「50年後もライブやろうよ」──雨の横アリに咲いた、timeleszとsecondzの“消えない約束”『We're timelesz LIVE TOUR 2026 episode 2 MOMENTUM』ライブレポート
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すべて見るtimeleszが、全国ツアー『We're timelesz LIVE TOUR 2026 episode 2 MOMENTUM』の横浜アリーナ公演を6月30日(火)〜7月2日(木)の3日間・5公演にわたって開催した(トータル7万5千人を動員)。本稿では、最終日となる7月2日の昼公演の模様をレポートする。
四方八方から現れた8人 "家"の外の街へ
開演前、アリーナ中から「timelesz」コールが湧き上がる。会場の外は雨。しかし、secondz(セカンズ・timeleszのファンネーム)たちの熱気は、すでに最高潮だ。オープニング映像が終わり、1曲目『Mighty Beast』でメンバーが場内のあちこちからサプライズで登場。四方八方からメンバーが現れる幕開けは、新体制2ndアリーナツアーとしての"変化と意外性"が込められている。冒頭から、目がいくつあっても足りない。
メインステージには、ビルが立ち並ぶ街並みのセットが広がる。昨年の『FAM』が"家族の家"をコンセプトにしていたのに対し、今回は家から“外の世界”へ飛び出し、「ファンと一緒に広い景色を見に行こう」というテーマから生まれた空間だ。
続けて、『Steal The Show』『Anthem -episode 1-』『Do Me Do Me』『Funny or Fake』と畳みかける。中でも『Anthem -episode 1-』では、8人が背中を合わせ、腕を突き上げて気迫を見せる。炎が噴き上がる中、せり上がるセンターステージで堂々と歌う姿に、オーディションからここまで駆け上がってきた8人の現在地が重なった。
挨拶パートも個性が光る。佐藤勝利の「盛り上がってるか?」、篠塚大輝の「もっと声出せますか!」に続き、原嘉孝はおなじみのコール&レスポンス「ちゃぼす!」を男性だけ、女性だけ、全員と3連発で。猪俣周杜が「あのさ、聞きたいんだけど。俺のこと好き? ……大好き?」と甘えれば歓声が上がり、橋本将生は「僕の愛を受け取る準備できてますか?」と投げキスを放つ。松島聡による"出席確認"コールから、寺西拓人の「バカになる準備はできてますか?」と続き、そして菊池風磨の「Let's get it started!」で、勢いはさらに加速した。
映像をはさみ、始まったのは、本ツアーの聞きどころの一つ、timelesz初となるユニット楽曲だ。Netflixで配信中の『timelesz project -REAL-』内で3組に分かれ、それぞれの旅や出会いで得た経験を盛り込んで制作された楽曲を、3曲続けて届ける。
佐藤・原・篠塚による『We're on the Top』は、頂点を宣言するパーティーチューン。レーザーが交錯する中、大人の魅力で会場を挑発し、3人の顔がアップで抜かれるたびに歓声が沸く。松島・橋本・猪俣の『No Map Just Vibes』は、地図を持たずに進む旅路を歌う一曲。センターステージにテーブルと椅子が置かれ、猪俣が2人の写真を撮るような芝居も交えて、3人の柔らかな空気をそのまま乗せた。
そして、菊池・寺西による『half & half』は、2人が作詞に名を連ね、tofubeatsを共作に迎えたナンバー。向き合ってハイタッチを交わし、“君とまたちょっとこうしていたい”のフレーズではお互いを指さし合って見せる。夕焼けのような照明が、大人の2人によく似合っていた。3組それぞれ異なるアプローチで、番組の“その後”を見せる時間となった。
「原は原でいてください」爆笑MCと“奢り奢られ”リレー

横浜公演3日目のMCはリラックスムード。「timeleszに初めて会いに来た人!」の問いかけに対する挙手の多さに沸く一方で、菊池は昔からのファンにも目を向け、「『あなた5年でしょ』『私10年』みたいな“昔”の概念は細かく整理していきますからね」と笑わせる。かと思えば「タイプロ見たことない」という観客には「まだ感動を楽しめるってこと? 最高じゃない」。ファンをまるごと肯定してみせる仕切りが心地いい。
