アリ・アスター監督も激推し! 映画『きれっぱしの愛』フリーヌル・パルマソン監督のインタビューコメントが到着
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フリーヌル・パルマソン監督 (C)Hildur_Ýr_Ómarsdóttir
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すべて見るギャガ株式会社新設のアートハウス映画レーベル「NOROSHI」配給の第三弾となる『きれっぱしの愛』が、7月3日(金)より公開される。この度、アイスランドの気鋭監督フリーヌル・パルマソンのインタビューコメントが到着した。
本作で描かれるのは、片田舎に暮らす、ごく普通の家族のささやかな日常。移りゆく四季とともに、ときにブラックに、シュールに、ユーモラスに紡がれる日常のスケッチが映し出すのは、変わりゆく夫婦、家族、そして失われてもなお残る愛の行方──。監督の実子たちと愛犬パンダが家族役として出演しており、私的でありながら、豊かな陰影に満ちたビターでスウィートな家族劇だ。第78回カンヌ国際映画祭への正式出品を経て、第98回アカデミー賞アイスランド代表作としても選出された注目作が、ついに日本公開を迎える。

プロデュース作品『ドラマなふたり』の日本公開も控えるアリ・アスター監督はパルマソン監督のファンであることを公言しており、本作については「魔法のように美しく、唯一無二。この映画が大好きだ」と称賛。北米公開時にはプロモーションの一環として、アスター監督によるパルマソン監督へのインタビューが敢行され、40分間にもおよぶロングインタビューの様子がYouTubeに公開されている。
パルマソン監督は、視覚芸術の分野で活躍していたアーティストから映画監督へと転向したこともあり、監督作品はいずれも芸術作品としての美学が感じられ、オリジナリティが光るものばかりだ。本作の主人公アンナはアーティストという設定だが、劇中で彼女が家族の協力を得て制作する作品には、パルマソン監督のアート作品がそのまま使用されている。

パルマソン監督は本作を一言で「スケッチブックのような映画」と表しているが、つながれた映像の中には、監督が日頃からカメラを回して捉えてきた日常がたくさん映っている。「私はアイスランド東海岸のとても小さな町で暮らしています。ここに住んでいる以上、都会に住む映画作家のコミュニティには入れず、大作の資金を調達するのは難しいので、作品を長い期間にわたって“引き伸ばす”ことを考えました。つまり、私は日常的に何かを撮影し、3カ月ごとにスキャンして現像したフッテージを受け取る。そのフッテージの一部をプロジェクトAのため、別の一部をプロジェクトBのため、といったふうに、いつか人生のどこかで資金を調達できれば作れるかもしれない作品のための素材として日々撮り溜めているのです。この映画は、そうした“遊び心”と“とにかく撮る自由”から育ちました」と製作の舞台裏を明かしている。
さらに、「私にとって映画制作の重大な問題は“即時性の欠如”です。アイデアが湧き出ているのに、資金調達だ何だと段取りが必要で、気づけば実現しないまま何年も経ってしまうことがほとんどである現実をひっくり返したかったのです。もちろん、それには複雑さも伴い、きまって脚本は手元にある素材に合わせて書かなくてはいけません。メリットもデメリットもあるので、これが完璧なやり方だと言うつもりはありませんが、魔法のような瞬間を捉える可能性を開いてくれると思っています。なぜなら、その多くが“本物”だから。フットワークの軽いゲリラ的フィルムメイキング・チームだからこそ、目の前で実際に起きている、非常に儚いものを捉えることができるのです」と、芸術家視点を持つパルマソン監督ならではの映像へのこだわりを覗かせている。
<作品情報>
『きれっぱしの愛』
7月3日(金)公開

公式サイト:
https://gaga.ne.jp/kireppashi_ai_NOROSHI/
(C)STILL VIVID, SNOWGLOBE, HOBAB, MANEKI FILMS, FILM I VÄST, ARTE FRANCE CINEMA
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