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秘仏・蔵王権現像が一挙降臨!『神仏の山 吉野・大峯』奈良国立博物館で4月10日から

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《蔵王権現立像》 平安時代(12世紀) 奈良 大峯山寺

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2026年4月10日(金)より、奈良国立博物館で特別展『神仏の山 吉野・大峯 ―蔵王権現に捧げた祈りと美―』が開催される。修験道の聖地、吉野・大峯の魅力を広く紹介する展覧会だ。

《役行者倚像および二鬼坐像》 室町時代(15世紀) 奈良 𠮷水神社

紀伊山地に含まれる吉野山から山上ヶ岳の一帯を中心とした吉野・大峯は、古代から神々や仙人が住まう、神秘的な場所として崇められてきた。飛鳥時代には、修験道の開祖・役行者が大峯で蔵王権現を感得し、その姿をヤマザクラの木に刻んで山上山下にまつったことが大峯山寺と金峯山寺の始まりとされている。同展ではこの大峯山寺の蔵王権現像を、寺外初公開の秘仏も含めて一挙公開。さらに金峯山寺蔵王堂(国宝)の本尊で像高7mに及ぶ日本最大の秘仏・蔵王権現像3軀(重要文化財)を、VR(バーチャルリアリティ)映像で大型スクリーンに再現する。

VR映像『金峯山寺』より 製作協力:総本山金峯山寺 製作著作:TOPPAN

近年、金峯山寺で大量に発見されて大きな注目を集めた、平安時代の権力者・藤原道長の埋経もみどころのひとつ。道長の日記『御堂関白記』によると、1007年(寛弘4)、彼とそのひ孫・師通は、多くの臣下とともに金峯山に参詣し、弥勒の世まで仏法を伝えることを願って山上に自筆の経文が入った経筒などを埋納した。会場では、この道長・師通自筆の紺紙金字経(国宝)全18巻を修理後初めて公開し、彼らが山上に託した祈りを紐解いていく。

国宝《紺紙金字阿弥陀経(金峯山経塚出土)》(部分) 藤原道長筆 平安時代 寛弘4年(1007) 奈良 金峯山寺 【展示期間:5月12日~24日】

その他、南北朝時代に吉野に南朝を開いた後醍醐天皇の信仰の世界や、文禄3年(1594)に徳川家康や伊達政宗を従えて、吉野で盛大な花見を催した豊臣秀吉の華やかな宴、近世以降、民衆の大峯参詣を通じて深まった吉野と奈良の関係など、各時代の吉野・大峯の歴史を紹介する。

重要文化財《吉野花見図屏風》 左隻 安土桃山時代(16世紀) 京都 細見美術館 【後期展示】

また、仏像館では、延元3年(1338)から翌年にかけて南都大仏師・康成が造像した金剛力士像も特別に公開される。こちらは同館からほど近くに位置する、東大寺南大門の金剛力士像に次ぐ大作だ。

<開催情報>
特別展『神仏の山 吉野・大峯 ―蔵王権現に捧げた祈りと美―』

会期:2026年4月10日(金)~6月7日(日)
[前期展示]4月10日(金)~5月10日(日)
[後期展示]5月12日(火)~6月7日(日)
※会期中展示替えあり
会場:奈良国立博物館 東西新館
休館日:月曜(※ただし4月27日(月)、5月4日(月・祝)は開館)
時間:9:30~17:00(※入館は閉館の30分前まで)
料金:一般2000円、大高生1500円、中学生以下無料
公式サイト:
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/yoshino_omine2026/overview.html

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