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フラワーカンパニーズ × スキマスイッチ 特別対談! 短期集中連載 その③ フラカン、スキマ、ライブバンドとしての2018年以降の話

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フラワーカンパニーズ×スキマスイッチ Photo:小境勝巳

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Text:谷岡正浩 Photo:小境勝巳

1月14日(火) に豊洲PITで開催されるイベント『フラカンとスキマのデラックス・ドラゴン』の開催を記念して実現した両バンドメンバー全員集合によるスペシャル対談。同じ愛知県出身にして、リスペクトし合う彼らがとことん話す、あんなことこんなこと。

3回目の今回は、『re:Action』以降のフラカンとスキマについて、久しぶりにあった2組の話に花が咲きます。ライブバンドとしてコロナの期間をどう過ごしたのか? そして今年地元の愛知県で開催された「スキマフェス」の話。さらには、今回のイベントをより快適なものにするための秘策などについて話し合います。

フラカン、スキマ、ライブバンドとしての2018年以降の話

――2018年以降で言うと、何か2組の間に交流はあったんですか?

大橋 お会いするのもかなり久しぶりですよね?

グレート そうだね。コロナもあったしね。

鈴木 「JOIN ALIIVE」で会ったのは、あれでもコロナの前か。

――コロナはお互いにライブバンドですので、かなりキツイ時期でしたよね。

常田 そうですね。

グレート 俺らは周りと比べてもわりと早い時期からライブを復活させてたんですけど、スキマも早かったよね。

大橋 そうですね。最初に配信をやったのが、ちょうどコロナが出てきて、ライブをやっていいのかどうなのかっていう時期にちょうどツアー中で、熊本のライブが中止になっちゃったんですよね。それで急遽、何かできないかっていうことで、そこで決めて携帯で配信したんですよ。スタッフのカメラ何台かで。

グレート へー、それはすごいね。

常田 2020年の2月28日。覚えてる。警戒宣言が出たのがその後だったから。それで、その年の秋口には無観客でライブをやって、12月からツアーに出たんですよね。

グレート 特に大きい事務所とかが、もう今年(2020年)はライブ自体をやらないって決めているところが多かったなか、スキマはすごいなって思ったよね。うちらのようなライブハウスクラスでもやってない人たちはいて、そういうときに周りを見たら、スキマがやってて、すげー心強かった。

竹安 当時、ライブハウスのフロアに枡目が書いてあって、×印のところには立っちゃダメで、実際にステージから見るとすごい光景でしたよね。

グレート いつも200人入るところが、フルに入れても40人とか50人とか。でもそれも自治体によって規制が違ったりして、長野のライブハウスなんか、350人入るところに7人しか入れられないって。

竹安 それって、もう(笑)。

大橋 でも、ライブハウスもやらないと潰れちゃいますもんね。

グレート そう。そこが一番心配だったよね。ライブハウスの人たちのことももちろん心配だけど、裏を返せば俺たちの行くところがなくなっちゃうから。だからできるんだったらなんとかやろうっていう気持ちでやってたよね。

常田 動向をずっとチェックしてました。フラワーカンパーニーズはどうしてるのかなって。あの時期の僕らの指針でしたから。

――で、話は今年になるんですけど、スキマスイッチが地元の愛知県で7月に「スキマフェス」を開催しました。

グレート ラインナップ見た瞬間に、俺たちの入る隙間はないなって思いましたよ(笑)。

大橋 いやいや(笑)。自分たちも初めてのことで、そもそも会場の規模とか大風呂敷を広げすぎちゃったなっていうところがあって。もちろん最初にカンパニーズ兄さんにって話にはなったんですよ。

常田 ね。

グレート その話は聞いてて。絶対に出てほしいって言ってくれてるって。

大橋 だから次がいつっていうのはわからないんですけど、絶対に出てほしいです。

常田 ザ・ライターズとしても何かやりたいしね。

鈴木 さっきも撮影のときに話してたんですけど、夏はなかなか状況が読めないっていうのがあるよねと。実際「スキマフェス」の前後の日は39度とかあって、たまたまフェスの2日間だけそんなに気温が上がらなかったからよかったっていう。

