【インタビュー】彩風咲奈が海賊の頭領に! 『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』7月15日開幕!!
ステージ
インタビュー
彩風咲奈 (撮影:石阪大輔)
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EXILE HIROの企画・プロデュースによりドラマ、映画と大ヒットを記録した『HiGH&LOW』シリーズ。宝塚歌劇宙組公演『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』(2022)、“戦国時代活劇”『HiGH&LOW THE 戦国』(2024)を舞台版として上演。そして、『HiGH&LOW THE 戦国』のアナザーストーリー、『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』が、この夏舞台に帰ってくる。
メインキャストのひとりで、海賊《謝羽良一家》をまとめる謝羽良彩音を演じるのは、元宝塚歌劇団雪組トップスター、彩風咲奈。「HiGH&LOW」シリーズへの印象、自身の役について稽古場で語ってくれた。
――戯曲を読まれての印象を教えてください。
彩風 2026年の令和の世に拳と太刀などで戦い合う、仲間の絆の物語……ストーリーとしては、どなたにもわかりやすい作品ですが、誰もがちょっと胸が熱くなる瞬間や、心を動かされる瞬間が物語のそこかしこに埋め込まれた見応えある作品だと思いますし、戦国ならではのド派手な立ち回りも魅力たっぷりです。音楽も全体のテーマソングに加えて、それぞれの登場人物たちのテーマ曲があって、楽曲のジャンルも、スタイルもさまざま。ダンスチームのみなさんがあらゆる場面でいろいろなタイプのダンスを見せてくださるなど、総合エンターテインメントとしても楽しんでいただけそうです。

――謝羽良彩音というキャラクターに関してはどのような印象をお持ちですか?
彩風 表向きは海賊の頭領ということで、豪快で言葉遣いも荒々しい、男勝りの女性ですけど、物語が進むなか、彩音の心の内、それまで語ることのなかった部分が引き出されていくという展開があるので、その部分は特に繊細に演じたいと思っています。
私が宝塚歌劇団で男役として経験したことを活かせる部分もありそうですが、それは意識してというよりは、自然と自分の身についていて出るものはそのまま出していこうかな、という思いです。キャストのみなさんは、本当にさまざまなフィールドで活躍されている方ばかりですから、それぞれの世界観が交じり合う部分も面白いと思います。

――本作に出演するにあたって、楽しみにされていることはありますか?
彩風 男性と殺陣を合わせるのは初めてですが、自分がちょっと斬っただけで、みなさん派手にリアクションしてくださるので気持ちいいです(笑)。経験豊富な方とでは、自分が斬るのが上手になった気がします(笑)。自分自身も楽しいですし、お客さまにも楽しんでいただけると思います。

――楽曲に関して、謝羽良彩音のテーマ曲はどのような楽曲になっているんでしょう?
彩風 私の曲はちょっとブルージーな感じで、ブルースらしいフェイク(※アドリブでメロディを崩した表現)があったりします。みんなで謝羽良一家の流儀を伝えるという明るめの曲なので、そこはポップに楽しく歌いたいと思います。
――先ほどご自身も話されていましたが、キャストのみなさんのジャンルは本当に多彩です。実際に稽古をされてみていかがですか?
彩風 初めて立ち稽古に入った時、びっくりしました。芝居のテイストの違いといいますか、本当に“異文化交流”と言いますか(笑)、映像作品も多く経験されている小野塚さんの自然なお芝居と、2.5次元の作品でも活躍されている笹森さんのお芝居の違いが「おもしろい!」と思いました。

――謝羽良彩音の一番の見せどころ、「ここを見てほしい」というシーンやポイントを教えてください。
彩風 一幕から立ち回りが本当にすごくて、最初のプロローグ的なところ、みんなで歌う「レイダース」という曲が流れるんですけど、そこからもう「彩音、戦います!」みたいな展開になっています(笑)。一幕の最後にもまた大きな立ち回りがありまして、その後、二幕になると少しずつ彩音の心情、内面的な部分が描かれていきます。彼女の真意みたいなものが見えてくる立ち回りがあって、そこは彩音の一番の見どころになっていると思います。
――今年3月から5月にかけて、宝塚退団後初の舞台となる『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』で森久美子さんと共に主演・デロリス役を担われました。宝塚を離れ新たな挑戦に身を置かれてみて、心境の変化やこれまでとはまた違った楽しさを感じている部分はありますか?
彩風 新しいカンパニーに飛び込むことはすごく楽しいことなんだ、ということを学びました。宝塚では、組替えがない限りは基本的に入団1年目からずっと同じメンバーで舞台に立つので、その安心感は大きかったですが、外に出れば、ほぼ「はじめまして」の人たちばかり。最初はすごく緊張していました(苦笑)。でも、“天使”でいろんな方たちとご一緒して、どういうお芝居をされるのかわからない分、こちらも自由に返せる楽しさ、新鮮さを感じました。 こういった感覚は宝塚時代を経て外に出たからこそわかること。いまはその楽しみを知って、新しい現場に入るたびにすごくワクワクします。
――最後に作品を楽しみにされている方に向けてメッセージをお願いします。
彩風 客席を巻き込むような演出も用意されていますので、舞台ならではの魅力をお楽しみいただけると思います。チームごとに“推し”を見つけたり、ストーリー、ダンス、殺陣……とお楽しみのポイントは尽きません。ぜひ自由な気持ちで自分なりの楽しみ方を見つけていただいて、存分に堪能していただければと思います。

取材・文:黒豆直樹 撮影:石阪大輔
<公演情報>
『HiGH&LOW THE 戦国 外伝』
脚本:平沼紀久 渡辺啓
演出:平沼紀久
出演:
小野塚勇人 笹森裕貴 彩風咲奈
山田健登 蒼木陣 小澤竜心
八木将康 うえきやサトシ 土井ケイト 夏川椎菜 佐藤日向
伊勢大貴 納谷健
川久保拓司 伊達暁 伊藤正之 ほか
【東京公演】
2026年7月15日(水)~30日(木)
会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
【大阪公演】
2026年8月7日(金)~9日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール
【愛知公演】
2026年8月14日(金)~16日(日)
会場:御園座
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/high-low-sengoku/
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