正倉院宝物からや若冲まで。皇居三の丸尚蔵館のグランドオープン記念展『皇室の至宝 美いづるところ』がいよいよ開幕
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国宝 狩野永徳《唐獅子図屏風》(右隻) 安土桃山時代(16世紀) 皇居三の丸尚蔵館収蔵 ※展示期間:12/23~1/24
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すべて見る令和5(2023)年より一部開館して展覧会を行なっていた皇居三の丸尚蔵館がいよいよグランドオープン。これを記念した特別展の第一弾として、11月3日(火・祝)より、『皇室の至宝 美いづるところ』が開催される。同館の国宝や重要文化財をはじめとする代表的な収蔵品を、前・中・後期の三期に分けて紹介する展覧会だ。

まず11月3日(火・祝)〜23日(月・祝)の前期展示では、《螺鈿紫檀琵琶》や《八角鏡 平螺鈿背》といった正倉院宝物を展観。聖武天皇ゆかりの正倉院宝物を、皇居内で公開するのは、本展が初めてということだ。このほか、狩野探幽や伊藤若冲などの江戸絵画の優品や、近世以前から宮中に伝来した「御在来」の工芸品、また明治期に任命された帝室技芸員による近代美術の名品を公開する。

11月26日(木)〜12月20日(日)の中期展示では、注ぎ口と取手に竜をかたどり、胴の部分にペガサスを刻んだ国宝《竜首水瓶》や、釈迦が摩耶夫人の右脇から生まれる様子を表現した《摩耶夫人および天人像》など、現在東京国立博物館が所蔵する、聖徳太子ゆかりの法隆寺献納宝物の代表作を紹介。さらに冨岡鉄斎が描いたユートピアの風景《武陵桃源・瀛州神境》といった大正美術の名作、大作を展示する。

12月23日(水)〜令和9(2027)年1月24日(日)の後期展示では、鎌倉時代の蒙古襲来の様子を描いた《蒙古襲来絵詞》や、桃山時代の豪放な気分を象徴する狩野永徳の《唐獅子図屏風》(いずれも国宝)など、激動の時代に生まれた傑作が登場。また本年が「昭和」改元から100年にあたることを記念して、昭和美術の発展の軌跡もたどる。

日本の文化や日本人の美意識の形成に大きな役割を果たし、さらに伝統文化を守り伝えてきた皇室。その奥深さと恩恵を、あらためて実感する展覧会となりそうだ。
<開催情報>
『皇居三の丸尚蔵館グランドオープン記念特別展「皇室の至宝―美いづるところ」』
会期:2026年11月3日(火・祝)~2027年1月24日(日)
[前期]11月3日(火・祝)~23日(月・祝)
[中期]11月26日(木)~12月20日(日)
[後期]12月23日(水)~2027年1月24日(日)
※前期・中期・後期で全展示作品が入れ替え
会場:皇居三の丸尚蔵館
休館日:月曜 (※ただし 11月23日(月)、1月11日(月)は開館) 、 11月24日(火)、11月25日(水)、12月22日(火)、12月28日(月)~1月3日(日)、1月12日(火)
時間:9:30~17:00 (※金・土曜は~20:00)、入館は閉館の30分前まで
料金:一般2,500円 ※日時指定予約制
公式サイト:
https://shozokan.nich.go.jp/feature/grand-opening/beauty/index.html
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