Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 山﨑賢人&松下洸平ダブル主演『殺人の門』がカンヌで喝采! 新たな場面写真も公開

山﨑賢人&松下洸平ダブル主演『殺人の門』がカンヌで喝采! 新たな場面写真も公開

映画

ニュース

ぴあ

(C)2027「殺人の門」製作委員会

続きを読む

山﨑賢人と松下洸平がダブル主演を務める映画『殺人の門』が、2027年2月19日(金)に公開される。この度、現地時間5月15日(金)に行われた第79回カンヌ国際映画祭併設マーケット Marche du Film(マルシェ・ドゥ・フィルム)2026内「Goes to Cannesプログラム」に本作が選出され、監督を務める金井紘とプロデューサーの椿宜和がプレゼンに登壇。各国の映画祭プログラマーをはじめ、セールス会社やディストリビューターなど多くの映画関係者で会場は満員となり、熱気に包まれる中でプレゼンテーションが実施された。

原作は、国内累計発行部数1億部を突破した東野圭吾の傑作にして最大の問題作とも称される同名長編小説。“親友”の人生を狂わせる男・倉持(山﨑)と、そんな“親友”を殺したい男・田島(松下)。約30年におよぶ歪んだ友情がたどる衝撃の結末とは──。初版刊行から四半世紀、「映像化は不可能」とも言われ続けてきた本作が、舞台を令和へと移し、ついにその禁が破られる。

「Marche du Film(マルシェ・ドゥ・フィルム)」は、カンヌ国際映画祭に併設されている世界最大の国際映画マーケット。毎年約120カ国から1万人以上のプロデューサーや映画関係者が集まり、映画の商談をはじめ、分野ごとのイベント、フォーラム、パネルトーク、ネットワーキングなど多彩なプログラムが展開される。今年は日本がカントリーオブオナー(Country of Honour)を務めており、日本映画への注目が世界規模で高まっている。

その中核を担う「Goes to Cannesプログラム」は、世界中の映画祭プログラマーおよびセールス会社やディストリビューターに向けて、有望なクリエイターが直接プレゼンテーションを行うショーケース形式のプログラム。今年はカントリーオブオナーを務める日本から5作品のプレゼンテーションが実施され、『殺人の門』もその選出作品のひとつに選ばれた。選出された5作品には、是枝裕和監督の『ルックバック』や瀬々敬久監督『存在のすべてを』も名を連ねており、日本映画の新たな才能と注目作に世界各国から熱い視線が注がれた。

世界初公開となる12分にわたる本編フッテージが上映されるとともに、金井監督と椿プロデューサーが本作の企画意図や作品の魅力について紹介。金井監督は「この矛盾し、歪んだ友情こそが、本作『殺人の門』のテーマ」とコメントし、椿プロデューサーは「人間が抱える矛盾した感情を鋭く問いかける作品」と、本作が持つ普遍的な人間ドラマと濃密なミステリーとしての魅力をアピールした。上映後、会場からは大きな反響が寄せられ、登壇後には各国関係者との活発な意見交換も行われた。

(C)KazukoWAKAYAMA

フッテージ映像の冒頭では、山﨑によるコメント映像も上映された。山﨑は「露骨な暴力ではなく、静かに人の心を歪めていく。そこに、この作品の怖さがあります。ですが、この物語に登場するのは、特別な怪物ではなく、あくまで“人間”です。だからこそ、強く心に残る作品になっています」とメッセージを寄せ、自ら世界へ向けて本作をアピール。山﨑の登場に会場の注目度も一層高まり、日本映画への期待感が漂うプレゼンテーションとなった。

また、今回新たに3点の場面写真が解禁された。作業着姿で疲れ切った様子の田島に寄り添うスーツ姿の倉持や、“親友”へと穏やかな微笑みを向ける倉持、そしてその視線を複雑な眼差しで受け止める田島の姿が切り取られている。困ったときに必ず手を差し伸べてくれる幼なじみで“親友”の倉持に、次第に心を許し、信頼を寄せていく田島。しかし、この先ふたりを待ち受けるものとは──。穏やかな笑顔の奥に潜む倉持の“得体の知れなさ”が、不穏な空気を漂わせている。

■山﨑賢人 コメント全文
みなさんこんにちは。映画『殺人の門』、主演の山﨑賢人です。
僕が演じたのは、一見魅力的でありながら、
気づかないうちに親友の人生に入り込み、支配していく人物です。
露骨な暴力ではなく、静かに人の心を歪めていく。
そこに、この作品の怖さがあります。
ですが、この物語に登場するのは、特別な怪物ではなく、あくまで“人間”です。
だからこそ、強く心に残る作品になっています。
今日、カンヌで世界で初めて、みなさんに本編の一部をご覧いただきます。
ぜひお楽しみください。

■金井紘監督 スピーチ全文
ある男は、幼少時代から30年間、こう思い続けていました。
「あいつさえいなければ」
また、別のある男は30年間、こう思い続けてきました。
「あいつを利用して、成功してやろう」
皆さんも一度は、同じようなことを考えてしまったことがあるのではないでしょうか?
強烈な殺意と依存。
この物語の中のふたりの青年は、互いにそんな闇の感情を抱えていますが、奇妙なことに、そこには確かな「友情」が存在します。
この矛盾し、歪んだ友情こそが、本作「殺人の門」のテーマです。
矛盾していて、曖昧。
一見、周囲からは理解しがたいものかもしれません。
しかし、人間という存在は、本来そういった割り切れないものを内包した存在ではないでしょうか。私は、その曖昧で未熟な感情こそ、この映画で一番大事にしたいと考えました。
そしてそれを、日本を代表するふたりの名優、山﨑賢人と松下洸平が、これ以上なく生々しく、かつ美しく体現してくれました。彼らの魂のぶつかり合いこそが、本作の最大の熱量であり、見どころです。
また本作には、東京だけでなく、新潟という海沿いの街の風景や、「囲碁」というチェスのような日本独自の知略のゲーム、それから現代日本で流行する詐欺の手口など、日本独自の風景や文化もふんだんに盛り込んでいるので、それも楽しんでいただけたらうれしいです。
また、この作品は私の初の長編映画作品になります。私にとって記念すべき作品を、このような場で皆さまに紹介できることをとても光栄に思います。
本日は、ありがとうございました。

■椿宜和プロデューサー スピーチ全文
プロデューサーの椿宜和です。
累計発行部数1億部を超えるミステリー界の巨匠・東野圭吾氏のベストセラー長編小説『殺人の門』が、刊行から約四半世紀の時を経て、ついに映画化できました。
本原作は、今なお色褪せない名作であり、ふたりの青年の心理を揺さぶりながら、歪んだ友情を軸に、人間が抱える矛盾した感情を鋭く問いかける作品となっております。
長い間、幾度となくさまざまな監督や脚本家とともに映画化に挑戦してまいりましたが、脚本やキャスティングの調整に難航し、これまで実現には至りませんでした。しかし今回、金井紘監督を迎え、山﨑賢人、松下洸平という素晴らしいキャストによって、ようやくこのプロジェクトを実現させることができました。
東野ワールド全開のダークミステリーを、ぜひスクリーンでお楽しみください。

映画『殺人の門』超特報映像

<作品情報>
『殺人の門』

2027年2月19日(金)公開

公式サイト:
https://movies.kadokawa.co.jp/satsujin_no_mon/

(C)2027「殺人の門」製作委員会