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ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 月イチ!“ぴあテン”ランキング  2026年1月公開の「これからみたい」映画ベストテン!

新しい“映画との出会い”がきっとある!
月イチ!“ぴあテン”ランキング
2026年1月公開の「これからみたい」映画ベストテン!

エンタメの出会いと発見を提供する「ぴあアプリ&Web」のランキング企画『月イチ!“ぴあテン”ランキング』! 「ぴあアプリ&Web」でいつも映画のレビューを執筆していただいている「水先案内人」合計26名の皆様に、2026年1月に公開予定の映画の中から「これからみたい」作品、期待している作品、気になっている作品を投票していただいたベストテンを発表します!

本企画は、毎月末~翌月初旬頃に発表。同じく「水先案内人」の皆様に聞いた「みた」映画ベストテンも毎月発表しています。ふたつのランキングで、映画ツウたちがみた上で高く評価した作品や期待している作品をチェックして、新しい“映画との出会い”をお楽しみください!

【ベストテンとは】
水先案内人合計26名に2026年1月公開予定の映画の中から「みたい」作品をそれぞれベスト3まで挙げていただき、1位:5点、2位:3点、3位:2点のポイントを付けたうえで集計したもの。対象は2026年1月1日~1月31日に日本で劇場公開される予定の作品(※2025年12月中旬時点調べ)で、映画祭での公開作、配信のみの作品、ライブビューイング、ブルーレイ・DVDのみでの発売作品は含みません。

水先案内人が投票する、2025年11月公開の「みた」映画ベストテン へ

水先案内人が投票する、2025年12月公開の「これからみたい」映画ベストテン へ

2026年1月公開の「これからみたい」映画ベストテンはこちら!

1位

ランニング・マン

公開日:2026/1/30(金)

28pt

2位

恋愛裁判

公開日:2026/1/23(金)

26pt

3位

喝采

公開日:2026/1/9(金)

18pt

4位

安楽死特区

公開日:2026/1/23(金)

17pt

5位

ウォーフェア 戦地最前線

公開日:2026/1/16(金)

15pt

6位

MERCY/マーシー AI裁判

公開日:2026/1/23(金)

14pt

7位

ワーキングマン

公開日:2026/1/2(金)

11pt

8位

旅の終わりのたからもの

公開日:2026/1/16(金)

10pt

同8位

モディリアーニ!

公開日:2026/1/16(金)

10pt

同8位

黒の牛

公開日:2026/1/23(金)

10pt

同8位

役者になったスパイ

公開日:2026/1/23(金)

10pt

【ベストテン総評】
2026年1月公開の「これからみたい」映画ベストテンは、飛びぬけた話題作の公開がない中、水先案内人たちの、まさに目利きで選ばれた作品が並ぶ、という結果となりました。

第1位に輝いたのは、エドガー・ライト監督の『ランニング・マン』! スティーヴン・キングが別名義で書いた伝説的な“デスゲーム”小説を、グレン・パウエル主演で映画化。逃げ切れれば大金、捕まれば即死! 究極の30日間が描かれます。同原作のシュワルツェネッガー主演『バトルランナー』が、1987年に公開され大ヒットしていますが、本作では、より激しい心理戦が映し出されているそう。渡辺麻紀さんは「『バトルランナー』がライト監督の手でどう変わっているのか興味津々!」とコメントを寄せてくださっています。確かに『ベイビー・ドライバー』の監督なら大期待!

