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モネ没後100周年の今だからこそ観たい! 19世紀パリと現代が交錯するドラマチックな物語『モネと時間旅行』

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イラストレーション:高松啓二

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映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。

【水先案内人 高松啓二のおススメ】

ノルマンディの古民家を相続することになったセブと相続人たちは現地に調査に行くが、そこには多くの写真と古い絵が飾られていた。そこから彼らの祖先で住民だったアデルの物語が始まる。

19世紀と現代を行き来し、たまに交叉する変則的な構成となっている。それでも圧倒的にドラマチックなのは19世紀のパリパートである。当時、出来たばかりのエッフェル塔の色が赤だったり、カフェや街並みを再現。自分の出生を探るアデルと夢を追う若者ふたりとの同居生活が、青春映画になっており清々しい気分になる。また、ヴィクトル・ユーゴー、写真家のフェリックス・ナダル、ミュシャが描いた女優サラ・ベルナールも登場し華やかなベル・エポック文化に浸れる。

そして、印象派の巨匠クロード・モネが大きな鍵を握る。特に「日の出」の制作時の虚実混ざったエピソードは印象派の誕生を描き、芸術の都パリならあり得るかも?という気にさせてくれる。今年はモネ没後100周年。展覧会も開催され、本作が今年公開されるのはふさわしい。ちなみに本作に登場するオランジュリー美術館の見事な大装飾画「睡蓮」の連作にも注目!

<作品情報>
『モネと時間旅行』

9月18日(金)公開

公式サイト:
https://monetojikan.com/