重岡大毅主演『5秒で完全犯罪を生成する方法』近藤亮太監督の撮影秘話&メイキング写真解禁
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『5秒で完全犯罪を生成する方法』メイキング写真 (C)2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3
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すべて見る重岡大毅(WEST.)が主演を務める映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』より、近藤亮太監督による撮影秘話とメイキング写真が解禁された。
『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズなど、数々のミステリー・サスペンス作品で原案や脚本を手掛けてきた岡田道尚が、完全オリジナルのサスペンスとして、プロデュースや原案・脚本を担当した本作。監督は、商業映画監督デビュー作『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』が大きな話題を呼んだ近藤亮太が務め、キャストには重岡のほか、原菜乃華、田中みな実、石丸幹二らが集結した。
これまでホラー作品を数多く手がけてきた近藤監督が、本作ではサスペンスに初挑戦。生成AIという現代的なテーマを軸に、先の読めない展開と緊張感に満ちた物語を描き出す。ホラー作品で培ってきた近藤監督ならではの持ち味は本作にも随所に盛り込まれている。サスペンスでありながら、ホラー的な演出や空気感を取り入れることで、観る者の不安をじわじわと煽る。「次に何が起こるのか分からない」という緊張感は、まさに近藤監督がこれまでの作品で磨いてきた演出力が生きる部分だ。
本作を支えたのが、近藤監督が映画美学校時代から共に映画を作ってきた仲間たち。撮影の松田恒太、照明の石塚大樹をはじめ、録音、衣装、メイクなど、スタッフの多くが映画『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』にも参加した“近藤組”だ。
近藤監督曰く、『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』との最大の違いは予算。そのおかげで撮影日数にも余裕ができ、現場のバックアップ体制も手厚くなった。当初は、「規模も大きくなったし、サスペンス映画だし、細かくカットを割って、キャストそれぞれの芝居を撮るような職人監督スタイルでいこう」と考えていたという。だが、その気持ちは撮影開始数日で覆ることとなった。
「2~3日撮ったところで、変に格好をつけるのはやめようと思って頭を切り替えました。そこからは、『ミッシング…』同様、基本的に芝居はワンカットで撮っていくスタイルに戻しました。カットを極力割らず、基本的にワンテイク目で多少ミスがあってもOKとしました」と振り返る。テイクを重ねないかわりに、照明のセッティングなど準備により時間をかけるようにしたという。新たなジャンルでありながら、気心の知れたスタッフと共に作品を作り上げることで、自身が培ってきた映画的な感覚を存分に発揮した。

そういった考え方や撮影スタイルは、「黒沢清監督の影響が大きいのだと思います」と語る。黒沢監督といえば、「夜7時には家で夕飯を食べられる」「日数を余して撮り終えた」など、数々の早撮り伝説がある。近藤はそんな“黒沢伝説”を一度、本作の現場で完コピしてみたそう。「アクションシーンを撮る際にいろいろ意見が出てまとまらず、タイトなスケジュールで撮り切らなきゃいけないなか、朝イチから現場が停滞しちゃった時に、黒沢さんがインタビューで言っていたことを思い出したんです。こういうことがあった時は、まず皆に10分休憩してもらう。その代わり、自分はその10分以上は絶対悩まない」と言い、撮影を乗り切った秘訣を語る。
また、アクションシーンでは入念な打ち合わせはあったものの、前もって絵コンテなどは用意せず、段取りは現場で組み立てられたという。絵コンテがないのも「映画美学校あるある」だそうで、授業で教わらないからだと、照明の石塚は話す。そんなアクションシーンの撮影が行われたのは、雰囲気たっぷりのとある廃工場。「いろんな場所を探したんですが、この規模のアクションを違和感なくやれる場所って限られているんですよね。物理的にも、ロケーションの面白さを考えても。実際に現場に行ったら、スタッフみんなで、『うわ、すごい! 黒沢清みたいだ』とか言って盛り上がっちゃいました(笑)」と近藤監督は回想し、黒沢監督愛を滲ませる。
劇中、特に異質さが際立つ、石丸演じるモリアーティの登場シーンにも近藤組の特徴とこだわりが詰まっている。空間づくりや構図、照明など、夢の中のような「抽象空間として撮る」というイメージで、田中演じる七希とモリアーティ各々の声の響き方を変えるなど、「感覚的に変」と思えるような音作りをしたという。
また、「モリアーティが登場するシーンごとに、『ツイン・ピークス』や『ロスト・ハイウェイ』などデヴィッド・リンチ監督の映画を参照しました。また、ライティングのイメージは、アンドレイ・タルコフスキー監督の『ノスタルジア』です。ひとつのシーン内でゆっくり照明が人物に当たってゆっくり落ちていくというのをやっていてかっこよかったので、『あれをやりたい』と照明の石塚さんに相談しましたね」と、近藤監督こだわりを明かした。
今回新たに解禁されたメイキング写真には、近藤監督のこだわった廃工場のシーンや七希とモリアーティが対話する場面が収められている。一点に集中して生まれる緊張感と、その瞬間にしか生まれない演技。ワンカット撮影という手法が、サスペンスである本作に独特の臨場感をもたらしている。

<作品情報>
『5秒で完全犯罪を生成する方法』
9月11日(金)公開
公式サイト:
https://gaga.ne.jp/5byodeseisei/
(C)2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3
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