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瀧口修造の造形作品など約140点を一挙公開! アーティゾン美術館で『瀧口修造 書くことと描くこと』6月23日から

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安齊重男《瀧口修造、自由が丘画廊、東京、1978年1月》1978年/1980年代前半、石橋財団アーティゾン美術館 (C) Estate of Shigeo Anzaï

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昭和期を代表する詩人にして美術批評家、瀧口修造(1903-1979)。1960年ごろから自らも制作を始めた瀧口の造形作品を数多く所蔵するアーティゾン美術館で、『瀧口修造 書くことと描くこと』が6月23日(火)〜10月4日(日)に開催される。併せて「石橋財団コレクション選」として関連する代表作品も展示される。

瀧口修造《無題》1960年 石橋財団アーティゾン美術館蔵

1920年代にシュルレアリスムの影響下で詩作を始め、1930年代から戦後にかけてポール・セザンヌから同時代に至る美術についての思索や著述を重ねた瀧口。1960年ごろからは「デッサン」と称して、水彩やドローイングを始め、70年代にかけて多様な技法や作品の様態を実験的に試みながら自らの発表を重ねた。絵具を塗った紙を折り畳んだり、別の紙を押し付けて剥がしたりすることで、作者の意図を超えた幻想的なイメージを楽しむ「デカルコマニー」などで知られる。たとえ小さな紙の作品でも、見つめるうちに引き込まれてしまうだろう。

瀧口修造《無題》1962年 石橋財団アーティゾン美術館蔵

書くことによって世界と対峙してきた瀧口において、描くこととはいかなる行為であったのか。「書くこと」から「描くこと」への移行について、これらふたつの行ないが相異なるものではなく、自然と脈絡を通じるものであったと瀧口自らも綴るその真意に迫る。

なお、石橋財団では、近年、瀧口修造の作品を相次いで収蔵しており、その総点数は、他の作家との共同制作作品を含め、現在計163点にのぼる。これまで複数回にわたり公開されてきたが、今回は瀧口を企画の中心に据え、これらのおよそ半数を一挙に公開する初の機会となる。

瀧口修造《マルセル・デュシャン語録》1968年 石橋財団アーティゾン美術館蔵

また、瀧口が批評の対象としたり、ときに共同制作を行ったりなど交流のあった荒川修作、福島秀子、マルセル・デュシャンやジョアン・ミロらの作品を、石橋財団コレクションから展示。併せて鑑賞することで、詩作や評論、造形といった瀧口の仕事全体を見渡すことができる貴重な機会だ。

<開催情報>
『瀧口修造 書くことと描くこと』

会期:2026年6月23日(火)〜2026年10月4日(日)
会場:アーティゾン美術館
時間:10:00~18:00(※金曜は~20:00)、入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜、7月21日(火)、9月24日(木)(※ただし7月20日(月)、9月21日(月)は開館)
入館料:ウェブ予約チケット1,200円、窓口販売チケット1,500円、学生無料(要ウェブ予約)
※同時開催の『エットレ・ソットサス —魔法がはじまるとき、デザインは生まれる』も鑑賞可能
公式サイト:
https://www.artizon.museum/

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