原のエピソードへと続く。「地元では『よしくん』として崇拝される二枚目だった」という話から、憧れの山下智久にかけられた言葉の話題に。原が「原は原でいいんだよ、と。優しい言葉をかけてもらいました」とさらっとまとめようとするので菊池が促すと、「『山下くんみたいになりたいです』って言ったら、『原は俺にはなれない。でも俺も原にはなれない。だから原は原でいてください』って」と全容を明かす。名言に場内がキュンとする中、菊池は「なんでそれが一発目で出てこないのかな」といじって、メンバーたちも会場も笑顔。
話題は自然とメンバー同士の関係へ。原が新調したキャメルのコートを「体が大きくなったらお前にやるよ」と猪俣に譲る約束をしていたことが明かされ、なぜ猪俣なのかと問われれば「欲しそうにしてたんだよ」と原。そんな2人の間柄を、菊池は「俺、オーディションの時から2人はニコイチだなって思ってた。やり取りが面白かったもん」と振り返り、猪俣は「俺が引き立ててたんだよ」と胸を張って見せる。
そこから話題は、メンバー間の“奢り奢られ”リレーへ。前夜に美容院へ駆け込み、髪を染めてきた猪俣。参考画像として美容院に送ったのは、佐藤の“かつての髪色”の写真だったと明かし、会場が沸く。しかも会計をしようとすると、松島がすでに支払ってくれていたそう。菊池が「テラはケチだからな〜」と飛び火させると、寺西は「人の美容院は出さないだろ!」と応戦。
さらに、オーディション中に鍼を受けに行った篠塚が、偶然施術に居合わせた佐藤に会計を済ませてもらったうえ、車で送ってもらっていたことを初めて明かした。篠塚は、事務所の紹介だったため会計は済んでいるものと思い込んでいたが、実は佐藤が払っていたと2年越しに知ったそうで、慌てる姿に場内は爆笑。ゲームに負けて奢ることが多い橋本は、北海道のフェス終わりに全員分のラーメンをふるまったという。
MCでは個人の告知も続いた。橋本は映画初主演作『お姉ちゃんの翠くん』(12月4日公開)を紹介。原作漫画が連載中のため"映画はどう終わるの?” “続編は?”と質問攻めにあい、「なんも言えないよぉ〜!」と真っ赤になる場面も。篠塚は映画初出演作『焼却炉』(2027年公開)を告知し、役をオーディションで勝ち取ったと明かすと、菊池が「お前、タイプロ以外にオーディション受けるなよ」とすかさずツッコむ。国際映画祭への出品も決定している話題作だ。
佐藤が主演を務めるアニメーション映画『君と花火と約束と』(7月17日公開)と、その主題歌である7月29日リリースのニューシングル『消えない花火』もお知らせ。さらにツアー千秋楽・8月30日(日) 宮城公演のファミリークラブオンライン生配信も発表された。チケット販売開始は「令和8年8月8日、AM8時」だという。“8”尽くしに「timeleszは8人ですからね」と、ここでもグループ愛を貫いた。
MCと後半戦の間には、幕間映像『timelesz project -REAL?-』が流れた。コンサートに挑むメンバーの裏側を描く、ドキュメント風のバラエティ映像だ。この日映し出されたのは篠塚と佐藤。ライブ前夜、メンバー全員のマイクを磨きながら一人ひとりへメッセージを吹き込む篠塚の健気な姿、大真面目だがどこか様子がおかしい。一方、密着インタビューを受けた佐藤は「ファンに届けたいことを一言で」と問われて「愛かな」と答えるも、“ありきたり”とダメ出しされて雲行きが怪しくなっていく。「インタビュー初めてですか?」「16年やってますよ」眉間にしわを寄せたまま映像が終わると、場内は爆笑に包まれた。
「4分間」に詰め込んだ、がむしゃらな愛
ライブは後半戦もますます勢いを増していく。『GOOD TOGETHER』では色とりどりのビームがビル街を彩り、8人が外周からリフターへと駆けまわった。赤いスーツに着替えて披露された『柔な理性』は、白黒のレトロな映像を背に、階段状に変形したステージで寝そべるような振り付けも交えて、しっとりと、けれど情熱的に。未練を引きずる男の色気を8人がまとう、大人なナンバーだ。一転、『革命のDancin' night』では火花が散り、ダンスホールのような映像の中、腕の角度までぴたりと揃った群舞で魅せる。不敵な笑みを浮かべて花道を堂々とウォークし、センターステージへ。鮮やかなターンを見せた。
