再び日本中に魔法をかけるミュージカル『メリー・ポピンズ』、稽古場公開イベントの様子をお届け
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ミュージカル「メリー・ポピンズ」の稽古場披露より。
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すべて見るディズニー不朽の名作を舞台化するミュージカル『メリー・ポピンズ』が2026年3月21日(土)から、東京・東急シアターオーブにて再々演される。これに先立ち、海外クリエイティブスタッフとともに、作品を創り上げる最中の稽古場の様子が公開され、メリー・ポピンズ役の濱田めぐみ、笹本玲奈、朝夏まなと、バートを演じる大貫勇輔、小野田龍之介、上川一哉が意気込みを語った。

P.L.トラバースによる小説を原作に、ウォルト・ディズニーが製作し、アカデミー賞では主演女優賞をはじめ、5冠に輝いた「メリー・ポピンズ」。そんな名作映画を、キャメロン・マッキントッシュ(『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』)とディズニー(『ライオンキング』『アラジン』)がタッグを組み、2004年にミュージカル化した。日本では2018年の初演、2022年の再演に続く、3度目の公演で再び日本中に魔法をかける。

初演からメリー・ポピンズを演じる濱田は「3回目になりますが毎回、台詞や歌詞からいろいろなヒントをもらい、発見が多い。その時々の感覚で、台詞の響きも違う」と語り、「台詞の中に、言葉の魔法が散りばめられていて、どんなシーンを見ても、魔法がかかるような引き込まれる舞台になっている」とアピールした。
笹本は、再演からの出演で、26年公演に向けて、マシンピラティスとハイアルチ(高山トレーニング)を始めたと明かす。「前回は歌いながら踊る時に、肺活量が必要で大変な思いをした」そうで、「メリーは、上半身は白鳥のように優雅なんですけど、下半身は激しく動かし、常に足は(バレエの)1番ポジションにしているので足を鍛えている」と話していた。

そして、メリー・ポピンズ役に初めて挑む朝夏は、「これまでは観客として、舞台セットや音楽など総合芸術にただただ圧倒されて感動していた」といい、「今回参加していて、とても綿密に作られていて、繊細だからこそ素晴らしい舞台が完成していると実感している。お客様にも私と同じ感動をお届けしたい」と参加に喜びを嚙みしめる。「今は筋肉痛と絶賛戦っている(笑)」とも明かし、「胸を張って立てるよう、初日まで精進したい」と抱負を語った。

初演から煙突掃除屋のバートを演じている大貫は、「それぞれが違うキャラクターを持ったメリーとバート。異なる組み合わせで感じることは自分自身もお客様も違うと思うので、演じる僕らも楽しみだし、ご覧になる皆さんにも楽しんでほしい」と、トリプルキャストならではの楽しみ方を伝授。「僕も4年前に刺さらなかったシーンが、今になって刺さるようになった。初演、再演を観た方でも新しい発見があるはず」とアピールした。
小野田はコロナ禍で行われた2022年の再演を「たくさんの障害を乗り越えた」と振り返り、「今回は稽古場で顔を見合わせながら、役柄や作品を作っていけるのが豊かだなと感じている。それが作品にエネルギーをもたらすと思うので、(前回以上の)結束力を感じてもらえる」と力を込めた。

稽古場公開では、メリー・ポピンズが子守にやって来るバンクス家が抱える問題を紹介する「プロローグ/ハウス1」をはじめ、建物の屋上を舞台にした「ステップ・イン・タイム(Step in time)」「チム・チム・チェリー リプリーズ(Chim Chim Cher-ee Reprise)」、そして魔法の言葉を散りばめた「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(Supercalifragilisticexpialidocious)」の計4曲が披露され、総勢54名のキャスト陣が、本番さながらのパフォーマンスを見せた。
初参加の上川は、「逆さになって壁を登っていくのが、僕にとって大きな挑戦」だと、「ステップ・イン・タイム」におけるアクロバットな動きを語り、「稽古場ではそこまでの高さじゃないんですが、リチャード(振付補のリチャード・ジョーンズ)からは『目を開けて』と言われて、怖かった」と思わず苦笑。「苦労はしていますが、音楽に乗せた群舞の面白さもある。エネルギーを出し切れば、きっと僕らもお客様も楽しんでもらえるんじゃないかと思う」と期待を寄せていた。

取材・文/内田 涼
〈公演情報〉
ミュージカル『メリー・ポピンズ』
〈東京公演〉
日程:2026年3月21日(土)〜5月9日(土) ※3月21日〜27日までプレビュー公演。
会場:東急シアターオーブ
〈大阪公演〉
日程:2026年5月21日(木)〜6月6日(土)
会場:梅田芸術劇場 メインホール
[原案] P.L.トラバース
[オリジナル音楽 / 歌詞] リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン
[脚本] ジュリアン・フェローズ
[新規楽曲 / 追加歌詞&音楽] ジョージ・スタイルズ、アンソニー・ドリュー
[共同製作] キャメロン・マッキントッシュ
[翻訳] 常田景子
[訳詞] 高橋亜子
[出演]
濱田めぐみ・笹本玲奈・朝夏まなと( トリプルキャスト)
大貫勇輔・小野田龍之介・上川一哉 (トリプルキャスト)
小西遼生・福士誠治 (Wキャスト)
木村花代・知念里奈 (Wキャスト)
島田歌穂・樹里咲穂 (Wキャスト)
コング桑田・安崎 求 (Wキャスト)
浦嶋りんこ・久保田磨希 (Wキャスト)
石川新太・DION( Wキャスト) ほか
※トリプルキャスト、Wキャストの出演回は下記よりご確認ください。
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/marypoppins/
公演オフィシャルサイト:
https://marypoppins2026.jp/index.html/
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