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水先案内人のおすすめ

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音楽、映画、アート、ステージなど幅広いジャンルをプロデュースする

立川 直樹

1949年生まれ プロデューサー、ディレクター

CLIMAX クライマックス

『CLIMAX クライマックス』11/1公開 『ひとよ』11/8公開 『マイ・フーリッシュ・ハート』11/8公開 『LORO 欲望のイタリア』11/15公開 タイプや国は違うとは言え、過激な作りの映画がほぼ同時に5本近く公開される。新作が発表されるたびに賛否両論の評価が戦わされるギャスパー・ノエは『CLIMAX クライマックス』でLSDが混入されたサングリアを飲んでしまったダンサーたちの狂乱とカオスの97分間を描き、白石和彌監督は子供たちの幸せと信じて父を殺した母を中心にした家族の物語を『ひとよ』という作品にし、オランダの新鋭、ロルフ・ヴァン・アイクは3年間のリサーチをし、その謎の死に迫るチェット・ベイカーの“最期の3日間”を限りなくダークなテイストで『マイ・フーリッシュ・ハート』のタイトルで映画にした。 公開日は『CLIMAX…』が11月1日、あとの2本は11月8日。そしてその1週間後の11月15日には『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『グランドフィナーレ』など、圧倒的な映像美で人生の甘美と悲哀を描き、21世紀の映像の魔術師と呼ばれているイタリアの名称パオロ・ソレンティーノが、悪名高きイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニをモデルに選び、『欲望のイタリア』という邦題がぴったりの爛熟したエンタテインメントに仕立て上げた『LORO 欲望のイタリア』が公開される。 とりわけ強烈なのが『CLIMAX…』と『LORO…』。その狂乱の感じはやっぱり肉食系のヨーロッパ人にはかなわないなと思えるもので、出演者の怪演ぶりも映画ならではの見物だ。それにこの2本については、映画館のしっかりした音響・音量・スクリーンの大きさがとても重要だと思う。『CLIMAX …』はR-18、『LORO…』はR-15指定。『LORO…』はR-18レベルで観たいと思うのは僕だけではないはずだ。

19/11/3(日)

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