そして本編のクライマックスは、『4分間だけ時間をください』。後方ステージで円になり、"信じた"のフレーズを松島が歌い上げると大歓声が起きる。橋本が「横浜、歌えますか!!」と叫べば、リフターの上から紙吹雪がきらきらと舞い、「ラララ」の大合唱にはsecondzの歌声が重なった。がむしゃらに、不器用に、全力で思いをぶちまける8人。ラストはメインステージで肩を組み、菊池の「最高でした」のひと言。一瞬一瞬を全力で刻むというツアーコンセプトが、ぴたりと重なる瞬間だった。
8人それぞれの言葉を残した。佐藤は「MOMENTUMという言葉には、『勢い』という意味があります。僕たちは新体制2年目、勢いを大事に、それを届けたくてライブをお送りしました。MOMENTUMには瞬間、一瞬一瞬という意味もあります。今日は素敵な瞬間を一緒に過ごしてくださり、ありがとうございました」と2年目の想いを言葉に。猪俣は愛おしそうに会場を見渡し「みんなに会えるだけで本当に幸せ。今日の雨とか、辛いことがあったら絶対俺が支えるので、みんなも俺が辛いことあったら支えてください。ずっと一緒にいましょう」。松島は「やっと会えたね。僕は約16年この世界にいますけど、僕らがエネルギーを届けなきゃいけないのに、いつももらってばかりで。皆さんの人生の一部に僕たちがいるように、僕の人生の一部にも皆さんがいることを忘れないでいてほしい」とにっこり笑う。篠塚は「すごい足が震えてて、走りすぎちゃいました」と会場を笑わせつつ「お互いの楽しみたい気持ちが皆さんに少しでも伝わっていれば、いいアイドルになれたんじゃないのかなと思います。まだ2年目ですので、これからもっともっと精進していきます」と実直に語った。
原は「5年後、10年後、いや50年後もライブやろうよ。来てくれる? その時のグッズは杖です。なるべく光らせます」と最後まで沸かせながら「まだまだ2年目ですから、ここからさらに加速していきますよ」と宣言。寺西は「ここに来るまでに、予定を空けて、有給を取って、おしゃれして、宿を取って。今日は雨の中、傘をさして歩いて来てくれて。お返しできるのは、全身全霊でパフォーマンスをお届けすることしかない。絶対に後悔させません」とまっすぐに感謝を伝える。橋本は「初心を忘れず、50年後、杖をつきながらも、感謝を忘れずステージに立ちたい。皆さん、愛してます」と続けた。
締めくくったのは、菊池だ。「勢いをつけてみて、わかったことがあります。我を忘れます。時に、位置も忘れます。ただ、歌詞だけは覚えています。改めまして、31歳、菊池風磨です」と笑わせてから、目を輝かせて会場中を見回し、こう続けた。「我を忘れても、皆さんのことは覚えておきたい。皆さんの表情も、自分たちの表情も。だから皆さんも我を忘れて、今この瞬間を楽しんで、思い出を深く胸に刻んでください。我々はまだまだこの先も走り続けます」
横浜に咲いた「消えない花火」
アンコールはツアーTシャツ姿で登場。『レシピ』ではメンバーが一人ずつトロッコに乗り、場内を一周する。菊池は関係者席の前でも足を止め、“もっと来いよ”とばかりに煽ってみせた。“休息”がコンセプトの『あくび』は、間近の距離でセカンズとの交流を楽しむ、多幸感あふれる時間だ。新曲『Bi Bi Bingo!』はコール&レスポンスの練習から始まった。夏に向けて雨も吹き飛ばすようなハッピーチューンで会場をひとつにした。
ラストを飾ったのは『消えない花火』。花火は消えゆくものだけれど、一緒に過ごした思い出は心の中に生き続ける。切なくも温かいテーマを持つラブソングだ。ステージの大型LEDいっぱいに花火の映像が広がり、ステージにも火花が飛び散る。儚く美しく歌い上げる8人を、客席はしっとりとした余韻の中で見つめていた。
「いい夏の思い出にできましたか? いいこれからを一緒に……WE! ARE!」という菊池の呼びかけに、場内が「timelesz!!」と応える。『FAM』で“家族”になった8人は、『MOMENTUM』で家の外へ飛び出した。消えゆく花火のような一瞬を、消えない思い出に変えていく。オーディションの旅路を見届けた一人としては、堂々とステージに立つ光景に、終始胸が熱くなる。「50年後もライブやろうよ」。冗談めかした約束に本気の未来を感じるのは、この8人の勢いが、まだ加速し始めたばかりだからだろう。
開演前の取材会も全文レポート!

──新体制2度目のアリーナツアーです。1年目と比べて成長を感じるところは?
