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Lienel、思い出の地で魅せた涙のツアーファイナル!「この6人なら無限にいける」Lienとの深い絆を証明したパシフィコ横浜公演ライブレポート

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ぴあ

(撮影:米山三郎/笹森健一)

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2023年4月、パシフィコ横浜 国立大ホールにて開催された「EBiDAN THE PARADE 2023 SPRING」にてお披露目されたLienelが3年の月日を経て、同じ地に帰ってきた。

今回行われたのは『Lienel 5th Live Tour 2026「Osyan」』の最終公演。4月の愛知公演を皮切りにスタート。Lienelの当初のコンセプトである“EBiDANで一番おしゃれなグループ”に原点回帰した1st EP『Osyan』を引っ提げたツアーだ。

振り返ってみると、大人っぽい楽曲から、王道のラブソング、そしてLienelにしかできないであろう全力の“トンチキ”ソングなどで我々の期待を常に超え続けてきた6人。

そんな6人が今、始まりの地で見せたステージは、今できる最大限を発揮し、さらにLien(Lienelのファンネーム)との絆を随時感じさせられるライブだった。同ライブについて可能な限り詳細にレポートする。

Lienelの始まりの地でツアーファイナルがスタート

「アンチハート」のインストゥルメンタルが流れる会場は、彼らからの要望もあってグループカラーであるパープルのペンライトが一面を照らしている光景が印象的な開演前。

そんな中、テーマパークのような音楽と共にステージ上部の巨大スクリーンに映し出されたのは、まるで王子様のようなビジュアルのメンバー。……と思っていたのも束の間、そのスクリーンはエラーメッセージで埋め尽くされ、メンバーカラーを基調とした個性あふれるソロムービーに切り替わる。そのポップでキュートな表情が詰まった映像に目を奪われていると、ステージ上部から白い幕が降りてきて、メンバー6人のシルエットが映し出された。

1曲目はデビューシングル「LOVE Communication」。エモーショナルな選曲に心を打たれていると「俺たち6人と忘れられない夜にしようぜ」と高岡ミロが呼びかける。その呼びかけを合図に、6人の姿が見えるとLienは大興奮。芳賀柊斗が茶髪のパーマ姿に、森田璃空が金色のメッシュを入れたヘアスタイルに、そして最年少・高桑真之が自身初となるハイトーンカラーにイメージチェンジしたこともあり、Lienは絶叫に近いような黄色い歓声を上げる。いよいよツアー「Osyan」のファイナル公演が幕を開けた、その瞬間、森田は涙を堪えたような表情も。凱旋公演とあって思いが溢れたのではないだろうか。

芳賀が「パシフィコ横浜来たぞー!みんなで声出していこう」と呼びかけ始まったのは、もはやライブの恒例となった「We are Lienel!!!!!!」。メンバー1人ひとりの自己紹介を盛り込んだ歌詞で構成されているということもあって、Lienもこれでもかと言わんばかりの大きな声でコールをする。それによって、この楽曲が完成されている感を改めて再確認した。

間髪入れずに披露されたのは、こちらも盛り上がり楽曲「親指☆Evolution!」。続くは武田創世による「パーティーする準備できてますか?」の呼びかけで始まった「Party Now!」。メンバーカラーの衣装から黒とゴールドを基調とした衣装に一瞬で着替え、パーティーの華やかさを演出。楽曲の冒頭には、森田と高岡がステージ中央で向き合い、ラップをばちばちに決めるという熱いシーンも見られた。

Lienelの大人な一面にぐっと来る

「これよりあなたを“Osyan”に彩られた空間にご案内いたします」と高岡から始まるメンバー6人の挨拶の締めくくりは、近藤駿太が「それでは始めましょうIt’s show time」と呼びかけたのを合図にステージが暗転。次にステージの光が灯された瞬間には、白の衣装にチェンジしたメンバーが現れた。「じれったいKISS」の楽曲中には、高桑が高岡に向かってハットを空中でパスしたり、メンバーの表情をよりで映し出したりと見どころ満載だった。

