RWC2027の試合日程が決定! 稲垣復帰、姫野&松島見送りの理由をジョーンズHCが言及!!
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エディー・ジョーンズHC
2月3日、『ラグビーワールドカップ(RWC)2027』オーストラリア大会のスケジュール発表を受けて、ラグビー日本代表が記者会見を行った。前日に日本代表候補メンバー55名とテストマッチ日程の発表を受けてエディー・ジョーンズHCは冒頭次のように語った。
「三つお話ししたい。まず最初に今日発表になった『RWC』のスケジュール、どこで誰と戦うのかわかったので、準備していきたい。3会場別々になる。ニューカッスルはラグビーが盛んな場所。ブリスベンは秀逸なラグビー場のひとつ、早いゲーム展開が期待できる。アデレードは2003年に訪れていい思い出がある。
二つ目は2026年のジャパンのゲームスケジュールが昨日発表になった。最初からティア1のチームが相手となる。日本ラグビーの歴史でこれだけティア1と戦うことはなかった。これは日本ラグビーの引き上げを表している。素晴らしいこと。これに合わせて、スコッドを発表した。『リーグワン』のシーズン、プレーオフまでこの大きなスコッドを注意深く見て、またメンバーを決めていきたい」
『RWC2027』では中5日でサモア、フランス、アメリカの順で対戦することになるが、指揮官の率直な感想は?
「今回に限らず、『RWC』の試合日程の発表はそれを受け入れるということ。これらの試合にどう準備していくか。開催都市に慣れることも必要だし、開催会場に慣れることも必要。ニューカッスルではなかなか天候に恵まれないので、そこに対応しないといけない。ブリスベンはクリケットの会場なので、スピーディなゲーム展開が予想される。またブリスベンからアデレードの移動は長距離になるので、そこに対する準備もしないといけない」
2026年初陣の5か月前にラージスコッドを発表する意図を訊ねられた指揮官はこう返答した。
「こういう発表することで選手たちが現状よりも少しだけがんばってくれることを期待している。コーチ陣としてもベストの布陣を作りやすいように、大きめのスコッドを早めに発表するメリットがある。また選ばれた選手だけではなく、選ばなかった選手も奮起してくれる側面もある」
強化したいポジションを問われた指揮官は10番と答えた。
「日本ラグビーでは10番に取り組んでいかないといけない。選手層はまだまだ厚くしないといけない。昨年は李承信がよくやってくれて、そこに小村(真也)が出てきたが、『RWC』を戦うには最低3人80分間我々のゲームプランを遂行できる選手を揃えるのが理想。先日の『大学選手権』でも明治のSO(伊藤龍之介)もよくやっていた。今彼はアンダーカテゴリーのラグビーからプロになろうとしている。そういう選手を可能な限り見出していきたい」
『RWC2023』以来の代表復帰となる稲垣啓太について評価を求められると?
「昨季からずっとケガをしていたので選ばなかったが、強くなって戻って来たと見ている。スクラムもタックルも非常にいい。ケガ明けだがいい状態だと思う。彼のようなベテランが『リーグワン』後半でベストのパフォーマンスをできるか見ていきたいし、彼の経験はとても大きな魅力だが、今後彼の状況を注意深く見ていきたい」
スコッドに名前のなかった坂手淳史、姫野和樹、松島幸太朗の『RWC2023』組について質問が飛ぶと?
