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『巨匠とマルガリータ』ビジュアル&トレーラー映像公開 新国立劇場・上村聡史演劇芸術監督の就任第一作

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令和8年度(第81回)文化庁芸術祭主催公演・昭和100年記念公演 2026/2027シーズン 演劇『巨匠とマルガリータ』宣伝ビジュアル

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9月より新国立劇場の演劇芸術監督に新たに就任する上村聡史。そのシーズンオープニングを飾る作品として、ミハイル・ブルガーコフ原作の『巨匠とマルガリータ』が、上村自身の演出により11月7日(土)から23日(月・祝)まで新国立劇場 中劇場で上演される。

原作は1928年から40年にかけて執筆され、当時はソ連当局によって体制批判とみなされた。検閲版としてようやく出版にこぎつけたのは作家の死後26年が経った1966年のこと。完全版の出版は1973年まで待たなければならなかった。幻想と現実、そして時代を巡り、人間の善悪や愛、芸術の不滅性を奇想天外に描いた本作は、今日では20世紀文学の最高傑作のひとつと呼ばれている。作品に登場する「原稿は燃えない」という一節には、物理的に原稿が燃やされても、そこに込められた思想や魂は決して消滅しないというブルガーコフ自身の信念と希望が込められている。今回の公演では、芸術の根源とは何か、創造とは何かを見つめなおし、今を生きる勇気へとつながる力強い問いを、新芸術監督のシーズンオープニングにふさわしいスケールで届ける。

上村がブルガーコフ作品の演出を手がけるのは、第32回読売演劇大賞で優秀作品賞を受賞した『白衛軍 The White Guard』以来2度目。本公演では、英国のナショナル・シアターなどで活躍したエドワード・ケンプによる戯曲版(2004年初演)を採用し、主人公の「巨匠」を小説家から劇作家に翻案したバージョンで上演する。

作品が痛烈な批判を受け、精神病院に身を寄せる劇作家の通称「巨匠」を成河、その「巨匠」を愛し、彼を救うためなら悪魔に魂を売ることも辞さない女性・マルガリータ役を花乃まりあ、モスクワに突如現れ、人間の本性や社会の欺瞞を暴き出す悪魔ヴォランド役を篠井英介、悪魔の一味を追ううちに狂人とみなされ、精神病院に隔離されてしまう若き作家イワン役を松島庄汰、ヴォランドの付き人であるファゴット役を菅原永二、そして「巨匠」が書いた戯曲の主人公であり、エルサレムを統治するローマ総督ポンティオ・ピラト役を大鷹明良がそれぞれ演じる。併せて公開された宣材ビジュアルでは、ヴィヴィッドなカラーの背景の前で6人の登場人物がさまざまな“笑み”を浮かべており、シュールでカオスな出来事が次々と巻き起こる、本作の“荒唐無稽”な劇世界を予感させる仕上がりだ。さらにトレーラー映像も公開となった。

本公演は、上村芸術監督の発案による新たな取り組み「シアターデイ」の第1弾実施公演にもなっている。「シアターデイ」とは、2026/2027シーズンより始動する企画で、公演日・枚数限定で20歳以下の観客を無料で演劇公演に招待するもの。今回の対象日程は11月12日(木)18時公演と11月14日(土)13時公演の2公演だ。受付は先着となっており、8月29日(土)10時より開始される。

【ものがたり】
舞台は1930年代のモスクワ。文学界は官僚主義と検閲にがんじがらめ。そんな中、劇作家である、通称「巨匠」は、キリストの処刑を決めたローマ総督・ピラトを題材にした野心的な作品を書き上げる。しかし、その作品は体制に受け入れられず、激しい批判にさらされ、絶望の淵に突き落とされた結果、彼は自分の原稿を焼き払い、精神病院へと姿を消してしまう。一方、巨匠には愛する女性、マルガリータがいた。彼女は美しく聡明で、巨匠の才能を誰よりも信じていた。巨匠がいなくなり、絶望的な日々を送るマルガリータの前に、突如として奇妙な外国人ヴォランドとその取り巻きたちが現れる。ヴォランドはモスクワの街で様々な騒動を引き起こしながら、市民たちの本性を試そうとしていた。マルガリータは、唯一の願い“愛する巨匠と再び会うこと”を叶えてもらうためにヴォランドの取引に応じる。ヴォランドの目的、巨匠の運命、そしてマルガリータの愛の行方は一体どうなるのか──?

令和8年度(第81回)文化庁芸術祭主催公演・昭和100年記念公演 2026/2027シーズン 演劇『巨匠とマルガリータ』トレーラー映像

<公演情報>
令和8年度(第81回)文化庁芸術祭主催公演・昭和100年記念公演
2026/2027シーズン 演劇『巨匠とマルガリータ』

令和8年度(第81回)文化庁芸術祭主催公演・昭和100年記念公演 2026/2027シーズン 演劇『巨匠とマルガリータ』ビジュアル

原作:ミハイル・ブルガーコフ
翻案:エドワード・ケンプ
翻訳:小田島創志
演出:上村聡史

出演:
成河、花乃まりあ、松島庄汰、菅原永二/明星真由美、小松利昌、富山えり子、内田健介、山本圭祐、山森大輔、柴一平、釆澤靖起、近藤隼、猪俣三四郎、篠原初実、笹原翔太/大鷹明良、篠井英介

2026年11月7日(土)~23日(月・祝)
会場:東京・新国立劇場 中劇場

【「シアターデイ」実施概要】
対象日程:2026年11月12日(木)18:00公演/11月14日(土)13:00公演
受付期間:2026年8月29日(土)10:00~9月7日(月)
※期間終了後に残席がある場合、9月13日(日)10:00より追加で受付開始
対象年齢:小学生~20歳
対象席種:S席

公式サイト:
https://www.nntt.jac.go.jp/play/the-master-and-margarita/