次世代クリエイターの手によってよりゲームに近づいたリブート作品『バイオハザード』
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イラストレーション:高松啓二
映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。
【水先案内人 高松啓二のおススメ】
配達人のブライアンは、特別料金でラクーンシティの病院まで医療品を運ぶ依頼を受ける。車で出発するといきなり女が飛び出し、ハネてしまう。その後、次々とモンスターが襲いかかってくるのだった。
『バイオハザード』シリーズをリブートした最新作。ただし、シリーズのヒロイン、アリス=ミラ・ジョヴォヴィッチは登場しない。監督は『WEAPONS/ウェポンズ』のザック・クレッガー。ゲームの映画化はゲーム世界の再現度の高さを問われるが、本作はゲームそのものの感覚を体現させる。特にブライアン役のオースティン・エイブラムスは、主人公なのに印象が薄い。これは誰でもが彼に同化し、ゲームプレイヤーになれるため?
劇中に現れるクリーチャー達はシリーズの定番のアンデッドよりも触手のついたグロテスクで『遊星からの物体X』のような怪物である。それでも独特の乾いた感覚でキモさを吹き飛ばし、むしろ笑ってしまう。また、武器をステップアップして手に入れたり、謎の液体を飲むと体力が回復するゲームアイテムも登場する。
とはいえゲームをしたことも無い人も十分楽しめ、90分間逃げ惑う気分になれる。クレッガー監督のグロテスクユーモアでシリーズを強烈に甦らせた!
<作品情報>
『バイオハザード』
公開中
公式サイト:
https://biomovie.jp

