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大阪松竹座「御名残五月大歌舞伎」大千穐楽 特別カーテンコールに仁左衛門はじめ東西の俳優が勢揃い

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「御名残五月大歌舞伎」より (提供:松竹株式会社)

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2026年5月末をもって閉館する大阪・大阪松竹座にて、閉館前最後の公演となる「御名残五月大歌舞伎」がついに大千穐楽を迎えた。

「御名残五月大歌舞伎」夜の部開場中の様子。(提供:松竹株式会社)
「御名残五月大歌舞伎」夜の部開場中の様子。(提供:松竹株式会社)

大阪松竹座は、「道頓堀五座」の流れを汲む多彩な芸能の発信拠点として長く親しまれてきた劇場だが、諸設備の老朽化等により103年の歴史に幕を閉じる。閉館を前に4月より2カ月連続で上演した「御名残四月大歌舞伎」、「御名残五月大歌舞伎」では、上方歌舞伎を牽引する片岡仁左衛門、中村鴈治郎をはじめ、東西の俳優が出演、大阪松竹座のフィナーレを大いに盛り上げた。

「御名残五月大歌舞伎」より(提供:松竹株式会社)

最後の興行となった「御名残五月大歌舞伎」は、昼の部『寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)』で幕開き。続いては片岡愛之助が木曽先生義賢を演じる『源平布引滝 義賢最期(よしかたさいご)』、また三島由紀夫による『鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)』では中村勘九郎、中村七之助がそれぞれ鰯賣猿源氏、傾城蛍火実は丹鶴城の姫を勤めた。

夜の部は『近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた) 盛綱陣屋』佐々木盛綱役で仁左衛門が登場、続く『心中月夜星野屋(しんじゅうつきよのほしのや)』は古典落語「星野屋」を題材とした一幕。最後の演目となったのは、仁左衛門の監修による『當繋藝招西姿繪(つなぐわざおぎ にしのすがたえ)』。初夏の爽やかな風が吹き抜ける道頓堀の芝居茶屋「立田屋」の店先に、町内の旦那衆たちが集まり、大阪松竹座の大入りと道頓堀の賑わいを喜び合う。大千穐楽に実施された特別カーテンコールでは、手拭い撒きが行われ、最後は仁左衛門の音頭による大阪締めにて103年の歴史に幕を下ろした。

「御名残五月大歌舞伎」より(提供:松竹株式会社)

大阪松竹座は、道頓堀の培ってきた歴史を未来へ繋ぐべく、新たな文化芸能の発信拠点の実現に向けて動き出すという。続報に期待したい。


<公演情報>
大阪松竹座さよなら公演
「御名残五月大歌舞伎」
※公演終了

【昼の部】
一、寿式三番叟
二、源平布引滝 義賢最期
三、鰯賣戀曳網

【夜の部】
一、近江源氏先陣館 盛綱陣屋
二、心中月夜星野屋
三、當繋藝招西姿繪

2026年5月2日(土)~26日(火)
会場:大阪・大阪松竹座

公式サイト:
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/osaka/play/961/

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