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ドキュメンタリーの面白さを知ると映画の見方が変わる
村山 匡一郎
映画評論家、大学講師
ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ
19/4/19(金)
ヒューマントラストシネマ有楽町
ヒトラーが青年期に画家志望だったことは有名だ。そのヒトラーが1933年に政権の座につくと、ナチス精神の顕揚から古典美術を賞賛し、アヴァンギャルド芸術をはじめモダン・アートを退廃芸術として否定した。同時にユダヤ人収集家から美術品の略奪を始め、1945年までに60万点に上る美術品を徴発した。そんなナチスによって略奪された名画の行方を、戦後の返還とともに描いたドキュメンタリーだ。近年になってもヒトラー専任の美術商だ...
19/4/17(水)