暗めのステージで披露されたのは、ビートが印象的に鳴り響く「Blown out」。大人な雰囲気を醸し出した「ADDICTED」では、椅子を使ったパフォーマンスにも挑戦。まるで愛おしい人がそこにいるかのような大人びた表情を見せたり、フォーメーションを目まぐるしく変えたりとLienelの表現の幅を改めて感じさせるステージになった。

そして繋げたのは切ない恋心を歌った「Navy Blue」。楽曲の中で描かれたもどかしい世界観を表現するような歌唱とシンプルに立ち位置を変えるに止まったパフォーマンスが印象的であった。

ここまでの間に、グループ結成発表時の彼らと現在の彼らを重ね合わせ「大人になったな」と思った人は少なくないはず。

しかし、それだけでは留めておかないのがLienelの良さ。高岡がポリス姿で、近藤はピエロに変身してミニコントが繰り広げられると笑いを誘っていた。

続いて披露されたのは高桑、武田、森田の年少組による「シンデレラ・ナイト」と、近藤、高岡、芳賀の兄組による「Don't Stop」というユニットソングを披露した後で6人によるダンスブリッヂが行われ、そのまま力強いダンスナンバー「UNKNOWN GROOVE」へ。「Neo ROMANTIC」では、ワンマンライブでは初となる炎や花火の演出が盛り込まれ、ボルテージをもう1段階上げていた。

ここまで12曲披露したところで、この日初めてのMCでは、まずメンバー1人ひとりによる自己紹介が。その後での話題は3年前の「EBiDAN THE PARADE 2023 SPRING」でのことに。メンバーそれぞれが、当時の自分を再現し、Lienの笑いを誘った。

しっとりとした雰囲気からの声出しソングで駆け抜ける

「Love Me Madly」の冒頭は、武田によるアカペラでスタート。静まり返る超満員のパシフィコ横浜に武田の美しい声が響き、惚れ惚れとしているとイントロが流れ楽曲がスタート。彼らにとって1st CDシングル『Love Me Madly』を当時よりも、解像度の上がった表現で見せた。そして、目まぐるしいコレオとメンバー同士のからが印象的な「罪と罰」で圧倒。ちょっぴり大人なLienelの一面をアピールした。

続いて、メンバーはピンク色の衣装に赤いハートがあしらわれたユニバーサルミュージックからのメジャーデビューシングル「メロ・コレクション」を披露。M!LKの「イイじゃん」や AiScReam「愛♡スクリ〜ム!」などを手がけた Hayato Yamamoto が作詞・作曲・編曲を担当!(作詞は Tomoki Tamatani と共作)「メロい」と思われたいのに気持ちが空回りしてしまう不器用さを歌った。

明るい雰囲気が印象的な「妄想劇場」では、冒頭芳賀のことを武田が抱っこして回るという仲睦まじい姿も。そして、まっすぐな愛を歌った「きみいろメモリー」へと繋ぎ、花を表すというイリュージョンを見せた。

とにかくかわいらしく、愛をまっすぐ伝えたかと思えば、VCRによって雰囲気はいっぺん。前回ツアーでも見せた、ちょっぴりヤンキーな雰囲気で6人を紹介する映像が流れ出す。そして長ラン姿でバイクのヘッド部分だけを持って登場した6人。氣志團の綾小路翔がプロデュースした「羅武が如く〜恋の風林火山〜」でパワフルなステージを見せる。

そして、芳賀と森田が総長・近藤に「お腹が空いた!」とアピール。もはや恒例となった、この振りにLienも次の曲が何かという察しが付いた様子。その予感通り「Curry on love」が流れる。曲中には、芳賀と森田がお互いにカレーを食べさせ合うという一幕も。Lienからの「かわいい」で溢れた時間となった。