佐藤 自分で言うのもあれですけど、成長したなと思うし、特に新メンバーの年下組の3人は、2年目になってみんなが心の底から楽しめるところまで行っているのかなあと思います。
──どんなところに成長を感じますか。今周杜くんうなずいていましたよね。
猪俣 助けられるようになったというか。いや、助ける機会はまだないんですけど、いつでも(動けるように)というので、周りがすごく見えるようになってます。
橋本 timeleszに加入させてもらってから、足りない部分もいっぱいまだありますが、初心を忘れずにステージに立ちたいです。感謝の気持ちは忘れちゃいけないなと思います。
──余裕は出てきましたか?
橋本 余裕は出てきましたが……たまに、真っ白になります。酸欠です。
──酸欠!?
佐藤 酸欠になるくらい盛り上げてるってことだよね。
篠塚 1年目は、舞台に立つ経験がほとんどない中でのライブだったんですけど、2年目は楽しむ余裕も持ちながらも、まだまだ緊張はします。いい塩梅で今楽しみつつ緊張感を持てているんじゃないかなと思います。
──“勢い”がテーマです。勢いがあるなあと思う瞬間は?
篠塚 MCで、1年目は8人だけで楽しくなる瞬間もあったんですけど、2年目に入ってからは、楽しさもありつつファンの方を巻き込んで、すごい笑いがいっぱい生まれる時間になってるんじゃないかなと思います。
──“勢い”といえば、原さんはいかがですか。
原 (食い気味に)ありますよ! 曲順とかも含め、風磨くんが考えてくださったんですけど、やっぱり最初から最後まで一瞬たりともお客さんを置いていかない。2年目に入って、煽る声だったりとか、すごく役割分担ができたし、もちろん決められたことはやりますけど、それ以外のお客さんの反応を見て、ライブ感で煽る言葉を変えたりだとか。そういう“チーム感”をすっごく8人で意識し合えていることが成長かなと思います。
──原さんは、どんな役割なんでしょう。
原 僕はとにかく声を出す! (会場笑)お客さんとtimeleszの、架け橋になれるような存在でありたいなと思います。
篠塚 原さん、timeleszじゃないんですか!?
原 (慌てて)メンバーですよ! メンバーですけど、なるべく、こう、巻き込むと(笑)!
菊池 もちろんメンバーからもありました通り、いわゆる冷静さというか、周りが見えるようになることはもちろん大事ですし、盛り上げるうえで大事な要素です。ただやっぱり『MOMENTUM』の“勢い”というところでもあるように、頭が真っ白になって、夢中になって、パフォーマンスする瞬間っていうのを持っていられている8人だと思うので。そこは忘れずに大事にしていきたいなと思います。
──菊池さんが1年目と2年目で一番成長したと感じるところは?
菊池 僕の成長ですか?
──皆さん全体の、先輩として。
菊池 ……先輩だなんて、そんな。そうですね。バランスを見て髪型を変えられるようになりましたね。(会場笑)全体的に今、ちょうど良くないですか? バランス。 黒髪がいて、派手髪の子がいてちょっと明るめの子がいて。これもチームワークです。
佐藤 髪色で(グループの)意思があるのが分かる。まとまってるのかどうか。これが勝手に全員金髪化していくと……。シノは相談してやったもんね。
篠塚 僕は赤にしていいかマネージャーさんに聞いたんですけど、ダメでした。
佐藤 赤にしたかったんだ。
篠塚 黒にするタイミングで、最後に1回くらい色を入れようかなと思ったんですけどダメでした。
菊池 実は、周杜は昨日の夜中に美容院に行ったみたいで。
猪俣 夜中に行って、染めました。
原 オーディションぶりでしょ。『タイプロ』の最終審査ぶりか。
猪俣 昨日ふと染めたいなと思って。夜中に美容院に行って。
──どんなことを意識しましたか?
猪俣 今は(篠塚)大輝しか明るくないから明るめにしようって考えました。
菊池 考えたんだ。こういうところですよね。
──菊池さんも髪色が明るくなりましたね。6月の千葉公演で復帰されて、体調は?
菊池 僕は極端に痩せたので、茶色で、柔らかく見せようかなと思って。体調は万全ですよ。もう快調です。
──お休みの間はいかがでしたか。
菊池 いやもう、そわそわしてました。初日の18時だなあって、「ライブどう?」って送ったら……前日でした。
原 先走っちゃった。
菊池 僕だけ、一足先に初日を迎えていたんですよ。

──菊池さんがいないtimeleszは、どうでしたか。
松島 とにかく存在の大きさを改めて感じました。1人いないだけで、こんなに寂しいんだって。でも、それを補おうとするsecondzのチーム感が、1年目よりも一致団結がより強まっているので。器用に色々な音をこなすというよりは、とにかく楽しくワンチーム感が、風磨くんが戻ってきてより強まったなと。そこに成長を感じます。
寺西 風磨がいないところで、なんとなく役割が少しずつ変わった瞬間とかが見えて、新鮮でしたね。風磨が普段やってくれてたことの大きさはもちろんわかりましたし、風磨がいないことによって他のメンバーがそういうふうに動くのかっていうのは、改めて新鮮でした。
僕、「half & half」を、「ハーフ」でやらせていただいて。でも、演出としても風磨を感じられるような演出にさせていただきましたし、あえてミュージックビデオで使われてないアザーカットで風磨のシーンを、ライブならではで使いました。
──皆さんで復帰のお祝いはしましたか?
