ミュージカル『ETERNITY』熱を帯びる稽古場の様子を伝えるレポート&写真が到着
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ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場より (撮影:岩田えり)
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すべて見るミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』が、2026年7月10日(金) より東京・東京建物 ぴあ シアターで上演される。このたび、稽古場の様子を収めたレポートと稽古場風景写真が到着。以下に全文掲載する。
華やかなステージの光と闇の中
共鳴するふたつの孤独な魂を描く
『ETERNITY』稽古場より
近年勢いを増す韓国ミュージカル界で2024年の初演から高い支持を受けて、25年から今年にかけて再演された『ETERNITY(エタニティ)』の日本版が早くも登場。演出の河原雅彦が上演台本も手がけ、一世を風靡しながらも忘れられた過去のロックスターと、彼に憧れる孤独な若者が音楽を通じ時空を超えてつながり合う姿を描き出す。7月10日(金) からの東京・東京建物 ぴあ シアターでの開幕に向けて熱を帯びる稽古場の様子をお届けする。
本番さながらに組まれたセットを前に、ロックスター・ブルードット役の小池徹平と小西遼生、彼を崇拝する若者カイパー役の小野田龍之介と伊藤あさひの4人による歌稽古が始まった。100分の上演時間中に歌われるナンバーは実に20曲に及ぶ。その中で作品を象徴する『ETERNITY』から、後半にかけてのナンバーを次々にさらっていく。音楽スタッフからは「テンポを皆で作っていこう」「ビートを感じて」と声がかかり、4人はその都度テンポだけでなく音の長さや動きも加えて細かく確認する。4人全員が難しいという曲については自主的に皆が「頭からもう一回!」と申告して満足いくまで繰り返す姿勢から、彼らの作品に懸ける強い意気込みが感じられた。
小休憩後に河原が合流し本格的な立ち稽古が開始。ブルードットとカイパーがステージ上で初めて向かい合う後半の重要なシーンに、まず小池と小野田が臨む。小西、伊藤も一緒になって自分のパートを口ずさみながら彼らを見つめる。ナンバーのどの音の部分で動くか、目線はどうするか、振り向く方向は、など確認することがとても多い。河原の解釈についてスタッフやキャストがさまざまな意見を提起し、それに対する「俺、演出家だよね?」という河原の言葉に一同大爆笑する一幕も。和気あいあいとした雰囲気の中で、皆がひとつになって作品に向き合っているのがよく分かる。
続いてステージに立つのは小西ブルードット、伊藤カイパー。小道具の鏡台を舞台に出すタイミングとともに、配置の仕方や角度などをいろいろ模索する中で、ふたりの動線も変わっていく。自身が演じる役の気持ちを踏まえた上での動きを提案する小西。いつの間にか舞台上には4人の俳優が自然に集まって全員でチェックし始める。もう一方が演じているのを見て、より良い演技の方向が見えてくることがあるのもダブルキャストの良さだ。
ブルードットとカイパーをつなぐ、本作に欠かせない存在として謎めいたマーマーが登場する。“時間”を象徴するこのミステリアスな役は韓国版ではトリプルキャストだったが、日本版ではシングルキャストで美弥るりかが務める。韓国ミュージカルでおなじみの“マルチマン”と呼ばれる役どころは、シーンによってマーマー以外に複数の役を演じなければならない難度の高い役。中でも、ブルードットを脅かす新進気鋭のスターJ.J.に扮して『ダンシング・トゥナイト』を歌うシーンは大きな見せ場。一度聴いただけで耳に残るようなキャッチーなナンバーを、美弥は振りも含めて稽古とは思えない完成されたパフォーマンスで見せ、河原をうならせる。
再び短い休憩をはさんで稽古はまだ続く。ブルードットとカイパーが鏡台に向かい合って座ると、全員で動きを確認しながら、音入れのタイミングを計り、稽古で使う鏡の大きさについて話し合う。それを見て、スタッフは必要なサイズに合わせて鏡に見立てた木枠をその場ですぐに作成。特に要求されずとも演出の意を汲んで、黙々と動く手際の良さにカンパニーの習熟度の高さが感じ取れた。
次にこの後の終盤のシーンに向け、先ほどからストレッチや振付の確認を行っていた男女ふたりのダンサーも入って細かく段取りを詰めていく。オリジナルとは違う日本版独自の試みがダンサーの投入。彼らは時にブルードットが出演する番組やショーを盛り上げ、時にはJ.J.のバックダンサーを務めたりしながら、しなやかな動きでマーマーとともにミステリアスな空気を作り出す役割を担う。
そして、ブルードットとカイパー、マーマーの3人が歌う『はじまりが始まった物語』に続いて、奇跡のステージを披露するクライマックスのシーンへと進む。鏡台の前から立ち上がった彼らは、待ち受ける観客の前にどのような足取りで姿を現すのか。羽織っていたガウンを脱ぎ捨て、新たに衣裳を着けるタイミングはどこか、どのくらいのテンポでステージに登場すればいいのかなど、ダンサーがステージに彼らのスタンドマイクを置く位置も併せて、確認作業は綿密に行われていく。
この日の歌を聴いただけでも、かなりの仕上がりが感じられたが、キャストたちはまだまだこれからだと語る。今後も続く稽古を通して、作品はさらに練り上げられ洗練されていくだろう。華やかに輝くステージと陶酔度満点のナンバーの数々を携えた彼らが生み出す、奇跡を目撃する日が待ち遠しい!
