新しい“映画との出会い”がきっとある!
月イチ!“ぴあテン”ランキング
2026年7月公開の「みた」映画ベストテン!
エンタメの出会いと発見を提供する「ぴあアプリ&Web」のランキング企画『月イチ!“ぴあテン”ランキング』! 「ぴあアプリ&Web」でいつも映画のレビューを執筆していただいている「水先案内人」合計27名の皆様に、2026年7月公開の「みた」映画の中から特に良かった作品、好きだった作品、高く評価している作品を投票していただいたベストテンを発表します!
本企画は、毎月中旬頃に発表。同じく「水先案内人」の皆様に聞いた「これからみたい」映画ベストテンも、毎月末~翌月初旬に発表しています。ふたつのランキングで、映画ツウたちがみた上で高く評価した作品や期待している作品をチェックして、新しい“映画との出会い”をお楽しみください!
【ベストテンとは】
水先案内人合計27名に2026年7月公開の「みた」映画の中からそれぞれがベスト3までを挙げていただき、1位:5点、2位:3点、3位:2点のポイントを付けたうえで集計したもの。対象は2026年7月1日~7月31日に日本で劇場公開された作品で、映画祭での公開作、配信のみの作品、ライブビューイング、ブルーレイ・DVDのみでの発売作品は含みません。
ぴあ水先案内人27人が投票!
2026年7月公開の「みた」映画ベストテンはこちら!
1位
公開日:2026/7/10(金)
38pt
2位
公開日:2026/7/3(金)
23pt
3位
公開日:2026/7/3(金)
20pt
同3位
公開日:2026/7/10(金)
20pt
5位
公開日:2026/7/24(金)
19pt
6位
公開日:2026/7/31(金)
17pt
7位
公開日:2026/7/17(金)
16pt
8位
公開日:2026/7/10(金)
14pt
9位
公開日:2026/7/31(金)
11pt
10位
公開日:2026/7/17(金)
8pt
【ベストテン総評】
2026年7月に日本で劇場公開された映画は94本。そのうち、ぴあ水先案内人のベスト3に選ばれた作品は全部で30本。集計の結果、夏休み向け話題作からドキュメンタリーまで、多彩な作品が並ぶベストテンとなりました。
第1位に輝いたのは、リチャード・リンクレイター監督によるフランス映画『ヌーヴェルヴァーグ』。巨匠ジャン=リュック・ゴダールが1960年代に発表した『勝手にしやがれ』の誕生舞台裏を描き、トリュフォー、シャブロルなど若き日の名監督も実名で登場する、映画ファンにとってはたまらない作品。「徹底的なリサーチに基づく映画史を映画にする試み」(中川右介)、「大胆な発想と手法に感嘆!」(植草信和)など、絶賛のコメントが並びます。
第2位には『トイ・ストーリー5』が! 第5作ともなるとそろそろパワーダウンかという心配をはねかえし、日本国内で累計興行収入100億円、観客動員数718万人を突破(8/6現在)。「期待以上……さすがピクサーの看板タイトル」(よしひろまさみち)! “変わらない大切なもの”というテーマがあらゆる世代の心に響きました。
第3位は、同率で2本。ひとつは、投票した4名全員がベスト1に挙げた『よき谷の物語』。スペインを代表する名匠ホセ・ルイス・ゲリンによるドキュメンタリーで、息を呑む美しいショットの連続。「最後の楽園のような郷愁に満ちた魅力に惹き込まれる」(村山匡一郎)、静謐の中に深い感動をよぶ傑作です。
もうひとつは、カンヌ国際映画祭で評判となったイラク映画『大統領のケーキ』。フセイン独裁政権下、大統領の誕生日ケーキを作る係に選ばれた少女のけなげな奮闘を活写したこの作品に「終始、少女の行末を案じた」(伊藤さとり)などの感想が寄せられました。
→水先案内人が投票する、2026年7月公開の「これからみたい」映画ベストテン へ
ぴあ水先案内人から寄せられた選出コメント
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
口に関するアンケート
②
隣人たち
③
スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ
【選出コメント】
①独白だけで構成された原作の世界観を損なうことなく映像化し、清水崇ワールドにまんまと仕上げていたからビックリ! ②ヒッチコックの映画っぽいゾワゾワした空気感、2大女優の熾烈な演技バトル、誰が何を仕掛けたのか最後まで分からない作劇に酔う。③多彩なアクション、MCUファンの心を揺さぶる緻密なストーリーに興奮した。
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
大統領のケーキ
②
映画ちいかわ 人魚の島のひみつ
③
美しく、黙りなさい
【選出コメント】
➀少女の視点から描いた社会派でありエンタテインメント作品。独裁政権が及ぼす大人への悪影響に眉をひそめ、終始、少女の行末を案じた。②社会の縮図のような様々な性格設定の妙、過ちからの復讐の連鎖を断ち切る術を観客に問う問題作。③50年前の女優陣へのインタビューが胸に刺さる。変わりづらい現状について考えた。
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
チルド
②
オブセッション 災愛
③
ブリング・ハー・バック
【選出コメント】
①フツーに暮らしていて感じる閉塞感。その蓄積が怪物に転化する恐ろしさといったら! 生活に息苦しさを感じる全日本人必見。②ウジウジすることは罪である。理由はこの映画の中にある! ③『オブセッション……』もそうだが、Youtuber出身の映画監督が撮るホラーはハイクオリティの作品が多い。これが2作目のフィリッポウ兄弟は、近々とんでもない作品を撮ると思う。
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
ヌーヴェルヴァーグ
②
開戦前夜
③
映画ちいかわ 人魚の島のひみつ
【選出コメント】
①は徹底的なリサーチに基づく映画史を映画にする試みで、「事実は小説よりも奇なり」の「事実」の面白さが伝わる。②も事実を元にしているが、改変があると問題になっているが、この映画が描く“開戦前夜”の空気は、いま知る必要がある。③は、すべてがあざとい。好感は持てない。それでも、観てよかったと思う。
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
ヌーヴェルヴァーグ
②
スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ
③
トイ・ストーリー5
【選出コメント】
