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世界各国で上映禁止&大幅カットのカルト作『殺し屋1 4K』海外でのエピソード&脚本・佐藤佐吉のコメント到着

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『殺し屋1 4K』 (C)山本英夫/小学館「殺し屋1」製作委員会 2001

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5月15日(金)より公開される映画『殺し屋1 4K』より、海外でのエピソードと嘔吐袋の画像が公開された。

『殺し屋1』は、映像化不可能と言われた山本英夫の大ヒット同名漫画を、三池崇史監督が映画化。目を背けたくなるほどの徹底したバイオレンス描写に加え、その独創的な衣装、2000年代頭の歌舞伎町を収めたエネルギッシュな映像、その魅力を加速させる音楽、個性派揃いのキャストが揃った作品だ。今回、三池崇史監督と撮影の山本英夫監修により4Kリマスターされた。主人公のヤクザ、垣原を浅野忠信、泣き虫の殺人マシーン・イチを大森南朋が演じ、そのほか塚本晋也、SABU、國村隼、松尾スズキ、寺島進、KEE(渋川清彦)、菅田俊、手塚とおる、有薗芳記が出演している。

新宿・歌舞伎町でドMのヤクザ垣原と、元いじめられっ子の殺し屋イチの壮絶な殺し合いが幕を開けようとしていた。さまざまな思惑が絡み合い、常軌を逸した男たちが繰り広げる戦いが街を血で染め上げていく……。

クエンティン・タランテーノが本作のファンを公言し、『キル・ビル Vol.1』(2003年)に菅田、國村、風祭ゆき、佐藤佐吉と『殺し屋1』のキャストを多数出演させるなど、海外でカルト的な人気を誇る本作。その最大の魅力は目を背けたくなるほどのバイオレンス描写だ。

しかし、多くの国でその描写が大幅にカットされるなど、さまざまな対応がなされている。製作当時の2001年、9.11直後のトロント映画祭で上映された際は、900人入る劇場のチケットがソールドアウトになったが、その際入場者全員に主催者からエチケット袋(嘔吐袋)が配布されたエピソードも。フランス、オーストラリアでは無修正版が上映されたが、アメリカでは約11分、ドイツでは約13分、香港では約15分以上もカット、ノルウェーでは2007年に無修正版のDVDが発売されたが翌年、内容が過激すぎるという理由で上映禁止となった。今回公開される4Kデジタルリマスター版は、ノーカット版となる。

嘔吐袋

なぜ、ここまで「危険」な映画とされるのか、なぜここまで国内外の人々を魅了し続けるのか。脚本を手がけた佐藤佐吉は、「『殺し屋1』はハリウッド映画にあるような“観客の予想を裏切らないエンターテインメント”ではなく、“映画の約束事を守らない映画”だからこそ人々を夢中にさせるのではないか」と語る。そして、「ただ、画面でめちゃくちゃなことをやっていても、北村道子の衣装、佐々木尚の美術はともに“美”を追求し、悪趣味には陥らないギリギリのラインを保ちながら、強烈なバイオレンスは上限を突破するほどに見せていく。原作の漫画よりも、一層暴力性も美意識も過剰になったところも惹きつける魅力なのではないか」ともコメント。

佐藤は4K版の公開にあたり、「暴力描写は強烈だけれども、一生忘れられない映画体験になると思います。垣原役の浅野忠信の時代を超えた格好良さ、イチを演じる大森南朋の今じゃ想像できないような泣き虫な姿。いま戦争が起こり、世界が狂気を帯びている中で、こうして25年経ってスクリーンに蘇ったということは、時代の妙な必然性があるような気もします。こういった映画を観ることにより、改めて暴力とは何なのだろうと問い直すことができる映画にもなっていると思います」とコメントを寄せた。

『殺し屋1 4K』予告編

<作品情報>
『殺し屋1 4K』

5月15日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開

公式サイト:
https://koroshiya1.jp/

(C)山本英夫/小学館「殺し屋1」製作委員会 2001

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