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水先案内人のおすすめ

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ノージャンル、ノーボーダー。個人的アンテナに引っかかるもの

佐藤 久理子

パリ在住、文化ジャーナリスト

僕たちは希望という名の列車に乗った

ドイツ語の原題は“沈黙の教室”という意味だが、邦題は映画の内容に沿った、それでいて詩的な響きがある。1956年、東西冷戦下の分断されたドイツ。東側の秀才高校生たちが西ベルリンの墓参りの帰りに映画館で観た、ハンガリー民衆蜂起のニュースに感化され、授業中に勝手に黙祷を捧げる。ささいな反抗が大問題に発展し、ついに生徒たちは仲間を密告してエリートコースに残るか、退学するかの選択を迫られる羽目に。仲間を裏切りたくない彼らが選んだ道は……。 『アイヒマンを追え! ナチスがもっと...

19/5/15(水)

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