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ぴあ 総合TOP > 『FM 802 RADIO CRAZY 2025』特集!a flood of circle×山中さわお スペシャル座談会!結成20周年記念・初の日本武道館公演に向けて── 山中さわおと語る音楽への情熱と未来への展望

a flood of circle×山中さわお スペシャル座談会!
結成20周年記念・初の日本武道館公演に向けて── 山中さわおと語る音楽への情熱と未来への展望

音楽
PR 2026年2月12日
Text:早川加奈子
メイン画像

結成20周年を記念し、5月6日(水・祝)にバンド初となる日本武道館公演『a flood of circle 20周年記念公演 LIVE AT 日本武道館』を開催する、a flood of circle。また、1月11日からは、2025年11月発表の14枚目となるニュー・アルバム『夜空に架かる虹』を提げ、全国ツアー『a flood of circle 20周年記念ツアー"日本武道館への道"』を開催。

そして、全20公演それぞれにゲストを迎えて開催される全国ツアーと日本武道館公演への気概を盛り上げるべく開催されたのが、『FM802 RADIO CRAZY presents a flood of circle 5.6 武道館に架ける虹』だ。

2025年末を締めくくるこの夜の熱いステージにも登場し、3月14日(土)石川・金沢EIGHTHALLにゲスト出演する山中さわお(ex.the pillows)を迎えて、ロックバンドとしてのあり方、そして、日本武道館公演に向けた思いをコタツを囲んだ座談会スタイルで語ってもらった。

今日のゲスト企画も、山中さわおさんの出演ありきで決めました!

── まずは、UNISON SQUARE GARDENの田淵智也さん、そして山中さわおさんも出演された『FM802 RADIO CRAZY presents a flood of circle 5.6 武道館に架ける虹』を終えた感想を聞かせてください。

佐々木亮介(以下、佐々木) いやもう、ドキドキっていうか怖いっていうか。いや、本当にうれしくて。さわおさんがこのために来てくれるなんて贅沢過ぎるというか。今回、ゲストを呼んでやるって話をもらった時、「対バン相手の人をいっぱい呼ぶのはどうか?」という話があったんですけど、「さわおさんを呼んでほしいです」ってお願いしたら来ていただけるという話になりまして。で、おまけで田淵さんも来ていただけると……。

山中さわお(以下、山中) おまえさ、「レディオテレグラフィー」(の演奏)が終わった後、ドサクサで俺のほっぺたにキスしてたな(一同爆笑)。

佐々木 あれは独占欲の表れというか。さわおさんに執着してるから(笑)。

山中 マーキングされてたんだ(笑)。

佐々木 後輩代表として、さわおさんは俺のもんだってことで(笑)。

『夜空に架かる虹』の歌詞にthe pillowsの名前が出てきたんだけど!

── 2026年は、1月からスタートする4カ月に渡る対バンツアー『a flood of circle 20周年記念ツアー”日本武道館への道”』を経て、5月6日(水・祝)にはバンド初の日本武道館公演が開催されます。

佐々木 2025年11月にニュー・アルバム(14thアルバム『夜空に架かる虹』)を出したので、2026年はまずワンマンでアルバムのツアーを回って、後半に対バンツアーをやってお客さんをつかみ取り……みたいなことをやりたかったんです。でも、武道館が5月6日に取れちゃったので、そうなるとアルバムのツアーをやっている場合じゃないってことになっちゃって。で、さわおさんもお呼びしている対バンツアーを慌てて決めたという流れなので、実は計画性がないというか(笑)。

山中 あのさ、そのアルバムの歌詞(「キメラファンク(FLY! BABY! FLY!)」にピロウズって言葉が出てくるんだけどさ、ああいうのって、実はかっこ悪い方にも転ぶわけじゃない?

佐々木 まぁ、憧れのバンドであるピロウズの名に傷をつけたくないという気持ちはありますね。

山中 そういうことじゃなくてさ、ピロウズの「サード アイ」(the pillowsの23thシングル)という、なんていうか餃子じゃなくて水餃子ぐらいの微妙なところを突いてきた勇気がすごいなっていうことよ(笑)。俺はうれしいよ? だって、ピロウズが嫌いな人がそんなことしないからさ。

佐々木 ありがとうございます。「キメラファンク(FLY! BABY! FLY!)」は俺が思うことを歌っているということもあって、言いたいことを言っていいんだと思いました。

── さわおさんはピロウズが歌詞に登場することを事前に知っていたんですか?

山中 いや、普通にCDをいただいて家で聴いてたら《ピロウズのサード アイ》ってフレーズが耳に入ってきて、おう!と。だから、くすぐったい感じではありましたよ。それっていろんな曲に名前が出てくる……例えばビートルズみたいな感じのところに仲間入りさせてもらったってことじゃないですか。もし同世代のバンドとかにいい曲があって好きだとしても名前は使いにくいな、みたいな、そういう距離感とかあるじゃん?