「一番の大きなポイントはそれだけの経験があるのだから、『リーグワン』で突出した選手でなければならないということ。テストキャップ30~40キャップある選手は相手をドミネートするプレーを見せてほしい」
ジョーンズHCは『RWC2027』まで最後の1年のビジョンを口にした。
「4年間で最初の年はその国を熟知して、誰が戦えるかスコッドを見ていくトライをする年。2年目はプレースタイルを組み立てる年。3年目はプレースタイルを踏まえて『RWC』を戦う土台を整えていく年。4年目には相手が見えてくるので3か国を相手に柔軟性を持った土台をつくっていくのが今年だと思う。もうひとつ大きな要素は『RWC』で戦う国と対戦する。フランス戦ももちろん勝ちにいくが、『RWC』でフランスに勝利するためのヒントが必要。こちらもすべてを出さずに相手の強み弱みを探ることも1年前の段階では大事になってくる」
ラグビー日本代表候補メンバー(55名)は以下の通り。
【FW29名】稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)53
岡部崇人(横浜キヤノンイーグルス)8
紙森陽太(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)2
小林賢太(東京サントリーサンゴリアス)9
平野叶翔(三重ホンダヒート)0
江良颯(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)6
佐藤健次(埼玉パナソニックワイルドナイツ)9
清水健伸(早稲田大学)0
原田衛(モアナ・パシフィカ/ニュージーランド)12
藤村琉士(浦安D-Rocks)0
祝原涼介(横浜キヤノンイーグルス)5
竹内柊平(東京サントリーサンゴリアス)24
ヴェア・タモエフォラウ(東芝ブレイブルーパス東京)0
為房慶次朗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)20
エピネリ・ウルイヴァイティ(三菱重工相模原ダイナボアーズ)11
ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)29
マイケル・ストーバーグ(東芝ブレイブルーパス東京)0
ワーナー・ディアンズ(ハリケーンズ/ニュージーランド)32
ルアン・ボタ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)0
ハリー・ホッキングス(東京サントリーサンゴリアス)2
ワイサケ・ララトゥブア(コベルコ神戸スティーラーズ)5
ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)17
下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)23
中森真翔(筑波大学)0
リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)92
タイラー・ポール(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)4
ティエナン・コストリー(コベルコ神戸スティーラーズ)11
ファカタヴァ アマト(リコーブラックラムズ東京)18
マキシ ファウルア(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)23
【BK26名】齋藤直人(スタッド・トゥールーザン/フランス)28
土永旭(横浜キヤノンイーグルス)0
福田健太(東京サントリーサンゴリアス)8
藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)19
伊藤龍之介(明治大学)0
小村真也(トヨタヴェルブリッツ)3
李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)29
池田悠希(リコーブラックラムズ東京)2
サミソニ・トゥア(浦安D-Rocks)3
ロブ・トンプソン(東芝ブレイブルーパス東京)0
中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)11
廣瀬雄也(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)5
ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)38
チャーリー・ローレンス(三菱重工相模原ダイナボアーズ)9
石田吉平(横浜キヤノンイーグルス)9
ハラトア・ヴァイレア(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)2
植田和磨(コベルコ神戸スティーラーズ)2
長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)26
木田晴斗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)2
イノケ・ブルア(コベルコ神戸スティーラーズ)0
根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)3
メイン平(リコーブラックラムズ東京)1
サム・グリーン(静岡ブルーレヴズ)6
竹之下仁吾(明治大学)0
松永拓朗(東芝ブレイブルーパス東京)5
矢崎由高(早稲田大学)9
※所属クラブの後の数字はテストマッチキャップ数。
日本代表はJAPAN XV として、6月27日(土)・パロマ瑞穂スタジアムにて『リポビタンD チャレンジカップ2026』マオリ・オールブラックス戦を経て、テストマッチとして7月4日(土)・東京都内にて『ネーションズチャンピオンシップ2026』イタリア戦、7月18日(土)・国立競技場にて『ネーションズチャンピオンシップ2026』フランス戦、8月8日(土)・東大阪市花園ラグビー場にて『リポビタンD チャレンジカップ2026』オーストラリア戦がラインナップ。
『ラグビーワールドカップ2027 オーストラリア大会』では10月3日(土)・ニューカッスルスタジアムにてサモア戦、10月9日(金)・ブリスベンスタジアムにてフランス戦、10月15日(木)・アデレードオーバルにてアメリカ戦を戦い、決勝トーナメントのキップを争う。
NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 DIVISION 1の特設ページ
https://t.pia.jp/pia/events/rugby-leagueone/

