去年の『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』ではがんばっていたニューヨーク・タイムズや、『大統領の陰謀』のワシントン・ポストが、この映画では「残念な新聞」になる。事実なのだから、仕方ない。 9.11テロからイラク戦争までの話なので、登場人物の多くが存命だ。少しでも事実と違うところがあれば、この映画全体の信頼性が失われる。そういう意味では「つい最近の出来事」の映画化はリスクがあるが、それに挑み、成功している。 ロブ・ライナー監督...

19/3/26(火)