グレート そもそも名古屋には野外フェスをやるような大きな会場はないしね。街の規模が大きい割にね。そういうなかで、スキマがあれだけの規模のフェスをやってくれたっていうのは誇らしかった。

――「スキマフェス」は2万人という規模でしたが、椅子が並んでいてビックリしました。でもよく考えたら、さすがに長時間ですから椅子がないとキツイよなと。椅子があることで快適に楽しめる環境になっていて、「フェス=スタンディング」みたいなイメージもあったのですが、それはすごくいいなと思いました。で、ですね。今回の豊洲PITで行われるイベントなんですが、当初スタンディングで考えていたのですが、もしかしたら椅子ありの自由席にした方がそれはそれで快適なのでは?という意見もあって、そのように変更することになったそうです。

常田 安心すると思いますよ、その方が。

グレート 曲によっては立って踊ってもいいわけですしね。

常田 僕らのファンクラブイベントもスタンディングの会場でやるんですけど、2階にある椅子席のエリアから売れていくんですよ。

グレート あとね、冬の方が椅子あった方がいいんですよね。上着とか背もたれにかけられるから。

鈴木 クロークに預けるのに結構並んだりするしね。

グレート 椅子があるんなら行くかって人も、リアルな話、いるでしょうからね。

大橋 僕らを見に行くお客さんにとって、「近くで見たい」よりも「座りたい」の方が勝るでしょう(笑)。

グレート そうそう(笑)。

鈴木 ただのおじさんじゃねーか!って(笑)。あっちはあっちであんまり近くで見られたくないって思ってるかもしれないですから(笑)。

グレート お互いバレちゃうから(笑)。

――では、最後に読者の皆さんへ、メッセージをお願いします。

鈴木 ぜひ楽しみにしてきてください。そう何回もできるものじゃないし、今後、もしかしたらもうないかもしれない。お互いのスケジュールが合わなくて。だから見れるときに見ておいた方がいいですよ(笑)。

大橋 ほんとそうですよね。先輩たちも旅ばっかりしてますし、僕らもツアーばっかやってますし。僕ね、圭介さんと一緒に歌うときっていつもすごい刺激を受けるんですよ。ああ、こういうふうに先輩は戦ってきたんだなって。

鈴木 ははは。

大橋 圭介さんにいつも言われるのは、「お前はいいよな、まだ酒とかやめられるものがあるから。俺はもうやめるものがないんだよ」って。本当に命かけてる感じが一緒に歌ってると伝わってくるんですよ。だから僕自身もすごく楽しみなんですよね。その部分っていうのは確実に伝わると思うので、ぜひ皆さんも楽しみにしてもらえれば。

常田 ザ・ライターズ、初の東京ですから。

グレート 何せこのイベントの最初の告知文に“幻のバンド”って書いてあったから。当の本人たちが何をやったかまったく覚えてないって意味では本当に幻になりつつあるので今のうちに(笑)。

<ライブ情報>
Toyosu PIT 10th ANNIVERSARY Special Live
『フラカンとスキマのデラックス・ドラゴン』supported by エンタメサイト ぴあ

2025年1月14日(火) 東京・豊洲PIT
開場18:00 / 開演19:00
出演:フラワーカンパニーズ / スキマスイッチ

【チケット情報】
全自由席(整理番号順入場)
一般6,900円 (税込)
※未就学児童入場不可
※入場時ドリンク代別途必要

チケット発売中
ぴあ:
https://w.pia.jp/t/deluxedragon/

イープラス:
https://eplus.jp/dx-dragon/

関連リンク

フラワーカンパニーズ 公式サイト:
https://flowercompanyz.com/

スキマスイッチ 公式サイト:
https://www.office-augusta.com/sukimaswitch/

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