2位は、アイドルグループの恋愛禁止ルールをテーマにした『恋愛裁判』。『淵に立つ』など、国際映画祭でも評価の高い深田晃司監督が、得意とするミニシアター系映画ではなく、東宝配給のメジャー作品に挑戦。恋愛禁止令を破ったことで裁判にかけられたアイドルの葛藤を、元・日向坂46の齊藤京子が熱演し、カンヌ国際映画祭「カンヌ・プレミア」部門にも正式出品されました。

そして、3位に入ったのはアメリカ映画『喝采』。 ジェシカ・ラング扮するブロードウェイの大ベテラン女優が、最期になるかもしれない舞台に全てを賭けるドラマ。「『キングコング』(1976)で映画デビュー、いまや本物の大女優になっている彼女が演じる『桜の園』が楽しみ。」と、渡辺祥子さんから期待の声が届いています。

4位以降も、「作品名」をクリックして作品紹介を読んでもらえれば、なるほどと合点がいく作品ばかり。どうぞ新しい出会いをお楽しみください。

ぴあ水先案内人から寄せられた選出コメント

相田冬二
Bleu et Rose/映画批評家

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3
愛がきこえる
ランニング・マン
架空の犬と嘘をつく猫
【選出コメント】
①子役リー・ルオアンの頭の上に聖なる冠が見える。予告だけで「この娘が見たい」と思った。映画自体はショーン・ペン『アイ・アム・サム』でしかないだろうが。②曲芸ではなく名人芸を見せてほしい。ハリウッドは大きな曲がり角に立っている。これが上手くいかないと相当厳しいことになる。③難しい題材に挑む心意気やよし。

池上彰
ジャーナリスト

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3
MERCY/マーシー AI裁判
役者になったスパイ
旅の終わりのたからもの
【選出コメント】
①はAIによって裁判が行われるという近未来の話だが、感情に左右される人間の裁判官よりも公平な裁判が行われるかもしれないと思うと、ちょっと背筋が寒くなる。②は冷戦時代のスイスを舞台にしたスパイものだが、冷戦時代がどんな時代だったかを私たちに教えてくれるのではないかと期待。③はホロコーストのトラウマがいまも続くユダヤ人親子の物語。親子の感情がどう描かれるか。

坂口英明
編集者(ぴあ)

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3
安楽死特区
恋愛裁判
ダウントン・アビー/グランドフィナーレ
【選出コメント】
①安楽死法案が可決された近未来の日本が舞台。ご自身も70半ばを越えた高橋伴明監督がどんな切り口でこの題材を描くかに注目。②これまでインディーズ系の作品が多かった深田晃司監督が東宝映画に挑戦! ③シリーズ開始から15年のヒット作がついにフィナーレ。まだ公開まで時間がある。しっかり配信で過去作などを観てのぞみたい。

佐々木俊尚
フリージャーナリスト、作家

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3
旅の終わりのたからもの
モディリアーニ!
役者になったスパイ
【選出コメント】
①はホロコーストの記憶という重いテーマをベースに、父と娘の葛藤という普遍的なテーマをどう描き出すのかが気になる。②はジョニー・デップが30年ぶりに監督をつとめているということで、それは観なければ。③“冷戦下のスイス”というあまり馴染みのない舞台、それに芝居とスパイの交差点という珍しいシチュエーションが気になる。

高崎俊夫
フリー編集者、映画評論家

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3
愛のごとく
喝采
恋愛裁判
【選出コメント】
①は60年前、不慮の事故で夭折した山川方夫の遺作の映画化だが、『目的をもたない意志 山川方夫エッセイ・コレクション』(ちくま文庫)の編者としては大いに気になる。たしか荒井晴彦が自己の文学の原点として『愛のごとく』を挙げていたはずだ。山川は卓抜な批評家でもあり、『情事』のアントニオーニの観念性を批判した一文は有名だが、しかしその生硬なまでの自意識の劇こそが山川方夫の作品の魅力でもあったのだ。

高松啓二
イラストレーター

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3
ウォーフェア 戦地最前線
MERCY/マーシー AI裁判
モディリアーニ!
【選出コメント】
①『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は耳をつんざく銃撃音でものすごい臨場感があった。今度は全編戦場でくりひろげられる。戦争映画が変わるかも? ②無罪か死刑か90分で決まる。クールなレベッカ・ファーガソンのAI裁判官が楽しみ! ③モディリアーニが描いた『ポール・ギヨームの肖像』はジョニー・デップにそっくり。デップは本作では監督を担当、画家モディリアーニをどう映像化したか?