「カレー食べたくなったか?」と高岡が呼びかけ流れたのはパラパラや90年台のディスコを彷彿とさせる「恋のFIRE! FIRE!! FIRE!!!」へ。メンバーが変顔を見せるというショートブレークを挟み「超絶SUMMERでバカになれ」を見せた。

「ラストスパート!」と呼びかけスタートした「純情シンドローム」「Mr.Sister」では、Lienも思いっきり声を上げ、もう1段階盛り上げる。近藤がLienに呼びかけた「盛り上がっていくぞ!」はまるで自分たちにも気合を入れているかのような言葉からスタートした「恋は罪ですか?」と、ポップで明るい気持ちになれる楽曲「No Limit , No Rules」でラストスパートへと駆け抜けた。

近藤「次は武道館で会えたらいいなと思う」

ここで、メンバー一人一人からの挨拶が。

トップバッターを務めた高岡は「本日ご来場いただき、誠にありがとうございます。Lienelのデビューの地ということで、3年間振り返ってみたら、デビューするとか、今日パシフィコを埋めるだとか、いろんなことを口にしてきました。そして、こうして有言実行できるのも皆さんのおかげだと思っています」と感謝。そして「これからも、僕たちの目標を一つ一つ言葉にして、Lienel全員で向き合って努力し続けて、また目標を達成したいと思います。今日、僕は宣言をしたいと思います。叶わないことも、もしかしたらあるかもしれないけど。僕は、今日この会場にいるLien一人ひとりを絶対に離さず、これからもどんどんどん大きくなりたいと思っているし、本当に皆さん、一人一人が欠けることによって、この景色は本当に見られないですし、これから先もLienの皆さんとLienelの輪を大きく広げていって、6人とLienに大きな絆を伝えていけたらなと思っています」と頼もしい宣言をした。

近藤は「Lienという名前なんですけど、本当にここにいる人全員、そして配信を見てくれてる人全員でLienelだと思っているので、これからもついてきてほしいなと思いますし。絶対に次は武道館で会えたらいいなと思うので、これからも僕たちについてきてください。本日はありがとうございました!」とシンプルながらも熱い思いを滲ませた。

「Lienelのデビューの地に、ワンマンライブとして、再び来ることができて、本当にとてもうれしく思っています」と言い出したのは武田。「当時はまだ14歳で、すごく不安なこととかがいっぱいあった中で、今、このようにしてたくさんのLienの皆さんが、僕たちを応援してくださっていることが、本当にすごく幸せですし、全く想像しなかった未来なので、不思議で。あのすごく本当にLienelっていう活動を通して、本当に忘れたくないなとか、その感謝しかないなっていう人ができたし、本当にすごく幸せな人生を送らせてもらってるなとすごく感じます。幸せな人生を送らせてくれて、本当にありがとうございます!」とお辞儀をした。

森田は感慨深げに客席を見つめ「すごい景色だ」としみじみ。「3年前に、ここ横浜でデビューしたときの景色が忘れられず、絶対にまたいつかワンマンライブで出たいなと思って頑張ってきました。今日、こうやって、パシフィコ横浜で、ワンマンライブで戻ってこれたことが本当にうれしいです。何か夢が本当にかなって。踊ってるときに、だから、その夢がかなう瞬間をリアルに見せてあげれたこともうれしいですし、6人で今日もステージに立てたことが、何よりも幸せです。僕たちLienelを応援してくれて本当にありがとう。そして、ここまでついてきてくれてありがとう!まだまだメンバー6人とLienとみんなで叶えたい夢があるので、これからもついてきてください!」と呼びかけた。

高桑「この6人でいれば、無限にいける」

クールな高桑は「今日を新たなスタートとして、もっと大きな景色を皆さんに見せれたらなと思います」と前向きに一言。「この6人でいれば、無限にいけると思うんで、任せてください!」と頼もしい宣言をした。

