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水上恒司らの狂気があふれ出す! 『本当にあった話(の話)』強烈セリフが凝縮された本編映像公開

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(C)鴻池留衣/文藝春秋/2026「本当にあった話(の話)」製作委員会

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水上恒司が主演を務める映画『本当にあった話(の話)』の本編映像が公開された。

本作は、“実際に起きた殺人事件”というフィクションを題材に、虚構が現実を、妄想が真実を飲み込んでいく“世にも不気味な物語”を描く。監督は、初長編作『赤色彗星倶楽部』で「PFFアワード2017」日活賞および映画ファン賞、「第11回田辺・弁慶映画祭」グランプリを獲得した武井佑吏が務め、本作で商業デビューを飾る。

物語は、世間を震撼させた「配偶者入れ替え連続殺人事件」から数十年が経った“今”から始まる。事件をもとにした禁断の舞台が作られることになり、演技経験のない夛田(水上)が主演を射止める。だが役柄に自分の経験を重ね、深くのめり込んでいった夛田は、やがて虚構と現実の境界を見失い、次第に演じる人物と一体化していく。彼の凄まじい執念は、やがて相手役となった米良(黒木華)、舞台の脚本家・垣内(小池栄子)、舞台演出家の加藤(佐々木蔵之介)らを次々と掌握し、戦慄と興奮のクライマックスへと突入していく──。

この度公開されたのは、「この映画、みんな、狂ってる?」という刺激的な問いかけから始まる、一癖も二癖もある登場人物たちの“何かがおかしい”瞬間を凝縮した本編映像。主人公・夛田をはじめ、米良、垣内、加藤らが登場し、それぞれが自らの思いを抱えながら、どこか常軌を逸した言動を見せていく。

まず映し出されるのは、脚本家の垣内が、自身が手がける物語について熱弁する場面だ。「貴子という人物に恋をしてしまったんです」と並々ならぬ熱量で語る垣内に対し、周囲はどこか困惑気味の反応を見せる。演出を手がける加藤は、「団子状の肉の塊が観客にぶつかっていくイメージ」というグロテスクな言葉で独自の演出プランを説明。さらに、米良が感情を爆発させ絶叫する姿や、夛田が真顔で放つ「グルテンフリーって陰謀論ですか?」という一言まで飛び出す。

そのほかにも、夛田が「誰もあなたの葬式に行きたい奴なんていませんけどね」と容赦ない言葉を浴びせる場面や、「売れるんなら何でもするんだろ?」と相手に詰め寄る姿、「日本の空は米軍に支配されてるんですよ?」という突然の主張など、前後の物語が気にならずにはいられない強烈なシーンが連続する。しかも、本人たちは誰ひとりとしてふざけているわけではなく、全員がいたって大真面目。だからこそ、思わず笑ってしまうような可笑しさのすぐ隣に、どこかゾッとするような異様さが漂う構成となっている。

映画『本当にあった話(の話)』本編映像

<作品情報>
『本当にあった話(の話)』

公開中

公式サイト:
https://www.honbana.com/

(C)鴻池留衣/文藝春秋/2026「本当にあった話(の話)」製作委員会