平辻哲也
映画ジャーナリスト

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3
恋愛裁判
安楽死特区
モディリアーニ!
【選出コメント】
①は、深田晃司監督と初主演・齊藤京子が挑む異色の法廷劇。アイドルの恋愛禁止ルールを巡る裁判の行方は? ②は、平穏死をテーマにした『痛くない死に方』の高橋伴明監督が安楽死合法化後の日本を描く。命の選択と尊厳がどう映し出されるのか。③は、ジョニー・デップが30年ぶりに監督をつとめる話題作。天才画家の激動の3日間を目撃したい。

渡辺祥子
映画評論家

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3
喝采
旅の終わりのたからもの
アウトローズ
【選出コメント】
ジェシカ・ラングが舞台の大女優を演じるのが①。『キングコング』(1976)で映画デビュー、いまや本物の大女優になっている彼女が演じる『桜の園』が楽しみ。ポーランドを旅するホロコーストを生き抜いた父とNYっ子の娘の組み合わせが面白そうな②。③は最近さっぱりお目にかかれないサスペンス+アクションらしいのでぜひ観たい。

渡辺麻紀
映画ライター

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3
ロストランズ 闇を狩る者
ワーキングマン
ランニング・マン
【選出コメント】
ブレない監督ポール・W・S・アンダーソンの①と、ブレない役者ジェイソン・ステイサムの②を元旦から観られる幸せ。2026年はいい年になるのかもと思わせてくれる絶対的な安定感がある。③はシュワの『バトルランナー』がライト監督の手でどう変わっているのか興味津々!

その他の皆さんの投票は?

イソガイマサト
フリーライター

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

黒の牛
とれ!
安楽死特区

伊藤さとり
映画パーソナリティー

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

ランニング・マン
ウォーフェア 戦地最前線
コート・スティーリング

植草信和
フリー編集者(元キネマ旬報編集長)

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

喝采
ワーキングマン
ウォーフェア 戦地最前線

恩田泰子
映画記者(讀賣新聞)

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

オリビアと雲
おくびょう鳥が歌うほうへ
黒の牛

笠井信輔
フリーアナウンサー

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

安楽死特区
恋愛裁判
架空の犬と嘘をつく猫

春日太一
映画史・時代劇研究家

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

ワーキングマン
ランニング・マン
アウトローズ

相馬学
フリーライター

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

ランニング・マン
28年後... 白骨の神殿
グッドワン

立川直樹
プロデューサー、ディレクター

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

喝采
モディリアーニ!
SEBASTIAN セバスチャン

中川右介
作家、編集者

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

役者になったスパイ
MERCY/マーシー AI裁判
恋愛裁判

中谷祐介
編集者(ぴあ)

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

ダウントン・アビー/グランドフィナーレ
恋愛裁判
マーズ・エクスプレス

夏目深雪
著述・編集業

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス
WAR/バトル・オブ・フェイト
安楽死特区

細谷美香
映画ライター

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

恋愛裁判
CROSSING 心の交差点
インランド・エンパイア 4K

堀晃和
ライター(元産経新聞)、編集者

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

五十年目の俺たちの旅
迷宮のしおり
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女

真魚八重子
映画評論家

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

ランニング・マン
アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし
おくびょう鳥が歌うほうへ

水上賢治
映画ライター

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

ウォーフェア 戦地最前線
恋愛裁判
オリビアと雲

村山匡一郎
映画評論家

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

マライコッタイ・ヴァーリバン
黒の牛
オリビアと雲

よしひろまさみち
映画系ライター

2026年1月公開の「みたい」映画ベスト3

ランニング・マン
MERCY/マーシー AI裁判
28年後... 白骨の神殿

水先案内人が投票する、2025年11月公開の「みた」映画ベストテン へ

水先案内人が投票する、2025年12月公開の「これからみたい」映画ベストテン へ