熱い! ハマる! 観客が語る”たぎりポイント” 試写会でわかった観客の生の声を紹介
人気小説を壮大なスケールで映像化した連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』がついに放送を開始した。本作は、社会のはみだし者たちが圧政に立ち向かう叛逆の物語を描いた作品で、初回放送時から高評価が次々に上がっている。
ポイントは、視聴者の感想がとにかく熱いこと! 彼らの戦いをただ楽しむだけでなく、“共に戦う”気分で観ている人が多いのが特徴だ。彼らは本作のどこにハマっているのか? どこに注目しているのか? 鑑賞者の心が“たぎる”ポイントを紹介する。
満足度、限界越え! 試写会の反響が熱い!
本作の放送前、2月9日に都内で大規模なジャパンプレミアが行われた。原作者の北方謙三をはじめ、出演者、豪華ゲストが来場し、シリーズの第1話が披露された。上映後に実施されたアンケートでは「とても満足」「満足」と答えた人が全体の94.1パーセントを記録!
本作の原作は、長年にわたって愛され続けてきた超人気小説で、読者の思い入れも強いため、映像化のハードルは高い。しかし、原作が好き、読んでいると答えた観客から絶賛が相次いでおり 「それぞれのキャラが魅力的に登場してとてもワクワクしました」「原作のファンとして参加しました。第1話を観ただけでも一気に引き込まれ、早く続きを観たいと思いました」「原作のいいとこ取り感があって楽しい」などのコメントが寄せられた。
一方、原作を読んでいない、“水滸伝”に触れたことのない観客の評価も高い。本作は膨大なキャラクターが次々に登場し、怒涛の勢いでストーリーは進んでいくが、「原作未読ですが、まだ1話しかみてないのに、映画一本みたような満足感がありました」「続きがとても気になります。小説も読んでみたいと思いました」など高評価。誰もがその存在を知っている豪華キャストが顔を揃え、脚本も丁寧に構成されているため、初見でも存分に楽しめるようだ。
“アウトローの元祖”に共感&興奮!
本作では、個性的な面々が理不尽な世の中に反旗を翻すために集結し、梁山泊と呼ばれるアジトに集う。さらに彼らの前に立ちはだかるキャラクターたちも登場するため、本作は全7話のドラマとは思えないほどのキャラクターが登場する。
織田裕二が演じる宋江、反町隆史が演じる晁蓋(ちょうがい)ら登場するキャラクターたちはそれぞれ強烈な個性があり、誰もが熱い想いを胸に理不尽な世の中に反旗を翻す。何があっても諦めない、お上のいうことには簡単には従わない、群れからハグれても自分の信念を曲げない。『水滸伝』に登場する者たちは“アウトローの元祖”なのだ。
ジャパンプレミア終了時点でアンケートをとったところ、登場人物たちに熱いコメントが寄せられた。
なにより観客のコメントが熱かったのは、梁山泊のメンバーを率いる宋江と、その想いに真っ先に反応する闘士・晁蓋に関するもの。ふたりのドラマは第1話の段階ではまだ“はじまり”しか描かれていないが、織田裕二と反町隆史の演技に圧倒された観客が多かったようだ。
「宋江と晁蓋が初めて出会うシーンが胸熱でした! お互いがお互いを求め、会うべくして会った。これから梁山泊を築き上げていく様が楽しみ」
「宋江の存在の重みと相反する軽やかさが大好きです。これは織田さんしか出せないなぁとすごく感じました」
「反町隆史さんのラストのセリフは、貫禄のある反町さんだから違和感がない! 圧巻でした」
ふたりは多くの作品で主演を務めてきた日本を代表する人気俳優だ。本作では織田と反町がまったくタイプの違う人物を演じ、あらゆる垣根を越えてお互いを認め合い、同じ志を抱いて共に戦う姿が描かれる。時に宋江と晁蓋はあえて距離を置き、それぞれの場所で行動することがある。しかし、想いは揺らがない。だからこそ、彼らが同じ画面の中にいるだけで胸が熱くなる。今後も両者の化学反応は多くの観客を惹きつけることになりそうだ。
また、槍術のエキスパート、林冲(りんちゅう)も人気を集めた。『水滸伝』の中でも人気のキャラクターだが、第1話の段階では叛乱の疑いをかけられ、愛する妻・張藍(泉里香)とも別れ、窮地に立たされている。この先、彼はどうなるのか? 気にならないはずがない!
「林冲と張藍の関係が切なくて引き込まれました」
「亀梨さん演じる林冲の強さと優しさ、この悲しみを背負って今後どうなっていくのか、最後まで見届けたい」
そして、佐藤浩市が演じる王進(おうしん)の人気も高い。宋国の帝を守る禁軍の武術師範を務め、武術の達人として知られるが、林冲と同じく疑いをかけられて追われる身に。
「佐藤さんの王進先生が、清廉潔白な人物なところがよくでていて、イメージ通りで嬉しかった」
「亀梨さん佐藤さんの取り組みしながらの会話に迫力満点でよかったです」
「王進が林冲を友と言ってくれたのがすごく嬉しくて、エモすぎました」
そのほか、各キャラクターへの感想、期待コメントがギッシリと書かれていた。今後、物語が展開していく中でさらに人気キャラクターが出現すると予想される。
語り足りない! 鑑賞者の荒ぶる想いを聞け!
放送前から本作の制作規模の大きさは注目を集めていた。撮影期間は約8カ月、クルーの総移動距離は地球半周分にも及ぶ。そこで撮影された映像は観る者をのみこむ勢いだ。
「壮大なスケールと謳われつつもここまでの圧倒的な描写とは思っていなかったです」
「一篇の映画を観ているかのようなスケールと、美しい映像、キャストの方々の素晴らしい演技とチームワークに圧倒されました」
「日本ロケとは思えない美しい風景や衣装、セットのこだわりは素晴らしかった。迫力あり、最後まで目が離せませんでした。早く続きがみたいです」
「衣装の細部や背景にこだわった映像美が素晴らしく、物語の世界観に一気に引き込まれました」
「これがドラマで、テレビで終わるのが残念で仕方ありません。全部大きなスクリーンでみたいと心から思いました」
アンケートでは、本作を“映画クオリティ”と表現する人が多かった。近年はスクリーンで観たいハイクオリティなドラマが海外でも数多く製作されているが、連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』はそれらの作品と肩を並べる作品だと感じた人が多い。
アンケート実施後にまず思ったことは「直で観客の話を聞きたかった!」ということ。寄せられた感想がどれも熱く、感想の最後は“!”の連発だ。それだけテンションが上がり、本作に心を震わせた人が多かったのだろう。
「セリフがかっこよくて鳥肌が立ちました!」
「全7話と知り、すでに寂しい気持ちです。ぜひシーズン2の制作もお願いします」
「僕の青春時代を彩った織田裕二さんと反町隆史さんが一緒にいるところを見れるだけでも胸アツ!」
「人間が魂を賭けて動き、志を同じくする者同士が集結していく熱い物語のはじめを観させていただき私自身にも熱い気持ちがみなぎってきました」
「12世紀の中国が舞台のお話ですが、現代にも通ずる濃厚な人間ドラマで、早く続きが見たくなりました!」
「映像美、スケール感も両立されている作品で、とても見応えがあるし、この作品を観たということが誇りに思えるような、一種の自慢になるような作品だと思う」
今後、本シリーズは口コミでさらに視聴者を増やし、劇中の登場人物たちのように、連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』のファンが集結していく展開になりそうだ。

