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全員現役!71歳から105歳までの女性アーティスト16名を紹介 『アナザーエナジー展』21年4月に森美術館で開催

ぴあ

20/10/29(木) 18:00

フィリダ・バーロウ 《無題:キャンバスラック; 2018-2019》 2018-2019年 コンクリート、キャンバス、ハードボード、塗料、プラスチック、集合材、鉄、テープ、木材 サイズ可変 Courtesy: Hauser & Wirth 展示風景:「袋小路」ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(ロンドン)2019年 撮影:Damian Griffiths

絵画、映像、彫刻、大規模インスタレーション、パフォーマンスなど、多彩で力強い作品の創作を続けている女性アーティストを紹介する『アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』が、2021年4月22日(木)から9月26日(日)まで、森美術館で開催される。

彼女たち16人のアーティストは、現在71歳から105歳まで、全員が50年以上のキャリアを持つ。その出身地は世界14カ国、現在の活動拠点も多岐にわたる。展示された作品の幅広さだけではなく、作品のバックグラウンドやアーティストの生き方、考え方の多様性も見て取れよう。

展示作品は、彼女たちの初期、つまり戦後動乱期の1950年代から1970年代から、この展覧会のための新作まで、幅広く見ることができる。フェミニズムや移民の歴史などの世界が抱える問題や事象、美術史のさまざまな解釈なども見えてくる。

また、アートマーケットや美術館に注目されがちなアートシーンにおいて、アーティストたちが置かれた環境や時代の変化のなかで、彼女たちは自身の信念を貫いて創作を続けている。展覧会では、こうした彼女たちのこれまでの活動、人生の軌跡、共通点などにも触れていく。長いキャリアの中で、ひたむきに挑戦してきたアーティストの歩みを感じ取れるはずだ。

会期中は、展覧会のコンセプト、彼女たちの「アート+ライフ」をより良く理解するためのレクチャーやアーティスト・トークも予定されている。カタログは、2人のキュレーターの主論考に加え、世界各地の専門家による論考16本という構成だ。展覧会場に足を運ぶだけではない、多角的にアーティストたちの「アナザーエナジー」を知ることができる。

【開催情報】
『アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』
2021年4月22日(木)から9月26日(日)、森美術館にて開催
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/anotherenergy/index.html

リリ・デュジュリー 《無題(均衡)》 1967年 鉄 サイズ可変 展示風景:「時間の折り重なり」ミュ・ゼー(ベルギー、オーステンデ)2015年 撮影:Dirk Pauwels
ベアトリス・ゴンザレス 《インテリア・デコレーション》 1981年 キャンバスにスクリーンプリント 269 × 1,958 cm 撮影:Mathias Voelzke
カルメン・ヘレラ 《赤い直角》 2017-2018年 塗料、アルミニウム 109.7×153.7×26.4 cm Courtesy: Lisson Gallery
三島喜美代 《作品 19-C5》 2019年 シルクスクリーン印刷した陶に手彩色、鉄 サイズ可変 Courtesy: Taka Ishii Gallery
宮本和子 《ブラック・ポピー》 1979年 黒い糸、釘 274×183×213 cm Courtesy: Exile, Vienna, and Take Ninagawa, Tokyo 展示風景:A.I.R.ギャラリー(ニューヨーク)1979年
ロビン・ホワイト+ルハ・フィフィタ(共同制作) 《大通り沿いに目にしたもの》(「真っ直ぐな道 2013-16」シリーズより) 2015-2016年 顔料、草木染をしたバーククロス 2,400×380 cm 展示風景:「大通り沿いに目にしたもの」ビクトリア国立美術館(メルボルン)2016年 撮影:Michael Fudakowski

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