取材・文:小田香 撮影:岩田えり
また、稽古場スポット映像に加え、韓国版の音源およびハイライト映像が公開された。
ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』稽古場スポット映像
M02. グラムロック & M03. 世の中の誰もが愛すべき人と嫌う人
M05. 長年の悪夢
M09. トークショー
M13. ダンシング・トゥナイト
M16. 月の足跡
2025-2026 韓国公演ハイライト映像①
2025-2026 韓国公演ハイライト映像②
<公演情報>
ミュージカル『ETERNITY(エタニティ)』
上演台本・演出:河原雅彦
訳詞:森雪之丞
音楽監督:阿蒐禰(ex-大塚茜)
出演:
小池徹平・小西遼生(Wキャスト)
小野田龍之介・伊藤あさひ(Wキャスト)
美弥るりか
鈴木明倫 人徳真央
【演奏】
KEYBOARD/CONDUCT:阿蒐禰
DRUM/PERCUSSION:楠瀬タクヤ
BASS:平野なつき
E.GUITAR:大橋英之
VIOLIN/E.VIOLIN:三國茉莉
CELLO/E.CELLO:伊藤修平
【東京公演】
2026年7月10日(金)~26日(日)
会場:東京建物 ぴあ シアター
【名古屋(愛知)公演】
2026年7月31日(金)・8月1日(土)
会場:御園座
【大阪公演】
2026年8月8日(土)・9日(日)
会場:東京建物 Brillia HALL 箕面(箕面市立文化芸能劇場)
【スペシャルカーテンコール】
2026年7月10日(金) 18:30:東京初日スペシャルカーテンコール(出演:小池徹平 小野田龍之介 美弥るりか)
2026年7月11日(土) 12:00:東京初日スペシャルカーテンコール(出演:小西遼生 伊藤あさひ 美弥るりか)
2026年7月25日(土) 12:00:東京楽日スペシャルカーテンコール(出演:小西遼生 伊藤あさひ 美弥るりか)
2026年7月26日(日) 12:00:東京楽日スペシャルカーテンコール(出演:小池徹平 小野田龍之介 美弥るりか)
2026年7月31日(金) 13:00:名古屋初日スペシャルカーテンコール(出演:小西遼生 伊藤あさひ 美弥るりか)
2026年8月1日(土) 13:00:名古屋楽日スペシャルカーテンコール(出演:小池徹平 伊藤あさひ 美弥るりか)
2026年8月8日(土) 12:00:大阪初日スペシャルカーテンコール(出演:小西遼生 小野田龍之介 美弥るりか)
2026年8月9日(日) 12:00:大阪楽日スペシャルカーテンコール(出演:小池徹平 小野田龍之介 美弥るりか)
【アフタートーク】
2026年7月16日(木) 18:30出演:小池徹平 小野田龍之介 美弥るりか
2026年7月20日(月) 12:00出演:小西遼生 伊藤あさひ 美弥るりか
2026年7月31日(金) 18:30出演:小池徹平 小野田龍之介 美弥るりか
2026年8月8日(土) 17:00出演:小池徹平 伊藤あさひ 美弥るりか
【アンコールライブ写真撮影OK】
2026年7月15日(水) 13:00
2026年7月16日(木) 13:00
2026年7月22日(水) 13:00
2026年7月23日(木) 13:00
2026年7月23日(木) 18:30
【バックステージツアー】
2026年7月15日(水)・16日(木)・17日(金)、22日(水)・23日(木)・24日(金) 各13:00
※バックステージツアー付チケット購入の方対象
(C)ミュージカル『ETERNITY』 All Rights Reserved.
Script by Kim GaRam
Lyrics by Kim GaRam
Music by Park Jeonga
Original Production by R&D WORKS
関連リンク
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/eternity/
公式サイト:
https://musical-eternity.jp/
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