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『蜷川実花展 はじまりの光』9月12日開幕 幼少期を過ごした川口市の市立美術館開館記念展

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First Light, 2026 (C)mika ninagawa / bookshop M Co.,Ltd. / Courtesy of Tomio Koyama Gallery

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9月12日(土)にグランドオープンする川口市立美術館で、開館記念特別展『蜷川実花展 はじまりの光』が開催される。ものづくりの町、多くの美術家や工芸家が活動する埼玉県川口市。写真家・映画監督・現代美術家の蜷川実花が幼少期を過ごし、父である演出家・蜷川幸雄が生まれ育った場所でもある。

近年では大型のインスタレーションへと表現を拡張してきた蜷川が、創作の原風景であるこの地で、自らの表現と向き合うように、創作の出発点である「写真」に立ち返る。展示は二章で構成され、第一章では、約30年にわたり断続的に撮り続けてきたセルフポートレートの中から、今回初公開となる作品を含む《Self-image》や、父との最後の時間を記録した《うつくしい日々》などを紹介。

Self-image, 2013
(C)mika ninagawa / bookshop M Co.,Ltd. / Courtesy of Tomio Koyama Gallery
The days were beautiful, 2017
(C)mika ninagawa / bookshop M Co.,Ltd. / Courtesy of Tomio Koyama Gallery

第二章では、父の書斎の移設展示や元女優でキルト作家の母・蜷川宏子のキルト作品ほか、若き日の両親のアルバムから展開する新作シリーズ「First Light」を展示する。自らを形つくってきた源流のひとつである家族やこの地とのつながりをあらためて見つめる。

<書斎>(C)ニナガワカンパニー

写真家として世界各地で出会ってきた無数の瞬間、カメラで捉えてきた自身の姿、そして幼少期を過ごした川口の風景や家族との記憶。絶え間なく移ろい、二度と同じ表情を見せることのない風景や感情が焼き付けられた写真群が一堂に会する。蜷川にとって縁の深い場所ならではの特別な展覧会を体感したい。

なお、川口市立美術館の館長は、国立国際美術館や埼玉県立近代美術館でも館長を務めた建畠晢。川口市が掲げる継承・共生・育成という理念のもと、子どもも大人も、美術が好きな人も、ふと思い立った人も、誰もが気軽に過ごせる公園のような美術館を目指している。地域とつながり、市民にとって異なる価値観や新たな視点を通して自分の世界を広げる場となり、そんな市民とともに成長していく美術館。この先の活動にもぜひ注目してほしい。

<開催情報>
『川口市立美術館 開館記念特別展「蜷川実花展 はじまりの光」』

会期: 2026年9月12日(土)~2026年11月29日(日)
会場:川口市立美術館
時間: 10:00~18:00
休館日:月曜日、9月24日(木)、10月13日(火)、11月24日(火)(※ただし9月21日(月)、10月12日(月)、11月23日(月)は開館)
料金:一般:2,000円 大学生:1,500円 高校生:1,000円 中学生以下無料
公式サイト:
https://kawaguchi-moa.jp/

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