原 やったよね。
佐藤 お祝い会みたいなのを。
菊池 MVの現場で、“おかえりケーキ”をいただいて。僕も初日の映像を見ていましたし、不思議な感じでしたよね。僕がいないっていうのが。なかなかないことだと思うんです。自分たちのライブに自分だけがいないっていうのは。初日とか、「思いを届けます」「風磨くんが見てくれていると思います」とか、メンバーが口々に言ってくれてて、言葉は悪いけど、「死んだ……?」みたいな(会場笑)。天国から見ているようで、余計に寂しかったんですけど(笑)。
復帰ってなって、「あの7人の中に入れる」「8人としてステージに立てる」と。でも、7人の結束力が強すぎて、僕、溶け込めなかったんですよ。みんなで肩組むところで。
原 そんなことないでしょ。
松島 遠慮が見えた。
佐藤 入ればいいんだよ〜(と手を引くジェスチャー)。
──改めて戻って、どんなことを感じましたか?
菊池 ありがたみもそうですし、幸せだなと思いましたし、やっぱりこの仕事が大好きなんだなっていうことは再認識しましたね。あと、楽しいですね、8人は。前々からもちろん思ってましたけど。
原 僕らが嬉しかったのは、風磨くんがいない公演でも、風磨くんのファンの方がすごく来てくださってて。風磨くんの思いもsecondzの方がすごく理解してくれて、僕たち8人を応援しようっていうのをすごく思っていただいたなと感じました。
──休養中、メンバーの皆さんからのメッセージは?
菊池 みんな送ってくれて。それぞれ本当に忙しいんですよ。その合間で会いに来てくれたりしましたね。聡ちゃんは、差し入れの量がすごくて!
松島 (恥ずかしそうに上を向きつつ)ゼリー、蜂蜜とかですね。
菊池 蜂蜜とんでもない量ですね。「プーさん」みたいな。
──痩せたのは、食べられなかったからですか?
菊池 喉に刺激を与えられなくて、食べられなかったんで、流動食だったりとか点滴を入れていた時もありました。痩せたので、渡りに船。喉も治ってビジュアルも整って、僕としては渡りに船。
──健康は大事だと感じたのでは?
菊池 健康は大事です! これはメンバーだけじゃなくて、ご覧いただいている皆さんも、健康が一番大事なんです。分かってはいても。僕も、休みは一切いらないって7〜8年前は思ってたんですけど、休み、ほしいです。
佐藤 拍手
菊池 どうですか、逆にみんなは?
原 何もブランク感じなかった。
橋本 (菊池は)バラエティで若干、勝負弱くなってたかも。
原 あっはっは。
菊池 (橋本)将生に負けた記憶はないけどな。
橋本 いや、僕は弱いんで。他のメンバーに負ける瞬間があったような。
菊池 復帰したての僕を強めにいじるっていうのはどうなんだろう……。(橋本は)家に遊びに来てくれたんです。余談ですけどね。桃太郎電鉄を一緒にやって、負けて、キレてました。
橋本 ちゃんとキレました(笑)。
──最後に発表があるそうですね。
篠塚 ツアーオーラスの宮城公演を、昨年に続き、生配信させていただくことになりました!(全員で礼)チケットは令和8年8月8日、AM8時から申し込み開始です。
寺西 8人ですからね。
菊池 なのに、橋本の第一声が「うわ〜末広がりだわ〜」って。
寺西 timeleszの8人ですからね。
──改めて、今回のツアーの見どころを教えてください。
佐藤 僕たちtimeleszは(新体制)2年目に入りました。昨年は初めてだったから、フレッシュさを面白く見てもらえていた部分もあったのかなと。今年は成長した部分であったり、『MOMENTUM』──“勢い”という意味がありますので、僕たちの全力の姿でもって、皆さんに笑顔になってもらえたら嬉しいです。
取材・文/かたおか由衣
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