飯窪春菜・松本幸大・荒川ちかが激動の昭和を生きる! 1ZA『黄昏の街を行け』7月上演
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1ZA 第16回公演『黄昏の街を行け』-向日葵商店街- ビジュアル
1ZA(イチザ) 第16回公演『黄昏の街を行け』-向日葵商店街-が、2026年7月8日(水) から12日(日) まで東京・渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホールで上演される。
1ZAは、田谷野亮が2016年に「たやのりょう一座」として旗揚げした劇団。つかこうへい作品を中心に上演しながら、冒険活劇や人情劇、ファンタジーなど、さまざまなオリジナル作品を創作し、一昨年には紀伊國屋ホール開場60周年記念公演として『蒲田行進曲』を約40年ぶりに同劇場で復活させた。2026年に「1ZA」へと改名。カンパニー化はせず作品ごとに出演者・スタッフを集めて創作を続けている。
本作は田谷野が幼少期に大阪の小さな村で感じた「夕暮れ時の静かな寂しさと、帰る場所がある安心感」を原点に、昭和を懸命に生きた若者たちの姿を描くオリジナル作品。1975年夏、時代の荒波に飲まれながらも人情と活気があふれる「向日葵商店街」を舞台に、光と影に翻弄されながら夢を追いかける3人の幼馴染の切なくも温かい“人生”の物語が綴られる。本作の制作にあたり、田谷野は「人と人の距離が遠くなることに慣れてしまった今だからこそ、昭和の商店街にタイムスリップして己の“人生”を生きようと泥臭く衝突し合う人間たちの魅力をお見せできたら。これは夢を抱きながらも葛藤し、ひとりでは前に進むことのできない人々の姿を描いた物語です」と説明している。
さまざまな悩みを抱えながらも前を向く不器用な主人公・向井千夏を演じるのは、モーニング娘。を卒業後、舞台『武士の献立』や『終末のワルキューレ 〜The STAGE AGE of Ragnarok〜』で主演を務めるなど、俳優・タレントとして活躍中の飯窪春菜。「私は昭和も商店街も馴染みがありませんが、それでも不思議と懐かしさを感じるのは、人々の絶えない活気や営みが今につながっているからなのかもしれません。令和のこの時代に、劇場で、懐かしくも激動の時代を体感していただければと思います」とコメントを寄せた。
すべてを包み込むような優しさで主人公たちを見守る風野奏介役は、舞台『商店街グランドリオン』、『夜逃げ屋本舗』、タクフェス第13弾『くちづけ』など数々の作品に出演している松本幸大に決定。そして、主人公と対照的な明るい性格の日野葵役には、10歳で主演したロシア映画で国際映画祭最優秀女優賞を受賞し、映画『東京家族』やドラマ『幽かな彼女』など幅広い作品で活躍中の荒川ちかが名を連ねた。さらに、劇団☆新感線のこぐれ修、吹越ともみ、里菜、藤本ばんびら個性豊かなキャスト陣が集結。また、主演の飯窪春菜が実妹・日菜といろと記念すべき姉妹初共演を果たす点にも注目だ。
このたび公開されたメインビジュアルは、ZARDなど数多くのアーティストのビジュアル制作を手がけてきた鈴木謙一がアートディレクションを担当。夕暮れ時の切なさと希望が同居する、情緒あふれる1枚に仕上がっている。
【あらすじ】
時は1975年夏。
東京下町にある「向日葵商店街」。人情と活気にあふれるこの街。しかし、時代の変化はこの街にも徐々に迫りつつあった。
夕暮れ時、町を見下ろしながら語り合う3人の高校生。小さく肩を震わせている彼女の名は「向井千夏」。商店街名物“頑固おやじの徹”と“商店街の女将 静江”を両親に持つ彼女。小さい頃から人見知りで走ることが唯一の趣味であり、いつの間にかかなりの実力を有してしまっていた彼女は、あらゆる大会で新記録を樹立。しかし、未だに自分に自信はない。
そんな千夏とは対照的な明るい性格の少女「日野葵」。生まれつき体は強くないが、常に笑顔で目立つことが大好きな彼女は「有名なアイドルになって地元をもっともっと元気にする」という確固たる夢があり、先日ののど自慢コンテストでも見事優勝を飾っていた。そんなふたりを見守る「風野奏介」。すでに親の家業を継ぐことを決めていた彼にとって、彼女たちふたりは「光」そのものだった。「ちなっちゃんも葵ちゃんも、向日葵商店街の希望の星だ。絶対にスターになる! 俺はさ、生涯をかけてふたりを応援するぞ! ふたりがいいって言ってもそうするからな!」。調子のいいことを言う奏介に思わず笑う千夏と葵。
数年後──。
女子陸上界とアイドル。その最前線で戦うことになる千夏と葵。大きな挫折を味わう彼女たち。何度も何度も激しい光と影がふたりの人生を照らしていく。しかし、彼女たちの心には常に奏介と心温かい商店街の存在があった。若き日に見たあの夢は絶対に叶うはず。確信する奏介。だが、ある日を境に3人の運命は……大きな渦へと巻き込まれてしまうのだった。
これは激動の昭和の時代、とある下町で生まれ育ったふたりの女性と、彼女たちの人生に懸けたひとりの男性による、切なくも温かい『人生』の物語である。
<公演情報>
1ZA 第16回公演『黄昏の街を行け』-向日葵商店街-
作:白坂英晃(はらぺこペンギン!)
演出:田谷野亮
出演:
飯窪春菜
松本幸大
荒川ちか
こぐれ修
吹越ともみ
里菜
藤本ばんび
花村すいひ
宗清万里子
日菜といろ
野島健矢
北澤響
宝持沙那
三宅法仁
園田シンジ
福さん太
ギター演奏:ちゃんてじょん
2026年7月8日(水)~12日(日)
会場:東京・渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
公式サイト:
https://ichiza.jp/
1ZA 第16回公演『黄昏の街を行け』-向日葵商店街- 出演者コメント全文
■飯窪春菜
向井千夏を演じます、飯窪春菜です。
昭和の時代に息づく商店街。私は昭和も商店街も馴染みがありませんが、それでも不思議と懐かしさを感じるのは、人々の絶えない活気や営みが今につながっているからなのかもしれません。令和のこの時代に、劇場で、懐かしくも激動の時代を体感していただければと思います。
個人的には、陸上に触れる作品は久しぶりなので内心ソワソワしています。
どんな物語が描かれるのか、どうぞお楽しみに。劇場でお待ちしています!
■松本幸大
このたび、『黄昏の街を行け』-向日葵商店街-で風野奏介役を演じさせていただきます!
松本幸大です。
「昭和」「商店街」「3人の高校生」「3人の運命」
このキーワードだけで僕自身も演じさせていただくのが今からすごく楽しみです!
人間味あふれる“人生”の物語。
その物語をぜひ劇場で体感していただきたいです!!!
劇場でお待ちしています♡
■荒川ちか
このたび、日野葵役を演じさせていただきます、荒川ちかです。
葵は、地元を盛り上げたいという想いから、アイドルになる夢を抱く少女です。千夏、奏介という大切な仲間とともに、夢に向かって走り出し、時代の波やさまざまな出来事の中で、悩み、ぶつかり、それでも前を向き続ける葵の姿は、とてもまぶしく、愛おしい存在だと感じています。向日葵のように明るく、誰かの心を照らせるようなアイドルを目指す葵の姿を、真っ直ぐに、そして大切にお届けできるよう精いっぱい努めます。この夏、皆さまの心が燃えるような熱い物語をお届けできたらうれしいです。ぜひ劇場でお待ちしております。

