ジェイソン・ステイサムが安定の元特殊工作員を好演『シェルター』
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イラストレーション:高松啓二
映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。
【水先案内人 高松啓二のおススメ】
ジェイソン・ステイサムほど元特殊部隊工作員という設定を多く演じた役者は、いないだろう。本作もその一本となる。
スコットランドの孤島に世捨て人のように暮らすメイソンは週一度、生活用品を昔の仲間からボートで運んでもらっていた。ある日、嵐の中でボートが転覆し同乗していた少女ジェシーが溺れ、メイソンは救助するが、これをきっかけに正体がバレ、命を狙われるハメに。
いつもの定番展開ではあるが、少女を命がけで守ろうとするメイソン役のステイサムがなんともけなげだ。孤独でも意思が強いジェシー役のボディ・レイ・ブレスナックが、不思議な魅力を放ち映画を牽引する。ふたりを狙う黒幕の元MI6長官を名優ビル・ナイが演じ、厚みを持たせている。ステイサムの追いつめられてからの反撃力は相変わらず無敵状態で先が読めてもやっぱり安定の満足感がある。
『ワーキングマン』『ビーキーパー』……など作品が違っても設定、役柄が同じなのはチャップリンみたい。さしずめ“放浪元特殊部隊工作員ステイサム”ってとこかな? ちょっと『キッド』にも似ていたりして。
<作品情報>
『シェルター』
8月28日(金)公開
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