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ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 月イチ!“ぴあテン”ランキング 2025年4月公開の「みた」映画ベストテン!

新しい“映画との出会い”がきっとある!
月イチ!“ぴあテン”ランキング
2025年4月公開の「みた」映画ベストテン!

エンタメの出会いと発見を提供する「ぴあアプリ&Web」のランキング企画『月イチ!“ぴあテン”ランキング』! 「ぴあアプリ&Web」でいつも映画のレビューを執筆していただいている「水先案内人」合計27名の皆様に、2025年4月公開の「みた」映画の中から特に良かった作品、好きだった作品、高く評価している作品を投票していただいたベストテンを発表します!

本企画は、毎月中旬頃に発表予定。同じく「水先案内人」の皆様に聞いた「これからみたい」映画ベストテンも、毎月末~翌月初旬に発表します。ふたつのランキングで、映画ツウたちがみた上で高く評価した作品や期待している作品をチェックして、新しい“映画との出会い”をお楽しみください!

【ランキング投票方法】
水先案内人合計27名に2025年4月公開の「みた」映画の中からそれぞれがベスト3までを挙げていただき、1位:5点、2位:3点、3位:2点のポイントを付けたうえで集計したもの。対象は2025年4月1日~4月30日に日本で劇場公開された作品で、映画祭や特集上映での公開作、配信のみの作品、ライブビューイング、ブルーレイ・DVDのみでの発売作品は含みません。

ぴあ水先案内人27人が投票!
2025年4月公開の「みた」映画ベストテンはこちら!

1位

アマチュア

公開日:2025/4/11(金)

20pt

2位

片思い世界

公開日:2025/4/4(金)

16pt

同2位

IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー

公開日:2025/4/26(土)

16pt

4位

プロフェッショナル

公開日:2025/4/11(金)

15pt

5位

アンジェントルメン

公開日:2025/4/4(金)

14pt

7位

終わりの鳥

公開日:2025/4/4(金)

13pt

8位

トレンケ・ラウケン

公開日:2025/4/26(土)

12pt

9位

青春 -帰-

公開日:2025/4/26(土)

11pt

10位

シンシン/SING SING

公開日:2025/4/11(金)

10pt

同10位

ベテラン 凶悪犯罪捜査班

公開日:2025/4/11(金)

10pt

【ランキング総評】
2025年4月に日本で劇場公開された映画は87本。そのうち、ぴあ水先案内人の「みた映画ベスト3」に選ばれた作品は、全部で38本ありました。票がいつもより分散し、ベストテンは僅差で並ぶ結果となっています。

第1位に輝いたのは、20ptを獲得したラミ・マレック主演のスパイアクション『アマチュア』。日本公開初日から3日間で11万1000人を動員し、興行ランキング初登場2位となった作品です。「“ひ弱”な印象の主人公の設定が大きな魅力」(堀晃和)、「個人的な復讐の物語なのに、破天荒なスケール」(中川右介)といった称賛の声があがりました。

第2位は、16ptの同点で『片思い世界』と『IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー』。

『片思い世界』は、脚本・坂元裕二、監督・土井裕泰のコンビが作り出した不思議な、心打つ世界。「広瀬すず、杉咲花、清原果耶の競演に酔いしれた」(イソガイマサト)というコメントに共感する人も多いのでは。

カルト的人気のレオス・カラックス監督作『IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー』は、自身のすべてをさらけだしたエッセイともとれる、上映時間42分の中編。「頭の中をのぞきこむようで面白い」(村山匡一郎)、「年齢を重ねて軽妙な映画を作ったことに、こちらまで幸せな気分になれた」(真魚八重子)など、感性を刺激する一作。

『アマチュア』と『片思い世界』は、2カ月前の「4月公開の“みたい”映画」発表時には、ベストテン外だった作品。大幅なランクアップとなりました。

水先案内人が投票する、2025年4月公開の「これからみたい」映画ベストテンへ

ぴあ水先案内人から寄せられた選出コメント

イソガイマサト
フリーライター

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3
片思い世界
アマチュア
Page30
【選出コメント】
①坂元裕二による数奇な世界、広瀬すず、杉咲花、清原果耶の競演に酔いしれた。②史上最も地味なスパイによる復讐劇が斬新! 凝った殺し方や感情に訴えるラミ・マレックの芝居にも魅せられた。③現実とフィクションの垣根が曖昧になっていく世界で炸裂する、4人の俳優の迫真の芝居が壮絶! 彼女たちのスゴさを目の当たりに。

伊藤さとり
映画パーソナリティー

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3
終わりの鳥
けものがいる
マインクラフト/ザ・ムービー
【選出コメント】
①A24が見つけ出した新しい才能はファンタジックでロマンチックややホラーテイスト。映画の余韻に浸った。②レア・セドゥのミステリアスな演技がマッチした脚本。輪廻転生とSFが融合した新感覚アート映画に脱帽。③ジャック・ブラックとジェイソン・モモア共演に抱腹絶倒。3DCGで表現されたゲームの世界がとにかくシュールでキュート。

植草信和
フリー編集者(元キネマ旬報編集長)

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3
アンジェントルメン
JOIKA 美と狂気のバレリーナ
異端者の家
【選出コメント】
①は第二次世界大戦史とアクション映画の融合を見事に成しとげたガイ・リッチーの手腕に改めて感心させられた。②はどんな逆境に立たされようとも、バレエへの情熱を捨てなかったヒロインの勇気に拍手。③は布教するモルモン教徒(?)の姉妹を全否定するヒュー・グラントの怪演が見事。あのハンサムがこんな不気味なオッサンになってしまうのか!!!

