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檀れい×阪口珠美 Wキャストの朗読劇『牡丹灯籠』で夏の暑さを吹き飛ばす──『Tokyo Kaidan Collection2026』

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左から)阪口珠美、檀れい

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昨年大好評を博した“怪談”をテーマにした大型リアルイベント『Tokyo Kaidan Collection』が今年も8月6日から開催される。

古典と現代、語りと俳優による演技などをクロスオーバーさせ、そして怪談師による実話怪談を披露するなど、これまでにない新しい形の「日本最大級の怪談フェス」は今年、内容をパワーアップさせ、俳優に加え実力派声優も参加。また、人気怪談師オールスターが集合する「怪談祭公演」も開催する。語りと演技、そして実話怪談が交差する唯一無二のステージが、夏の暑さを吹き飛ばす。

公演を前に、朗読劇『牡丹灯籠』にてWキャストでヒロイン・飯島露(いいじま おつゆ)役を務める俳優の檀れい、乃木坂46卒業後も幅広く活躍する阪口珠美が取材に応じ、意気込みを語った。江戸の町に咲く美しくも切ない愛の物語。幽玄の世界を声だけで描く朗読劇の魅力とは?

――お稽古からこれからとうかがいましたが、現時点で「朗読劇で怪談を届ける」試みについて、どのようなイメージをお持ちですか?

 俳優のお仕事は声に加えて、表情や身体を使っての表現ですから、今回頼れるのは声だけ。どれだけの表現ができるのか、私にとっては大きなチャレンジですし、足を運んでくださるお客様の脳裏に、映像や情景が浮かぶような表現ができればと思っています。

阪口 改めて『牡丹灯籠』について調べてみると、怖いですけど、その中に儚さや強さがあると感じました。その魅力を朗読劇という形で、声で表現できればと思っています。話し方や間合い、呼吸など勉強しながら、自分なりに役の気持ちを汲み取っていきたいです。

――おふたりが担当する露というヒロインは、恋煩いでこの世を去ってしまい、死後も強い愛情や執着から怨霊になるという役どころですね。

 愛する(浪人の)新三郎に会いたいという思いを抱いたまま、夜な夜な牡丹の灯籠を下げて姿を現す。その思いの強さは、ある意味で純粋で真っすぐだなと思います。もちろん、そこには怖さもあるので、どう表現しようか、今は考えているところです。

阪口 檀さんがおっしゃったように、私も怖いだけの人物には終わらせたくないと思っています。露は本当に繊細だし、可愛らしい女性なので、憎しみや恐怖ではなく、「会いたい」という一途な気持ち、女性としての強さと美しさを表現したいと思っています。

――おふたりは怪談やホラーといったジャンルに対してはどんなイメージをお持ちですか? 得意不得意あるのかなと思うんですが。

 苦手です(笑)。たまに怖いもの見たさで見てしまうこともありますが、結局、後悔してしまいます。ですから正直、露を演じることには少し怖いと部分もありますが、宝塚時代、『雨月物語』を題材にした新人公演(1998年雪組公演『浅茅が宿 —秋成幻想—』)で、恋に焦がれて妖怪に変化(へんげ)する役を演じたことがあって、それは楽しかった記憶があります。

阪口 私も苦手なんですが、好奇心が勝ってしまうこともあって(笑)。幽霊を演じるのは今回が初めてですが、先ほどお話した通り、ただ怖がらせる恐怖を与えるのではなく、露の気持ちを素直に表現することで、ご覧になる皆さんには、ヒロインの美しさというものを受け取っていただければ嬉しいです。

――朗読劇『牡丹灯籠』には数多くの声優の皆さんも出演されます。普段、共演される機会はあまりないと思いますので、その点についても、期待されていることを教えてください。

 アニメーションや吹き替えなどでキャラクターに命を吹き込む声優の皆さんが、朗読という形でどんな表現をされるのかとても楽しみですし、学ばせていただくことも多いと思います。同時に私たち(新三郎を演じる崎山つばさとの)カップルも負けていられないので、刺激を受けつつ、いろんな化学反応が生まれればと期待しています。

阪口 私も日程によって、いろんな組み合わせのパターンで声優さんとご一緒できるので、楽しみとドキドキですね。(映像など)目に見えるものがない中でどんな表現をされるのか、ぜひプロの皆さんから、勉強させていただければと思っています。