①映画の“新たな波”が生まれた時代の熱い空気を吸えた。「ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン!」の名セリフを聞いただけで幸せな気分になる。②青年ピーターの苦悩を表現した演技に引き込まれる。ヒーローの愁いとアクションの爽快感。必見! ③玩具は時代遅れなのか。変わらない子供の心に触れて涙腺が緩む。
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
オブセッション 災愛
②
美しく、黙りなさい
③
ユースフル・ゴースト
【選出コメント】
①は恐怖表現が過剰で笑ってしまうほどだった。全編あの演技をやり通した主演女優に拍手を送りたい。②は人生の諸先輩というべき女優たちでさえ、ままならない男性中心の職場の問題を改めて考えさせられた。③は並行する物語の片方が、クィア表現が大胆であるほど感情の結びつきも密接になっていくのが、切なくて良かった。
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
よき谷の物語
②
海辺の一日 4Kレストア
③
美しく、黙りなさい
【選出コメント】
大都市に取り残された風景を描いた①は、失われた自然や移民を含めた人々の共存など最後の楽園のような郷愁に満ちた魅力に惹き込まれる。亡きエドワード・ヤン監督の②は、その台湾社会への鋭い視線と同時に映画表現の独特な感覚と才能に魅了された。③は、ジェンダーのテーマにせよインタビュー構成にせよ、これが先駆的な作品の1本ということに驚かされる。
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
トイ・ストーリー5
②
ハッシュ!〈4Kリマスター版〉
③
美しく、黙りなさい
【選出コメント】
①期待以上。むしろ「さすがに5は……」とちょっとでも思っていたことを謝罪します。さすがピクサーの看板タイトル。②25年前に観た時は「救われました」と思って涙したけど、今観たら「描かれてる問題が四半世紀経っても進んでない!」と4K映像とともにくっきり&感動も別物に。③ジェンダーロールにこだわる人ほど、このドキュメンタリーは観るべき。届いてくれ~。
その他の皆さんの投票は?
相田冬二
Bleu et Rose/映画批評家
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
よき谷の物語
②
美しく、黙りなさい
③
トロフィー
池上彰
ジャーナリスト
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
大統領のケーキ
②
ドゥランダル作戦
恩田泰子
映画記者(讀賣新聞)
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
美しく、黙りなさい
②
ユースフル・ゴースト
③
大統領のケーキ
笠井信輔
フリーアナウンサー
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
トイ・ストーリー5
②
オブセッション 災愛
③
スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ
春日太一
映画史・時代劇研究家
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
大統領のケーキ
②
トイ・ストーリー5
③
プライベート・ケース
坂口英明
編集者(ぴあ)
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
PEACOCK/ピーコック
②
GOOD BOY/グッド・ボーイ
③
ユースフル・ゴースト
佐々木俊尚
フリージャーナリスト、作家
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
デッドマンズ・ワイヤー
② 隣人たち
③
ルオムの黄昏
高崎俊夫
フリー編集者、映画評論家
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
よき谷の物語
②
MOTHERLAND
③
ヌーヴェルヴァーグ
高松啓二
イラストレーター
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
ヌーヴェルヴァーグ
②
デッドマンズ・ワイヤー
③
オブセッション 災愛
立川直樹
プロデューサー、ディレクター
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
ヌーヴェルヴァーグ
②
メレディス・モンク 踊る声、歌う身体
③
ビートルズがいた夏
中谷祐介
編集者(ぴあ)
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
ユースフル・ゴースト
②
トイ・ストーリー5
③
映画ちいかわ 人魚の島のひみつ
夏目深雪
映画批評家
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
新凱旋門物語
②
ヌーヴェルヴァーグ
③ 春樹
平辻哲也
映画ジャーナリスト
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
① 開戦前夜
②
オブセッション 災愛
③
スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ
細谷美香
映画ライター
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
トロフィー
②
大統領のケーキ
③
ラブ≠コメディ
水上賢治
映画ライター
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
よき谷の物語
② 春樹
③
ユースフル・ゴースト
村山章
映画ライター
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ
②
トイ・ストーリー5
③
ドゥランダル作戦
渡辺祥子
映画評論家
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
ヌーヴェルヴァーグ
② 開戦前夜
③
美しく、黙りなさい
渡辺麻紀
映画ライター
2026年7月公開の「みた」映画ベスト3
①
ヌーヴェルヴァーグ
②
スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ
③
トイ・ストーリー5
→水先案内人が投票する、2026年6月公開の「みた」映画ベストテン へ
→水先案内人が投票する、2026年8月公開の「これからみたい」映画ベストテン へ