佐々木 ああ、ジェラシーが入っちゃう、みたいな。

山中 だけど、ピロウズだと世代も違うし、まぁ、解散もしてるし、なんかそういうところで名前を出してもいいんだなっていうのはあるかもね。

佐々木 今やさわおさんとは近しい関係ですけど、元々はすごく遠い存在というか。憧れも入っていますし、なんていうか、師的な存在というか。雷のように遠くで見ていてる分には美しいんですけども、近くにいるとちょっとビリビリする、みたいな(笑)。

山中 おまえよくそれを言うけどさ、そう言いながらさっき無断で俺の頬にキスしてたよ(一同爆笑)。

佐々木 それぐらい好きってことです(笑)。

日本武道館は「いい歳をしてバンドを続けてる免罪符」

── 今回のa flood of circleと同じく、the pillowsもUNISON SQUARE GARDENも結成20周年の時に日本武道館でライブをやっているんですよね。さわおさんはさきほどのステージで、「武道館への憧れはなかったけど、やっぱり厳かな気持ちになった」と、おっしゃっていましたね。

山中 うん。だってね、 本来は音楽を好きになって……音楽にもいろんなジャンルがあって、いろんな気持ちで音楽をやっている人はいるけど、のし上がろうとか、一攫千金を狙おう、みたいな人は俺の世代だとロックンロールだけど、フラッド世代はそうじゃなくて、ただロックが好きでやっているわけじゃない? 好きなことをやって、できればみんなもそれを好きになってくれて、できれば人気が出ますように!って祈るだけで、人気者になるために音楽を寄せるわけじゃないっていう状況でやっていて……。ていうかさ、なんか俺、しゃべり過ぎてない?(笑)

佐々木 大丈夫です(笑)。

山中 まぁ(笑)、ミュージシャンって表ではカッコいいこと言っていても、裏ではカッコ悪いこともあったりとかしてね。やっぱり、評価されたい、人気が出てほしいっていう気持ちもあるから、武道館でやるっていうのは数の論理っていうか、俺たちはこれだけの人を呼んだんだっていう話じゃない? 数字で自分たちの価値を1回ぐらい証明して、今まで認めてくれなかったやつらの横っ面を!という気持ちはあるよね。今まで冷たかったラジオ局の人たちが、武道館のあとはエレベーターの扉が閉まるまで頭を下げてくれるんだなっていうか(笑)。

── それぐらい「日本武道館」は価値がある場所ということですよね。a flood of circleにとってはどんな印象がある場所ですか?

佐々木 俺にとっては、友だちのお兄ちゃんがやってるファミコンみたいなもので、いつかは欲しい、みたいな資本主義的な感覚だと思うんですよ。でも俺がやりたいと思っているのは……うちのバンドって実家が太い系というか、子供部屋バンドっていうか(一同苦笑)。「世界をひっくり返すぞ!」みたいなバンドじゃないので、好きなロックがあって、なるべく1曲でもそういう本物が書けたらみんなもきっと好きになってくれると思うから、そういう幻をずっと追いかけてて、それを実現するためにやってるから。

全員 (静かにうなずく)

佐々木 でも以前、なべちゃん(渡邊一丘)から「バンド辞めたいかも」って言われたことがあって。辞めてほしくないから、武道館をやろうかなと思ったんですよ。武道館は友だちのお兄ちゃんのファミコンだから、実現したらきっとうれしい気持ちになるかなって。実際に面白いかどうかはゲットしてからじゃないとわからないので、一回やってみてからあとで考えるとして、俺が音楽をやりたい気持ち自体はいまも変わらないから、武道館は目印というか、ブランドとしてほしいエルメスのバーキン、みたいな感じですね。

HISAYO 私自身は武道館への憧れがあるので、家族も武道館でやることを「おめでとう」って言ってくれたし、親族総出で行きますよ、っていうぐらいに誇りに思ってくれていて。もしかしたらいままでは「早くバンドなんて辞めてくれ」という気持ちが心の片隅にあったかもしれないけど、「やっててよかったね」って言ってもらえると思うと、ブランドじゃないけど、よかったというか。