――最後に『Tokyo Kaidan Collection』、そして朗読劇『牡丹灯籠』を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 先ほど、怖い話は苦手だとお話しましたが、怪談と朗読劇のコラボレーションはすごく面白い試みですし、「きっと面白いことになりそう」という気持ちもあって、飛び込みました。私自身にとっても思い出深い作品になりそうです。暑い暑い夏、少しだけでも涼しさを感じていただければ嬉しいです。

阪口 怪談ならではの恐怖を楽しんでいただきつつ、怖さだけじゃない、切なさや儚さを表現できればと、私自身もすごく楽しみにしています。劇場に足を運んでくださった皆さんの想像を膨らませるような表現をしたいです。

取材・文:内田涼

<公演情報>
『Tokyo Kaidan Collection2026』

【公演内容と出演】
▼8月6日(木) 14:00 朗読劇+怪談トークセッション(2部構成) ※終了
萩原新三郎:林勇
飯島露:阪口珠美
関口伴蔵:興津和幸
関口峰:高森奈津美
怪談師(50音順):大赤見ノヴ(ナナフシギ)/吉田猛々(ナナフシギ)/村上ロック/夜馬裕

▼8月6日(木) 18:00 朗読劇+怪談トークセッション(2部構成) ※終了
萩原新三郎:林勇
飯島露:阪口珠美
関口伴蔵:興津和幸
関口峰:岡咲美保
怪談師(50音順):大赤見ノヴ(ナナフシギ)/吉田猛々(ナナフシギ)/ヤースー/夜馬裕

▼8月7日(金) 12:00 朗読劇+怪談トークセッション(2部構成)
萩原新三郎:石谷春貴
飯島露:阪口珠美
関口伴蔵:鈴木達央
関口峰:松本梨香
怪談師(50音順):シークエンスはやとも/田中俊行/はおまりこ/はやせやすひろ

▼8月7日(金) 16:00 朗読劇+怪談トークセッション(2部構成)
萩原新三郎:石谷春貴
飯島露:阪口珠美
関口伴蔵:鈴木達央
関口峰:松本梨香
怪談師(50音順):角由紀子/田中俊行/はやせやすひろ/松嶋初音

▼8月7日(金) 19:30 怪談祭公演
怪談師(50音順):鐘崎リリカ/シークエンスはやとも/田中俊行/はおまりこ/はやせやすひろ/響洋平/松嶋初音/ヤースー

▼8月8日(土) 12:00 朗読劇+怪談トークセッション(2部構成)
萩原新三郎:崎山つばさ
飯島露:檀れい
関口伴蔵:佐藤元
関口峰:三石琴乃
怪談師(50音順):鐘崎リリカ/城谷歩/チビルマ/深津さくら

▼8月8日(土) 15:30 朗読劇+怪談トークセッション(2部構成)
萩原新三郎:崎山つばさ
飯島露:檀れい
関口伴蔵:細谷佳正
関口峰:三石琴乃
怪談師(50音順):ぁみ/城谷歩/ハニートラップ梅木/鹿目凛(ぺろりん先生)/吉田悠軌

▼8月8日(土) 19:00 怪談祭公演
怪談師:ぁみ/城谷歩/チビルマ/Dr.マキダシ/ハニートラップ梅木/深津さくら/鹿目凛(ぺろりん先生)/吉田悠軌

▼8月9日(日) 12:00 朗読劇+怪談トークセッション(2部構成)
飯島露:檀れい
関口伴蔵:榎木淳弥
関口峰:内田真礼
怪談師(50音順):川奈まり子/西浦和也/響洋平/夜馬裕/吉田悠軌

▼8月9日(日) 16:00 朗読劇+怪談トークセッション(2部構成)
萩原新三郎:崎山つばさ
飯島露:檀れい
関口伴蔵:榎木淳弥
関口峰:内田真礼
怪談師(50音順):ぁみ/川奈まり子/西浦和也/響洋平/村上ロック/夜馬裕

MC:BBゴロー/秋元優里(全公演)

会場:東京・よみうり大手町ホール

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2628592

フォトギャラリー(4件)

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