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ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 『ウィッシュ』特集 みんなの心を熱くする―魔法のミュージカル体験『ウィッシュ』が登場

第1回:みんなの心を熱くする―魔法のミュージカル体験『ウィッシュ』が登場

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『アナと雪の女王』『ズートピア』など数々の名作をおくりだしてきたウォルト・ディズニー・カンパニーが今年、創立100周年を迎える。世界中で愛され続ける夢と魔法のドラマ、圧倒的な映像、胸踊る音楽、魅力的なキャラクターを描き続けてきたスタジオが記念すべき年に手がけるオリジナル作品が『ウィッシュ』だ。

ディズニーが長年にわたって追求し続けてきたテーマ”願い”が、新たなドラマとメロディ、そして現代の観客に向けたメッセージと共にスクリーンで描き出される!

どんな“願い”も叶う王国に隠された秘密とは?

本作の主人公アーシャが暮らす魔法の王国ロサスでは、どんな願いも叶うという。国民は18歳になると世界中の魔法を学んだロサスの王マグニフィコに願いを捧げ、その願いのいくつかは儀式で叶えられる。しかし、人々は願いを捧げると、自分が何を願ったのか忘れてしまう。

もう少しで18歳の誕生日を迎えるアーシャの願いは、100歳になる愛する祖父の願いを叶えること。彼女は、マグニフィコ王の従者をめざすが、ある時、マグニフィコ王が人々の“願い”を支配し、王国に都合の良い願いだけを叶えていることを知ってしまう。

みんなの願いを叶えたい。“願い”はその人の心の一部だから。

アーシャが星に強く願うと、空から願い星“スター”が落ちてくる。好奇心旺盛で、いたずら好きで、次々と奇跡を起こすスターの魔法の力にアーシャは驚き、マグニフィコ王は自分よりも強い力を持つ存在の出現を知り、禁断の魔法の書に手を出してしまう。

人々が王国の恐ろしい真実に気づかないままでいる中、アーシャはたったひとり行動を起こし、恐ろしいマグニフィコ王に立ち向かう。“願い”はその人そのもの。そう信じ続けるアーシャの強い想いは、やがて王国に“ある奇跡”を起こす。

世界初のトーキーアニメ『蒸気船ウィリー』、そして映画史にその名を刻む世界初のカラー長編アニメーション『白雪姫』をはじめ、『ダンボ』『ピーターパン』『美女と野獣』『アラジン』……数々の名作を手がけたディズニーの記念すべき100年のレガシーを引き継ぎ、“これから”の100年の幕開けを告げるのが本作『ウィッシュ』だ。

制作には全世界で大ヒットを記録した『アナと雪の女王』のフィルムメイカーが再集結した。

現在、ディズニー・アニメーション・スタジオの創作面を束ねるCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)を務めるジェニファー・リーが自ら脚本を執筆し、“アナ雪”で彼女とタッグを組んでメガホンをとったクリス・バックが、スタジオの新鋭ファウン・ヴィーラスンソーンと監督を務める。また『プリンセスと魔法のキス』『アナと雪の女王』のピーター・デル・ヴェッコと、本作で初めてディズニー長編アニメーションを手掛けるフアン・パブロ・レイジェス・ランカスター・ジョーンズがプロデュースを担当。

まだ誰も知らないストーリーとドラマが待っている。観ていると必ず自分の大好きなディズニー作品のことを思い出す。『ウィッシュ』は、ディズニー100周年の記念すべき年だから描ける唯一無二の作品だ。

キャラクターの“心”を映し出すメロディ

ディズニー作品を語る上で欠かすことができないのが、音楽の存在だ。

「星に願いを」「いつか王子様が」「パート・オブ・ユア・ワールド」「美女と野獣」「ホール・ニュー・ワールド」そして「レット・イット・ゴー~ありのままで~」……ディズニー作品を彩る音楽は主人公の“心”を映す鏡のような存在で、観客は音楽を通して主人公の心の奥深くまで入り込むことができるのだ。

これまでのディズニー作品には、ロバート&リチャード・シャーマン(『ジャングル・ブック』『メリー・ポピンズ』)、アラン・メンケン(『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』)、ロバート&クリステン・ロペス(『アナと雪の女王』)など名だたるソングライターが参加してきたが、本作では新星ジュリア・マイケルズが楽曲を手がけた。

シンガーソングライターとしても活動する彼女は本作でスタジオ史上最年少でメインソングライターに就任。プロデューサーのベンジャミン・ライスとコラボレーションして7曲を書き下ろしている。

アーシャが星を見上げて歌う「ウィッシュ〜この願い~」や、軽快なメロディに乗せて物語の舞台を紹介する「ようこそ!ロサス王国へ」、アーシャの強い想いが仲間たちにも広がっていく力強いナンバー「真実を掲げ」など登場する楽曲はこれまで以上にバラエティに富んでいる。

マイケルズは、これまでにもブリトニー・スピアーズやセレーナ・ゴメスにも楽曲を提供し、エド・シーランと共同で楽曲制作を行うなど、誰かと世界観を共有して創作にあたれる“コラボレーター”としても才能を発揮してきた人物。本作でも作品の設定やキャラクターの内面を丁寧に楽曲に織り込みながら、クラシカルなディズニー音楽のテイストと、現代的なメロディを見事に両立させることに成功している。

そのメロディは一度聴いたら忘れられないだけでなく、繰り返し聴きたくなるものばかり。これまでのディズニー音楽同様、本作の楽曲も時を超えて愛され続ける“スタンダード”になるはずだ。

本当の“願いの力”をまだ知らない主人公アーシャ

ディズニー作品にはさまざまな主人公が登場してきた。人間になりたいと願う人形の子供ピノキオ、海を飛び出したいと願う人魚アリエル、自分の力を発揮してありのままに生きたいと願う雪の女王エルサ……願いはその人の心の中心にある大事な部分。何かを願うことで、人は困難に立ち向かうことができる。願いの力は自分だけでなく、周囲の人々さえ動かすことがある。

しかし、本作の主人公アーシャはまだ若く、本当の“願いの力”をまだ知らない。彼女の願いは自分に関することではなく、“祖父の願い”を叶えること。もしかしたら彼女は幼い頃に亡くなってしまった哲学者の父親に会いたいと願っているのかもしれない。でも、その願いは叶うことはない。

本作を通じてアーシャは星に願い、空から落ちてきた“スター”と共に、自分の進むべき道を見つけ出していく。本作では彼女が“自分の願い”を見つけるだけでなく、“願うことの大切さ”と”願うことの力”を見つけ出していくドラマが描かれる。

そんな彼女の前に立ちはだかるのは、魔法の力で願いを叶えることのできるマグニフィコ王。そのパワーは強大で、さらに彼は禁断の書に手を出したことでさらなる力を手にしており、ディズニー史上、最恐の悪役(ヴィラン)といっていいだろう。

一方で、彼には単なる“悪役”では片付けることのできないバックグラウンドを備えている。なぜ、彼は願いが叶う王国をつくろうとしたのか? なぜ、彼は自分の選んだ願いだけを叶えるのか? 劇中で明かされるエピソードを見ることで、マグニフィコというキャラクターのもつ奥行きや、“願いの力”のもうひとつの側面を見ることができるはずだ。

ディズニーが100年をかけて描き続けてきた魔法。そのすべては心からの強い“願い”から始まった。誰もが持っている“願いの力”にそっと寄り添い、観る者すべての心を熱くする魔法のミュージカル体験がいま、始まる!

『ウィッシュ』
12月15日(金) 全国公開
(C)2023 Disney. All Rights Reserved.