談話室にみんなで集まって鍋をつついたりするという、人と人の距離感がいいなぁと思います。

――近藤さんから見て、他人との距離感が近い生活への憧れはありますか?

近藤 いまの永瀬さんの話は、あくまでも飯倉側の視点で小道側からするとちょっと……。

永瀬 ちょっと嘘でしょ(笑)!

近藤 自分の部屋に勝手に入られるってイヤですよね。僕もプライベートな時間と空間がほしい派なので。

――好きなシーンやセリフ、「ここをぜひ見てほしい」というポイントを教えてください。

近藤 春の頃は小道が敬語でしゃべっているのが、秋、冬となっていくとタメ口になっていくんです。そういう時間の経過、関係性の変化が感じられるところが好きですね。

安藤 私は、みんなが集まって「乾杯!」ってする瞬間が大好きで、全員の顔が見えて、全員が笑っていて、それを見ると安心します。私自身、まだまだ未熟で緊張もするんですけど「乾杯!」の瞬間だけはホッとするんです。

永瀬 私は冬のシーンで、みんなですき焼きをするところが大好き。実際にホットプレートに割り下やネギを入れてジューってやるんですけど、前回の公演でもすごく評判でした。劇場にメッチャいいにおいが充満するんです!

安藤 前回、見ていてメッチャお腹すきました(笑)。

永瀬 視覚、聴覚だけでなく嗅覚まで楽しめる作品になってます(笑)! 逆に前回から変化した部分という意味では、小道くんの年齢が一気に若くなったことで、年上の管理人さんに若い小道くんが恋して、住人のみんなが弟みたいに小道くんをイジるという構図ができて、それがすごくハマっているなと感じています。

近藤 僕は普段アイドルグループ(Lienel)で活動していますけど、そこでは年上のほうなんです。でも、これまでの人生では、わりと“年下キャラ”で、先輩にかわいがられてやってきたので、今回の小道役は自分でもしっくりきています。このまま、みなさんにもっとかわいがっていただきながら、頑張ります(笑)!

取材・文/黒豆直樹
撮影/藤田亜弓

〈公演情報〉
パフォーマンスユニットTWT vol.14
「It’s My LIFE~強烈!花と嵐のミヤコパレス~」

日程:2026年1月21日(水)〜25日(日)
会場:新宿シアタートップス

[演出] 四大海
[脚本・演出] 木村孔三
[出演] 近藤駿太 豊田萌絵・小澤麗那(Wキャスト) 増元拓也
常松花穂 坂田直貴 永瀬千裕 佐藤佑哉
佐野貴之 森ノたまみ 野田孝之輔 安藤里紗
小山田優 小林龍世 烏丸きなり 満月

チケットURL
https://w.pia.jp/t/itsmylife/

公演オフィシャルサイト
https://www.performanceunit-twt.com/vol-14

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