ラストに芳賀は「デビューしてから3年、そして4年目になりましたが、パシフィコ横浜埋まるのかなと不安に思っていたこともありました。Lienelの味方であってくださいね。僕たちもLienの味方でもあります。これから先、大きいステージだったり、上のステージに走っていきたいので、どうか皆様、最後まで……いや、最後なんかないか? 僕たちについていただけたらなと思います。本日はご来場いただき、ありがとうございました」と挨拶。

「Love With You」で締めくくり。<こんなに好きになる気持ち 僕は知らなかったよ 君が教えてくれた宝物>という歌詞が、まるでLienelにとってのLienへの、そしてLienにとってのLienelの想いに聞こえ、感動的な空気感の中でステージは幕を閉じた。

そして、たくさんのありがとうを伝え去っていったメンバー。その後で、大きなスクリーンにはこれまでの3年間のLienelを振り返るエンディングムービーが映し出され、会場はLienから大きな拍手が送られた。

大きな声でのアンコールに応える形で登場したメンバーは「Summer Boy ! Summer Girl 」「Hop Step Jump!」「AMAZING WORLD」の3曲でパシフィコ横浜の1〜3階を埋め尽くすLienの元を駆け巡る。

「AMAZING WORLD」の後半、応援団のようにエールを送るパートも、もちろん健在。ステージ上から力いっぱい送られるエールには、明日からを前向きに生きられそうなパワーを感じた。

この後で「みんなの顔を見ていると……」と高岡は号泣。そんな高岡を芳賀が抱きしめ、動じずに“総長”仕様の近藤が「盛り上がってんのか!?」と煽り、いよいよライブはフィナーレへ。

最後は再び「羅武が如く〜恋の風林火山〜」を披露。銀テープが発射され、ツアーファイナルは無事、幕を閉じた。

念願のパシフィコ横浜凱旋を、全公演SOLD OUTとなったツアーのファイナルという形で締めくくった6人。最後には9月から11月にかけて東名阪ツアー「Lienel 6th Live Tour 2026『ロマンティック・シンドローーム!!!!!!』」の発表もされ、これから6人で描く未来が楽しみとなったライブだった。

撮影:米山三郎/笹森健一 取材・文:於ありさ

<公演情報>
『Lienel 5th Live Tour 2026「Osyan」』

2026年6月21日(日) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール

【Set List】

- Overture -
01 LOVE Communication
02 We are Lienel!!!!!!
03 親指☆Evolution!
04 Party Now!
05 じれったいKISS
06 Blown out
07 ADDICTED
08 Navy Blue
09 シンデレラ・ナイト
10 Don't Stop
- Dance Bridge -
11 UNKNOWN GROOVE
12 Neo ROMANTIC
13 Love Me Madly
14 罪と罰
15 メロ・コレクション
16 妄想劇場
17 きみいろメモリー
- 「Osyan」スペシャルメドレー -
18 羅武が如く~恋の風林火山~
19 Curry on love
20 恋のFIRE! FIRE!! FIRE!!!
21「Osyan」Interval①
22 超絶SUMMER でバカになれ
23 純情シンドローム
24 Mr.Sister
25「Osyan」Interval②
26 恋は罪ですか?
27 No Limit, No Rules
28 Love With You

- ENDING -

EN1 Summer Boy!Summer Girl!
EN2 Hop Step Jump!
EN3 AMAZING WORLD
EN4 羅武が如く~恋の風林火山~

Lienel 6th Live Tour 2026『ロマンティック・シンドローーム!!!!!!』

■大阪・大阪国際会議場 メインホール(グランキューブ大阪)
2026年9月13日(日) 開場17:00/開演18:00

■愛知・岡谷鋼機名古屋公会堂 大ホール
2026年10月3日(土) 開場17:00/開演18:00
2026年10月4日(日)
<1部>開場13:00/開演14:00
<2部>開場17:00/開演18:00

■東京・Kanadevia Hall
2026年11月18日(水) 開場18:00/開演19:00
2026年11月19日(木) 開場17:00/開演18:00

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