山中 免罪符だよね、いい歳をしてバンドを続けていることに対する(笑)。

HISAYO そうかも(笑)。それはありがたいですよね。だからがんばります。

『LIVE AT 日本武道館』のあとから始まる「未来」

山中 テツくんはどうなの? さっき「テツくんって緊張とかするの?」って聞いたら全然しないって言ってたからさ。

アオキテツ 気概とかは全然なくて。今までやる中でいちばん大きいハコかなってぐらいですね。

山中 そういう冷静な人がバンドにいてくれるのはいいよね。

── 渡邊さんは辞める辞めないの話も武道館がきっかけになったそうですが。

渡邊一丘(以下、渡邊) 辞める辞めないというか、俺、なんならまだ、a flood of circleに加入するとも言ってないんでっていうネタもあります(笑)。でも20年やってきて、俺は宙ぶらりんに感じてしまう時期も正直あって。どうしよう、このまんまじゃ続けられないかもってことを相談したんですね。その中で武道館という目標を立ててくれて。そうだよな、やれることっていうか、今いちばん高そうな山はそこだなって。俺らって多分みんな緊張しぃだし繊細だし、だんだんとこうやって山を登っているのが高地トレーニングみたいな感じでいいのかなって。そういえば俺、武道館と東京ドームが家からチャリで行ける範囲でいちばん大きいとこなんですよ。

佐々木 チャリで行けなくても東京ドームはいちばんでかいとこだよ(一同爆笑)。

渡邊 そうだけど(笑)、とくに武道館は近いとこにあるのに、俺たちのことを流星のごとく追い抜いていったバンドたちを何回も観に行って。どんどん因縁の土地みたいな感じになっていって、悔しさばかりが募っていたんですけど、ある時からそれもどうでもいいというか、なんかスカッとしてきて。俺も流星になりたい!って、今この状態で思えているのがいいかなって思っています。何を言っているんでしょうか、俺は(笑)。

── 結成20周年にして「流星になりたい」って言えるのは素晴らしいことだと思います。バンドとしてまだまだ希望や野望があるってことだから。

渡邊 確かに、結成20周年で流星になれるとは思ってなかったですし、ここまで高いところに登れるとは思っていなかったですから、がんばりたいです。

HISAYO 2026年の前半に武道館の予定があるのが良かったです。 後半だとそれで2026年が燃えつきそうな気もしていたんですけど、燃えつく暇なく武道館でのライブがあって、そこから始まる何かがあるっていう未来が想像できるのがいいなって。前向きにとらえています。

『FM802 RADIO CRAZY presents a flood of circle 5.6 武道館に架ける虹』

<企画概要>
12月27日Antenna(5号館)

出演:a flood of circle/山中さわお/田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN/THE KEBABS)

<放送概要>
特別番組『FM802 RADIO CRAZY RADIO de LIVE CRAZY』

1部:2月11日(水)18:00-21:00
DJ=樋口大喜

2部:2月11日(水)21:00-23:48
DJ=板東さえか

3部:2月14日(土)18:00-21:00
DJ=ハタノユウスケ

4部:2月14日(土)21:00-23:00
DJ=高樹リサ

5部:2月15日 (日)19:00-22:00
DJ=田中乃絵

※番組はアプリ「radiko」プレミアム エリアフリーにて全国から視聴可能
(視聴可能エリア以外は有料)

a flood of circle

『“a flood of circle 20周年記念公演 LIVE AT 日本武道館”』
2026年5月6日(水・祝) 東京・日本武道館
開場15:00 / 開演16:00

【チケット情報】
一般指定席:7,700円(税込)
学割指定席:5,500円(税込)
https://w.pia.jp/t/afloodofcircle-t/

<ツアー情報>
『a flood of circle 20周年記念ツアー “日本武道館への道”』
1月11日(日) 東京・新代田FEVER
1月23日(金) 愛知・名古屋CLUB QUATTRO
2月5日(木) 茨城・水戸LIGHT HOUSE
2月14日(土) 岩手・盛岡CLUB CHANGE WAVE
2月15日(日) 福島・郡山HIPSHOT JAPAN
2月19日(木) 栃木・宇都宮HEAVEN’S ROCK VJ-2
2月26日(木) 千葉・千葉LOOK
2月28日(土) 神奈川・横浜ベイホール
3月1日(日) 京都・京都磔磔
3月7日(土) 長野・長野CLUB JUNK BOX
3月8日(日) 新潟・新潟LOTS
3月13日(金) 大阪・心斎橋BIGCAT
3月14日(土) 石川・金沢エイトホール
3月27日(金) 岐阜・岐阜ants
4月3日(金) 北海道・札幌cube garden
4月5日(日) 宮城・仙台darwin
4月15日(水) 愛知・名古屋DIAMOND HALL
4月17日(金) 福岡・福岡BEAT STATION
4月24日(金) 広島・広島CLUB QUATTRO
4月28日(火) 東京・Zepp DiverCity TOKYO
※全公演ゲストあり

※詳細は特設サイトをご確認ください。
『“a flood of circle 20周年記念公演 LIVE AT 日本武道館”』
特設サイト:
http://afloodofcircle.com/budokan2026/

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