相馬学
フリーライター

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3
ウリリは黒魔術の夢をみた
終わりの鳥
バースデイ・パーティ/天国の暴動
【選出コメント】
①今月は悪夢的な映画ばかり選んだが、もっとも強烈だったのがコレ。モノクロ映像の悪夢が今も脳裏にこびりついている。②死を運ぶ鳥の飛来と聞けば悪夢にも思えるが、むしろ出会いたくなる妙。私的な死生観がかなり揺らいだ。③大好きなバンドのドキュメンタリーにして、狂暴なアートの記録!

中川右介
作家、編集者

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3
ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男
片思い世界
アマチュア
【選出コメント】
①独裁者のそばには演出家がいる。史上最悪のコンビの関係性がよく分かる映画。必見。②主役3人の、いましか出せない透明感がすべて。③個人的な復讐の物語なのに、破天荒なスケール。さすがアメリカ映画。

堀晃和
ライター(元産経新聞)、編集者

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3
アマチュア
HERE 時を越えて
名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)
【選出コメント】
①『ミッション:インポッシブル』など超人的な諜報機関員が活躍する映画の系譜に連なるが、“ひ弱”な印象の主人公設定が大きな魅力だ。身体の劣勢を類まれな知性で補い、困難を乗り越える。そんな存在だからこそ深く感情移入し、こんなにもワクワクできるのだろう。②名監督ロバート・ゼメキスの偉大な経歴に新たな名声を刻む1作。1点に固定されたカメラが描き出す「家族の歴史」が胸を打つ。③よく練られた物語の構成、魅力的なキャラクターの数々。28作目になるが、大ヒットシリーズの理由がよくわかる。文句なしにおもしろい。

真魚八重子
映画評論家

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3
IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー
#真相をお話しします
ミステリアス・スキン
【選出コメント】
①はカラックスが年齢を重ねて軽妙な映画を作ったことに、こちらまで幸せな気分になれたので。楽しい作品。②はネットと現代人の関わりに根差す問題提起をしている。わたしたちはネットを使うには未熟すぎるのではないかと思わせられる。③はトラウマの表れ方が様々に痛々しく、加害者の罪の重さを改めて認識させられた。

村山匡一郎
映画評論家

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3
青春 -帰-
IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー
トレンケ・ラウケン
【選出コメント】
①『青春』3部作の完結編。第2部『-苦-』まで縫製工場で働く若者たちが故郷に帰省。地域格差が知れて興味深い。3部作を通して見るべき傑作。②レオス・カラックス監督の記憶や妄想など頭の中をのぞきこむようで面白い。③失踪した女性を探し回る迷路のような幻惑的な物語。その手がかりに何とコロンタイの伝記が登場!

よしひろまさみち
映画系ライター

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3
ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今
アマチュア
シンシン/SING SING
【選出コメント】
①サイテーで最高。この副題考えた人、偉い。中年以上の恋はキラキラしてないことをきちんと描いていることに感嘆。②21世紀の今、リメイクされる理由があると感じさせた脚本。『MR.ROBOT』を彷彿とさせるところもあり、ラミさん適役。③観た人は確実に高評価をしているのに、めちゃくちゃ宣伝展開が小さく、広がりが少なかったのが残念。

その他の皆さんの投票は?

相田冬二
Bleu et Rose/映画批評家

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

訪問、あるいは記憶、そして告白〈4K修復版〉
けものがいる
花まんま

池上彰
ジャーナリスト

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

1980 僕たちの光州事件
プロフェッショナル
アンジェントルメン

恩田泰子
映画記者(讀賣新聞)

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

トレンケ・ラウケン
青春 -帰-
今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

笠井信輔
フリーアナウンサー

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

片思い世界
ハッピー☆エンド
花まんま

春日太一
映画史・時代劇研究家

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

プロフェッショナル
サイレントナイト
アンジェントルメン

坂口英明
編集者(ぴあ)

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
花まんま
ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今

佐々木俊尚
フリージャーナリスト、作家

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

陽が落ちる
Page30
ウリリは黒魔術の夢をみた

高崎俊夫
フリー編集者、映画評論家

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

トレンケ・ラウケン
片思い世界
今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

高松啓二
イラストレーター

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今
アンジェントルメン
プロフェッショナル

立川直樹
プロデューサー、ディレクター

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー
ボサノヴァ~撃たれたピアニスト
ピンク・フロイド・アット・ポンペイ〈4Kデジタルリマスター版〉

中谷祐介
編集者(ぴあ)

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

カップルズ〈4Kレストア版〉
IT'S NOT ME イッツ・ノット・ミー
アマチュア

夏目深雪
著述・編集業

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

ベテラン 凶悪犯罪捜査班
メイデン
けものがいる

平辻哲也
映画ジャーナリスト

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

ベテラン 凶悪犯罪捜査班
シンシン/SING SING
ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今

細谷美香
映画ライター

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

終わりの鳥
来し方 行く末
104歳、哲代さんのひとり暮らし

水上賢治
映画ライター

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

来し方 行く末
青春 -帰-
カップルズ〈4Kレストア版〉

村山章
映画ライター

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

ゴーストキラー
RRR:ビハインド&ビヨンド
アマチュア

渡辺祥子
映画評論家

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

シンシン/SING SING
アマチュア
アンジェントルメン

渡辺麻紀
映画ライター

2025年4月公開の「みた」映画ベスト3

プロフェッショナル
HERE 時を越えて
異端者の家

水先案内人が投票する、2025年3月公開の「みた」映画ベストテン へ

水先案内人が投票する、2025年5月公開の「これからみたい」映画ベストテン へ